影響されやすい人の心理や”12の特徴”。周りに流されない方法も解説!

HaRuKa 2024.05.06
影響されやすい人の特徴を知りたい人へ。本記事では、影響されやすい人の性格や行動の共通点から、周りに流されない方法まで解説します。

影響されやすい人の心理|周りに流されてしまう理由とは?

影響されやすい人の心理

「人に影響されやすいのは、どんな考え方が原因なんだろう?」

「なぜか他人に影響を受けて振舞わされてしまう。」

周りから「〇〇さんは周囲にすぐ流される」と指摘されると、「何が理由で影響されやすいのだろうか?」と疑問を感じる方も多いでしょう。

いったいどんなことが性格に影響して周りに流されやすくなってしまうのでしょうか。

ここからは、影響されやすい人の心理に付いて解説していきます。


心理1. 人からどう見られているか気になってしまう

影響されやすい人は、周りの目を強く意識しすぎてしまう傾向が見られます。

相手が自分をどのように見ているのか、常に考えてしまい、できるだけ自分を良く見せたいという気持ちが強くなりすぎてしまうのです。

そのため、相手に嫌われないようにしようとして影響を受けてしまうことが増えるのでしょう。


心理2. 面倒なことは避けたい

「他人とぶつかり合うことをできるだけ避けたい」と考えていることが理由になるケースもあります。

自分の意見を主張し貫き通すことには大変な労力が掛かります。

周りにできるだけあわせることで、平穏に過ごしたいのでしょう。

自分で物事を選択することを面倒だと感じたり、「他人とぶつかり合うストレスを極力無くしたい」という思いから、周りに流されやすくなってしまうのです。


心理3. 安心したい

みんなと同じであるということは仲間意識を芽生えさせてくれます。

周囲に合わせれば、浮いてしまう恐れもなく「自分の考えがあっているんだろうか?」と悩むこともありません。

誰かと同じ考えや同じことをしていれば、自分は間違っていないという安心感が得られるから、周囲に追随するようになるのでしょう。


心理4. 人から好かれたい

自分の所属している集団への帰属意識が強いことが影響しています。

「仲間外れになりたくない」という思いから、周囲の望む人物像に近づこうとする傾向が強いのです。

自分の意見を押し出して、集団を追い出されることを恐れ、周囲の人間と同化するようになるので、人に流されやすくなっていきます。


心理5. 自分に自信がない

自信が持てないと、他人の意見が完璧で素晴らしいもののように見えてしまうことがあります。

多くの人が賛同する意見を目の当たりにすると、ちょっと自分の意見と違うと思っても、自分の判断に確信を持てず周囲の意見に従ってしまうのです。

自分の意見を貫き通した結果、それが間違いだったら大きな失敗になってしまいます。

できるだけ失敗するリスクを減らそうとして、自分では判断せず、周囲に全てを委ねようとするのでしょう。


心理6. 単純に良いと思っている

他人の意見や考えに触れて、純粋にそれが良いものだと感じているだけなのかもしれません。

素直な性格なので、いつも自分なりに考えを持っていても、周囲の人の考えに接した時に、自分のものよりも素晴らしく感じるのでしょう。

良いものを目の当たりにして、つい真似したくなって、影響されるのです。


影響されやすい人の特徴|性格や行動から自己診断してみよう!

