自己憐憫に陥ってる人の特徴|自分を哀れむ原因&性格の克服方法とは
自己憐憫に陥る原因|どうして自分を哀れむようになるの?
「なぜ自己憐憫に陥るのだろう…」
「かまってちゃんになってしまう心理状態って…?」
自己憐憫に陥りやすい自分の傾向に気づいたものの、
「人の注目を集めたい」
「かわいそうと思われたい」
と感じるのはなぜなのか気になる人もいるのではないでしょうか?
ここからは、自己憐憫に陥る原因原因について解説していきます。
原因1. 幼い頃は弟や妹にお母さんがつきっきりだったから
小さな弟や妹がいると、
「お兄ちゃんだから」
などと言って我慢させられるということはしばしば起きますよね。
例えば、お母さんに甘えていると、弟がぐずってお母さんに抱っこを求めたり、親に抱っこをせがむと
「もう大きいから」
と言われて自分で座るように言われてしまったり…。
そんな子ども時代を過ごすと、満たされなかった気持ちを埋めようとする傾向に。
自己憐憫になって不幸アピールすることで、周囲の気を引こうとしてしまうのです。
原因2. 兄や姉が優れていたので、褒めてもらえなかったから
兄弟姉妹がいて特に兄や姉が優秀だった場合。
比較されることがしばしばで、
「同じ兄弟なのにどうして?」
と言われることが多かったことも。
例えば、テストを頑張っても
「お兄ちゃんはもっと成績が良かったのに・・・」
などと比較され、褒められることがあまりなかった人もいることでしょう。
そのため、
「自分はダメだ」
と劣等感を抱きながら成長してきた人もいるかもしれません。
ただ、
「そんなことないよ。」
と言ってもらえるのを期待して、自分は可哀想自慢をしてしまったりするのです。
原因3. 嫌なことから逃げてきたから
これまで何かを責任をもってやることがなく、嫌なことから逃げてきたという人は精神的に弱く、ストレス耐性がありません。
そのため、
- 上司に仕事のミスを叱られた
- 営業のノルマが達成できなかった
といった多少辛いことがあるだけで、
「私ってかわいそう」
と悲劇のヒーローを演じてしまいます。
皆に
「大丈夫だよ」
「頑張っているね」
と慰めてほしいのが目的です。
原因4. 自己顕示欲が強いから
自己憐憫に陥る原因が、自分を見てほしいという心理状態にあるケースも。
「私ってダメだ…」
と言うと慰めてもらえたり、辛い出来事について話すと、
「かわいそう」
と同情してもらえるもの。
自分を憐れむと皆の注意が自分に向くので、それに快感を覚え、かまってちゃんから抜け出せなくなってしまいます。