【自己表現とは?】自分を表現するのが苦手な人の特徴&原因|表現力の高め方も紹介!
なぜ自分の気持ちを伝えるのが苦手なのか?表現力が乏しい原因とは
ここからは、どうして自分の思いをそのまま出すことができないのか、その原因について探っていきます。
自己表現がしづらくなったのには、子供の頃からの経験や生まれ持った性格が大きく影響しているといった見方が一般的です。
具体的に自己表現の方法を妨げる原因を5つご紹介します。
原因1. 大人になっても過去の失敗経験を引きずっている
自分が一度失敗してしまったことをまたやってしまうのではないかという不安を人はよく感じてしまいます。子供の頃の出来事でも仕事のミスや恋愛でも、失敗してしまったことをまた繰り返してしまったらと必要以上に心配してしまいがちです。
もう一度チャレンジするより何もしなくて失敗しないほうが安全なので、自己表現を自然に控えるようになってしまうのでしょう。
原因2. 他者からの目を気にしてしまう
自己表現に苦手意識のある人は、自分がやりたいようにした時に、他者がどういう視線で見ているのか、下手に自己表現して否定や批判されたりしたらどうしようかと思い悩んでしまいます。
他人は本当はどう思っているのかわかりませんし、適当なことを言っているだけという場合も少なくありませんが、仕事や恋愛でもネックになることがよくあります。
どんなに他者が色々な意見を言ったところで、最後は自分でやるかどうか決めて責任を取らなければいけないのですが、それでもちょっと意見されるだけでも気持ちが縮こまってしまうのです。
原因3. 他の人と違うことへの恐怖心
「出る杭は打たれる」という感覚を自然に覚えてしまって、他人より目立つと叩かれるかもしれないという心配が先に立ってしまいます。周りと同じ人間と思われている方が、生き方としては楽なので自己表現の方法を選ぶのを避けてしまいます。
だから、他の人と違った言動というのは、自分が責任を負い、十分な自信を持って前に進まなければならなくなるので、自己表現をしなくなってしまいます。
原因4. 両親からの教育
小さい頃から、親が厳しく逆らってはいけないような環境で育つと、ちょっとした自分の意見も怖くて出せなくなります。何を言っても親に受け入れてもらえなかったり、全ての言動を否定されてしまうような出来事が続いたり。
いびつな家庭教育によって、自己表現がしたいのに自分を思うように出せない人間になってしまうケースがときどき見られるのも珍しくありません。