「影響されやすいかどうかってどこでわかるの?」

「ひょっとして私って周囲に流されることが多いかも…。」

影響されやすい人のことってなんとなくしか分からず、具体的な特徴をはっきりとは知らないという方も多いでしょう。

ここからは、誰でも流されやすい人かどうかを簡単に診断できるように、影響されやすい人の特徴を解説します。

どんな人が影響されやすい人に当てはまるのか、しっかり把握して自分を診断してみましょう。


特徴1. 吸収力が高い

人のいいところを見たら、すぐに取り入れて自分を成長に繋げたいと思うことってありますよね。

自分が普段やっている仕事を、後輩が自分より効率の良い方法でやっているのを見て、すぐ同じやり方を取り入れたなんてことはありませんか。

自分のやり方や考えにこだわりを持ち過ぎていないから、後輩がやっているものであっても、良いものがあれば素直に取り入れられるのです。

吸収力が高く、感化されたものをしっかり再現できるがゆえに、他人の目からは影響されやすいと取られてしまうのでしょう。


特徴2. 他人の気持ちを考えられる

友人や同僚と一緒にいる時、自分が何か発言したり行動したりする前に「もし自分が相手の立場だったら」と先に想像することはありませんか。

「◯◯さんをご飯に誘いたいけど、ダイエットしているっていってたから、誘ったら迷惑かけるかな。」

「仕事でミスをした〇〇さんに注意しないといけないけど、〇〇さんは繊細だからみんなの前で注意すると傷つけてしまうかな。」

このように、相手の性格や状況を踏まえて、相手に合わせた対応をした経験がきっとあるはず。

相手の考えに応じた行動をとっていることが、相手に依存しているように感じられてしまうから、流されているように見えるのです。


特徴3. 頭が柔らかい

自分の考えややり方に対して、上司や同僚などから、意見されることもあるのではないでしょうか。

自分ではAのやり方が良いと思っていたけど、上司に、

「AよりBの方が効率良いよ。」

と言われたら、一旦意見を受け入れてBを実践し、いいところあれば取り入れるような柔軟性をもっています。

他人の意見に対して先入観を持たず、自分の考えにこだわりを強く持ちすぎないのでしょう。

どんな相手の意見にでも柔軟に対処できるようなら、あなたは影響されやすい人と言えます。


特徴4. 理解力が高い

好奇心旺盛で、どんなことにも興味を持つタイプではないでしょうか。

  • スノボをはじめたばかりなのに、少しコツを教わるだけで、滑れるようになった。
  • 初めてやった仕事でも、すぐに経験者と同じくらいの速度でこなせるようになった。

といったように、興味をもつことはインプットしやすいもの。

色々なものに常にアンテナを張り巡らせているから、どんなことでも周りの人より早く理解でき、すぐに身に着けられるのです。

飲み込みが早く色んな事を身に着ける姿勢が、人からは影響されやすいと捉えられてしまうのでしょう。


特徴5. 自分を変化させられる

これまでの自分や今の自分に、強いこだわりがないという方もいらっしゃるでしょう。

今までモード系の服を着ていたけど、友達に、

「〇〇さんはストリート系の方が似合いそう」

と言われたら翌日から、ストリート系の服ばかり着るようになったなんてことはありませんか。

今までの自分とは異なる意見を人に言われても、素直に聞き入れられるから、躊躇なく自分を変化させられるのです。

変化することに前向きな姿勢でいるあなたは、影響されやすい人と言えるでしょう。


特徴6. 感受性が豊かである

みんなで娯楽を楽しんでいる時、自分の感情の振れ幅が人より大きいと思った事はありませんか。

  • 友達と一緒に映画を見に行くと、いつも一番初めに泣いてしまう。
  • お笑い番組で誰も笑ってないところで、一人だけ笑ってしまう。

このように、感情移入しやすいので、他人の感性にも感化されやすいのです。

誰かと話している時もその人の考えに同化しやすいから、心理的に影響されてしまうと考えられます。


特徴7. 環境に馴染みやすい

人生の中で環境が大きく変わることが何度かあると思います。

  • 転職しても、すぐに新しい職場に溶け込める。
  • 知り合ったばかりの人から「昔からの友達みたい」とよく言われる。
  • 転校先の学校で、転校してすぐにクラスの中心メンバーになっている。

このように周囲の雰囲気を察知する能力が高いから、自然と新しい環境に馴染めるのでしょう。

環境に上手く対応する過程で、自然と周囲の影響を色濃く受けてしまうのです。


特徴8. 人の顔色を窺ってしまう

ひょっとしたらあなたは自分に自信がないのではありませんか。

  • 軽い質問でも、一番初めに聞かれると周囲の意見がわからなくて困ってしまう。
  • 会議で自分の本心と違う結論になろうとしても、全体の意見を尊重して反対意見を言わない。
  • 恋愛中は恋人に嫌われたくない一心で、彼氏彼女の言うことを全て肯定する。

