自己嫌悪に陥る人の心理や特徴とは?自分にストレスを感じる原因&立ち直る方法を解説
自己嫌悪は悪いことだけではない?捉え方によってはプラスともいえる理由
実は、自己嫌悪に陥ることは、完全にダメなことともいえません。
よく悩んでしまうということは、それだけしっかりと自分のことを考えている証拠でもあります。
ここでは、自己嫌悪がプラスとも言える理由を3つご紹介します。
理由1. 自己嫌悪に陥るのは、自分にもっと頑張って欲しいと思っている証拠だから
自己嫌悪に陥りやすい人は、理想が高い傾向にあるという共通点があります。
自分が情けなく感じているということは、自分ならもっとできるという気持ちの現れでもあるでしょう。
向上心が強く、なりたい自分に対しての思いが強いことは悪いことではなく、夢を叶えるための大切な能力なので、悲観しすぎる必要はないでしょう。
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理由2. 理想と現実のギャップに苦しむのは、なりたい自分像を描けている証拠だから
漠然とした夢や目標しか持っていない人は、失敗したとしても、悔しい気持ちや辛い気持ちになりにくいもの。
しっかりと具体的に理想を描けているのは好ましい状況といえ、あとはもう少し努力するだけで叶う可能性も高いです。
「どうすれば理想の自分になれるのか」をよく考え、工夫と改善を繰り返していくことが重要。
理由3. 克服すればセルフコントロールが習得できるため
自己嫌悪に陥る状況は、ポジティブに捉えると精神状態をコントロールする能力を身につけるチャンスともいえます。
辛い状況の中で、その嫌な気持ちだけを消し去ることができれば、セルフコントロールが上手くなった証拠です。
さらなる成長のきっかけを獲得しているということは、悩みがちな人の有利な点の一つになります。
自己嫌悪に陥るのを克服して立ち直る方法
自己嫌悪に陥ることは、良いことでもあり悪いところでもあります。でもそんなことより、とにかく悩んでいる今が只々辛いという人もいるでしょう。
ここでは、そんな人におすすめの自己嫌悪を克服して立ち直る方法を8つご紹介します。
立ち直り方1. 自己愛を高めて、等身大の自分を受け入れてあげる
頑張ったのに結果が出ないからといって、完全に自分を全否定してしまうと、傷付いて再挑戦できなくなる危険性があります。
まずは自分のことを自分で大事にして、等身大の自分を受け入れてみましょう。
よくない結果の中にも、良いところや褒められるところがあるはずなので、そこに注目することで気が楽になることも多いです。
立ち直り方2. 周囲と自分を比較する癖をやめる
他人やライバルは、いくら状況が似ているように思えても、能力も違えば才能も違います。
そんな他人を基準にすると自分の努力もボヤけてしまうので、今の自分と過去の自分を比較する癖をつけましょう。
できなかったことが、少しはできるようになっていた、ということに気がつけて、達成感を感じて立ち直りやすくなります。
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立ち直り方3. 何事も完璧を追い求めすぎないようにする
あまり完璧を思い止めすぎると、精神をすり減らすだけになってしまう可能性もあります。
目標に対して80点〜90点取れればOKだと、あらかじめ決めておくといいでしょう。
多少心にゆとりをもって、妥協すべきところは妥協できるようになると、完璧を追い求める辛さから解放されて、前向きに物事に取り組めます。
立ち直り方4. 小さな成功体験を重ねて、自己肯定感をアップさせる
仕事や恋愛において、高すぎる目標はもちろん、「少し頑張ればできるかもしれない」というレベルの目標は立てないようにしましょう。
まずは確実にクリアできるレベルのものにして、目標を達成した数を増やすことが優れた対処法になります。
繰り返しているうちに、自己肯定感が少しずつ上がっていくということを実感できるでしょう。
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立ち直り方5. 失敗は後悔せず、反省に変えて次への糧にする
失敗やミスは、どれだけ後悔しても、自分を責めても、決して変えられるものではありません。
それらを生かすには、また新しいチャレンジをして成功させることだけだということを、強く認識しましょう。
しっかりと反省して改善した後は、ミスや失敗をすっぱり忘れて、なるべく早く次のチャレンジに向かうことが大切です。
立ち直り方6. 気心をしれた友達と遊ぶなどして、気分転換をする
自己嫌悪に陥るあまり、ストレスが溜まってきてどうしようもないのであれば、完全に忘れる時間をつくりましょう。
仲のいい友達と遊んだり、体を動かしたりして、思い切って現実逃避するというのも効果的な対処法です。
気分を変えれば、ストレスが解消されて、また一から新しい挑戦を始められる気持ちが湧いてきます。
立ち直り方7. ありのままの自分を受け入れてくれるコミュニティーを作る
優秀な人たちに囲まれている職場などであれば、周りに合わせようとすることで、ますます劣等感を強く感じてしまう可能性があります。
そのため、ありのままの自分をさらけ出せるようなコミュニティーを、自分で意識して作ってみるのもおすすめの対処法。
いつも等身大でいられる場所であれば、自己嫌悪に陥らなくて済みます。
立ち直り方8. 何も考えずにゆっくり寝て心身共にリフレッシュしてみる
趣味や友人と遊ぶことで、ストレス解消することが難しい場合は、とにかく体を休めてみるのも手です。
ゆっくりと睡眠をとることは、誰にでもできる解消方法ですが、心も体も休まるのでおすすめ。
考えすぎている時は、腰や肩が凝っていたりして知らず知らずのうちに体も疲れていることも多いので、いいリフレッシュになるでしょう。
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自己嫌悪に陥った時に避けて欲しいNG行動
いくら自己嫌悪が辛いからといって、ムシャクシャした気持ちに任せてやってしまうと逆効果になってしまうことも。
ここでは、ストレスが溜まった人がやってしまいがちだけれど、長期的にみると逆効果なNG行動を2つご紹介します。
NG行動1. ストレス発散のために暴飲暴食に走ってしまう
好きなものを食べたりして幸せを感じることは、優れた現実逃避の方法です。
ただし、そこに甘えて、体に負担が残ってしまうほど、暴飲暴食をすることは健康によくありません。
それが癖になってしまうと命に関わる病気になってしまう可能性もあるため、飲み食いはほどほどにしておき、暴飲暴食は絶対に避けましょう。
NG行動2. 現実逃避しようとお酒に溺れてしまう
適量であればいいものの、行き過ぎるとよくないという点ではお酒も同じ。
寝る前にお酒を飲むような習慣がついてしまうと、お酒がないと眠れなくなるように感じてしまうため、気をつけておきましょう。
アルコールには中毒性があるため、一旦そうなると自分の努力だけではなかなか直すことができないので注意が必要です。
自己嫌悪の直し方を学んで、自分で自分を認めてあげましょう。
自己嫌悪に陥ってしまう人の特徴や、おすすめの対処法をご紹介しました。一旦自己嫌悪に入ると、抜け出せなくなって、辛い時間が続くものです。
しかし、自分に対して真剣になれている証拠でもあるので、しっかりとそれを褒めてあげられれば、いつか自己肯定感もアップしてくるでしょう。
自己嫌悪から抜け出し、仕事に恋愛に大いに人生を楽しんでくださいね。
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