このように、人の顔色を常にうかがって周りに合わせようとするのです。

自分の考えをしっかり押し出せないあなたは、影響を受けやすい人と言えますよ。


特徴9. 流行に敏感でオシャレ

学校や会社で、知り合いに「〇〇さんっていつ見てもセンスがいいよね」と褒められることが多い人もいるはず。

  • ファッション誌等で情報収集し、最先端の流行を把握している。
  • 服装に人一倍気を遣っており、いつも流行のスタイルの服を着ている。

このようにおしゃれをするのは、周りからどう見られているのかを常に意識しており、できるだけ印象をよくしたいと思っているからです。

自分の趣味と多少異なっているものでも、流行りに影響されて着てしまうため、トレンドに流されやすい人と思われてしまうのでしょう。


特徴10. サービス精神が豊富

影響されやすい人には、誰かの喜ぶ顔を見るのが好きという人も多いもの。

  • 急に同僚から無茶ぶりされても、拒否しないで頑張って対応する。
  • 不慣れな新入社員に優しく声をかけて、職場に馴染めるように手助けしてあげる。

など、「和を乱したくない」という思いが強いから、相手の求めに応じて場を盛り上げてしまうのでしょう。

自分のことより他人のことを優先しすぎるから、人に影響されてしまうのです。


特徴11. いつも誰かと行動している

一人でやると不安なことでも、誰かとやることで安心できることって結構ありますよね。

  • トイレに行くタイミングをいつも友達に合わせる。
  • 恋愛中は常に恋人と一緒にいる。
  • 自分の趣味に合わないことでも、友達に誘われると断れない。

のように、周囲の人に合わせた行動をとることで、安心したいのでしょう。

周囲に合わせた行動をいつもとっているので、一緒にいる人に影響されていると思われてしまうのです。


特徴12. 断ることができない

「できるだけ周りの人の気分を害さないようにしたい。」との思いを持っていませんか。

  • 上司からやりたくない仕事を頼まれると、嫌々ながらも引き受けてしまう。
  • ゆっくり家にいたいと思っていても、友達から遊びに誘われると付き合ってしまう。
  • 好きでもない相手から告白されても、断れず恋愛関係になってしまう。

「断ることで相手に嫌われてしまうのでは?」と恐れているので、人からの誘いを断れないのです。

嫌われない為に相手の意に沿った行動とってしまい、いつの間にか影響を受けてしまうのですね。


影響されやすい人のメリット&デメリット|仕事や恋愛への影響は?

これまで影響されやすい人に付いて触れましたが、自分に当てはまっていると思った人もいるはず。

影響されやすい人には良い面も悪い面もあります

ここからは、メリット、デメリットそれぞれについて詳しく解説していきます。


影響されやすい人のメリット|長所や強みになることも!

影響されやすい人のどんなところが長所になるのか、具体的にはわからないという方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、ここからは、影響されやすい人の強みとなるメリットについて紹介していきます。

しっかり把握して、長所をもっと伸ばしていきましょう。


メリット1. 柔軟に意見を取り入れることができる

他人から意見をされると、自分を否定されているように思ってストレスを感じ、中々受け入れられない方も多いもの。

しかし、影響されやすい人は、他人から意見されたことでも素直に受け止められるので、良いと思ったら躊躇なく取り入れることができるのです。

今までの自分のやり方や意見に変なプライドを持っていないので、周囲の人の良いところをすぐに吸収できます。

その強みのおかげで、無駄な時間や、労力をかけず最短距離で成長できるのです。


メリット2. 行動を変えることができる

影響を受けやすい人の頭には、多くの人の考えや行動がインプットされています。

そのおかげで、状況に応じて「こういう時は〇〇さんの考えが参考になるからマネしてみよう」と、色々な行動がとれるようになるのです。

様々な人から影響をうけたからこそ、臨機応変の対応が可能になり、幅広いチュエーションに対応できるのですね。


メリット3. 思い込みが少なくなる

自分の考えに凝り固まっていると、思い込みをしてしまうものです。

そんな中、影響されやすい人は、色んな人の意見を取り入れられる柔軟性を持っているので、思い込みをほとんどしません。

自分の意見や考えを他人の意見と照らし合わせて磨き上げられるから、客観的な視線を持てて、一人よがりの考えにならないのでしょう。


影響されやすい人のデメリット|マイナスな印象になることも!

自分が影響されやすい人だと分かると、人にマイナスな印象をもたれてしまうかもしれないと不安になってしまいますよね。

ここからは、影響されやすい人の持つデメリットを詳しく解説していきます。

内容を理解することで、悪い影響を少しでも減らす足掛かりにしましょう。

影響されやすい人のデメリット
  1. 個性が埋もれがちである
  2. 騙されやすい
  3. 意志が弱いと思われる
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デメリット1. 個性が埋もれがちである

普通は自分の考えややり方などが正しいと思い込んでいるから、他人の意見や、やり方を反映させるのは抵抗があるもの。

しかし、影響されやすい人は、柔軟性が高いから、他人の意見やいいところをすぐに自分のものにしてしまうことも。

他人のいいところを見つけると、それを自分に吸収するフレキシブルな部分があだとなり、元来の自分の個性が薄れてしまいます

いろんなものに影響された結果、オールマイティになりすぎて個性が埋没してしまうのです。


デメリット2. 騙されやすい

一般的に面識のない人のことは、簡単に信頼できないものです。

しかし、影響をされやすい人は、相手がどんな人でもその人のことを、すぐに信頼してしまいます。

他人を簡単に信じて、相手の言うことに疑問を感じないから、騙されてしまうことも多いのです。

純粋すぎるから、自分のお金や時間をおしげもなく他人に使ってしまい騙されてしまうのでしょう。

参考記事

【編集確認!!】タイトルが見つからないため、確認する必要有りkuro

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デメリット3. 意志が弱いと思われる

影響されやすい人は、感受性が高い人が多いです。自分と異なる考え方の人にも、しっかりと感情移入できるのです。

他人の意見もしっかり受け止められるから共感しやすく、人の意見にすぐに影響されてしまいます

自分の意思を貫き通すような意思の強さが感じられないので、優柔不断のように見られてしまうことが多いです。


影響されやすい性格や改善する方法|流されない人になるには?

「人に影響されやすい性格をどうにか改善したい。」

「人に流される性格ってどうやって直せばいいの?」

自分が他人に流されやすい性格を改善したいと思っても、具体的な改善方法がわからず困ってしまいますよね。

改善しないと個性を確立できず、最悪な場合は人に騙されてしまうかもしれません。

では、どうすれば影響されない人になれるのでしょうか。

すぐに周囲に流されてしまう性格の改善方法と克服の仕方を紹介するので、しっかり把握しましょう。


改善策1. 小さな成功体験を積む

確固たる自分を確立するには、まずは自尊心を高めて自信を持つことが大切。

  • 簡単にできる
  • 成果を確認しやすい

この2つの条件を満たしたものに挑戦して、成功体験を積み重ねていきましょう。

  • 休みの日も決められた時間にしっかり起きる。
  • 日記を毎日欠かさずつける。

など、初めは誰にでも成功させやすいものから挑戦して、徐々に難しいものに挑戦していくと良いですよ。

成功体験が自信を与えてくれ、自分の意見を主張することを怖がらなくなるので、影響されにくくなります。


改善策2. 自分の気持ちは素直に伝える

流されてしまう理由は、相手との心の距離が離れすぎていることが原因かも。

相手に遠慮してしまい、合わせてばかりいると、相手もあなたが何を考えているのかがわからず、距離を詰めることができません。

自分の思いを人に伝えることで、相手との距離を縮めていきましょう。

  • 食事に行った時に、周囲の人に合わせず自分の食べたいものを頼んでみる。
  • どこに行くか決める時、「どこでもいいよ」と相手に委ねるのではなく、「〇〇に行きたい」と自分の意思を伝える。

など、自分の好きなものを伝えることから始めると良いですよ。

徐々に、本心で話せることを増やしていけば、相手との距離が縮まります

その人に遠慮しないで接することができるようになっていくので、流されなくなっていきますよ。


改善策3. 相手の発言を受け入れてから意見を言う

相手と意見が異なる場合も上手い伝え方さえわかっていれば、相手と衝突せずに自分の意見をしっかり伝えられるようになります。

自分の意見を言う場合は、

  • 相手の意見を否定しない。
  • 相手の意見をまず一旦受け入れる。

この2点を意識して自分の意見を伝えましょう。

例えば、

「〇〇さんのおっしゃる通り、Aの方法でやると〇〇なメリットがありますね。しかし、私の提案するBの方法では△△なメリットがあります。」

と言った具合に、相手の意見の良いところ認めながら、自分の意見を伝えるといいですよ。

相手に遠慮しないで意見を伝えられるようになって、他人の影響をうけなくなるから、日々心掛けてみて下さい。


改善策4. 独自の意見も受け入れられることを知る

自分の意見は他人に受け入れられないと思い込んでしまっていることが、流されやすい原因かもしれません。

自分の意見も様々な意見の一つで認められるものだと感じられるようになることが大切。

  • 人と違う意見にこそ価値があると考える。
  • 発言前に相手の反応を考えない。
  • 他人から聞いた意見と同じように自分の意見のいいところを探してみる。

以上のことを意識すると、自分の意見に自信をもって、発言できるようになりますよ。

自分の考え方も様々な意見の一つとして受け入れ、伝えられるようなれば、他人の意見に振り回されなくなるでしょう。


改善策5. 一人で考える時間を作る

他人の考えをそのまま受け入れてしまうのは、自分で何も考えていないからかもしれません。

「自分に意見がない」と嘆いている方は、しっかり自分で考える癖を付けましょう。

  • 自分の中に何も意見がない場合は、テーマについて基本的な情報を調べる。
  • 人の意見については、どこが良くてどこが悪いのかを必ず考える。
  • すぐに答えを調べず、わからないなりにでも自分の頭で考えてみる。

日頃から上記の3点を意識することで徐々に自分で考えられるようになっていきます。

いろんなテーマに付いて考えることで、自分の思考の方向性が定まってくるから意見を持てるようになりますよ。


影響されやすい人のいいところを残しつつ、自分らしさも大切にしてみてください。

影響されやすい人の心理、特徴に基づく診断方法、長所と短所、改善方法まで紹介いたしました。

他人に影響されやすい性格って、自分の個性がないように感じられるからどうにか抜け出したいって思う方もいらっしゃいますよね。

そんな時は、本記事の改善方法をじっくり身に着けることで、自分の考えを伝えらえる人になれるので、ぜひ頑張ってくださいね。

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