人間嫌いな人の心理&特徴|人が苦手になる原因と克服する方法を解説
人間嫌いな人は恋愛できるの?
人によっては恋愛に発展しないこともありますが、恋に落ちて恋愛できることもあります。また、素敵な出会いがあれば、恋の過程で性格が改善したりすることも。
ここでは、人間嫌いの人の恋愛についてご紹介します。
人嫌いな人と相性が良い異性の特徴とは?
恋愛は1対1の深い付き合いになるため、人嫌いな人には難しいという声もあるでしょう。しかし、実は人嫌いでもフィーリングや思考のタイプによって、相性のいい人はいます。
ここでは、人嫌いな人と相性が良い異性の特徴をご紹介します。
特徴1. サバサバした性格で干渉や束縛をしてこない
男性でも女性でも、必要最低限の話や行動しかしないけれど、いざという時には心強いサポートをする男気のある人も存在します。
人嫌いな人は、行動や言動の全てに余計な反応をされることが苦手。会話もシンプルだけど愛が感じられ、心で通じ合うような恋愛を好みます。対応もサバサバしていて干渉も束縛もしないけれど、信じてくれているような人は相性が良いでしょう。
特徴2. 精神的に自立しており、恋愛に依存しない
自分のしたい仕事や趣味がハッキリしているのが、人間嫌いの特徴でもあります。そのため、本来しなくてもいい仕事を増やす人が嫌いです。
相性が良いのは、男性なら一人暮らし経験があり、炊事洗濯なども自分でできる人。女性なら恋愛に依存せずベタベタせず、精神的に自立している人でしょう。
特徴3. 結婚を急いでいない
人嫌いの人は、結婚は単なる形としか考えていません。また結婚などを急かされることは、マイペースを乱されるため好みません。
特に過去に離婚歴などがある人は、事実婚などでもいいと思っています。形にとらわれない愛がいつまで続くのかを試している節もあるでしょう。
そのため、結婚を急いでいない人ならいいお付き合いができるかもしれません。
この機会に改善したい!人間嫌いを克服する方法とは
人間嫌いの人も、ふと「もっと自分が人を好きになれたらな…」と感じることもあるでしょう。傷つくことを恐れては前に進めません。これを機に克服にむけて前進しましょう。
ここでは、人間嫌いを克服する方法についてご紹介します。
方法1. 雑多なことを打ち明けられる親友を作る
1人の時間が多い人嫌いな人。言いたいことも日々飲みこんでしまうため、知らず知らずのうちにストレスも増えているはずです。
そんな方は、本当に何気ない、つたない話でもいいので、本音を打ち明けられる親友を作りましょう。
「もしかしてこの人も…?」と波長が似ている人を見つけたら、少しずつ話しかけてみましょう。
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方法2. 恋人がいない場合、思い切って恋愛をしてみる
もし、結婚もしていない、好きな男性や女性もいないという人は、新しい出会いを増やすことも人嫌いを改善する方法の1つです。
今までの自分を知らない人の前なら、今とは違うなりたい自分を出せるかもしれません。
今は趣味で繋がれるアプリなどもあり、手軽に出会いを増やせる時代。思い切って恋愛相手をさがしてみるのもおすすめです。
方法3. なぜ人間が嫌いなのか原因を紙などに洗い出してみる
過去を思い出すことは辛いこともあるでしょう。しかし辛いことを抱えたまま、今の生き方を続けるのも限界があるかもしれません。そこで、自分の人嫌いになった原因を探すための棚卸を行うのがおすすめです。
自分の思考を可視化させることで、なぜ人嫌いなのかを明確にすることができます。もしかしたら頭の中だから難しいことも、出してみたら答えを出す方法は簡単かもしれません。
方法4. 自分の気持ちに正直になって、人に頼ったり甘えてみたりする
長らく人嫌いをしていると、人に頼ったり甘えたりする方法も忘れてしまっているかもしれません。でも、本当は自分でできるけど人にお願いして、少しずつ人との接点をもつ練習をしていきましょう。
頼まれた方も、全く頼らない人だからこそ「これは助けてあげなくては!」と感じやすいでしょう。相手との距離を縮めて、寂しい気持ちからも解放されましょう。
方法5. 小さな成功体験を積み重ねて、自分に自信をつける
人嫌いな人の中には、自分に自信がない人も多いです。まずは、小さな目標を立てて一つずつ達成しながら成功体験を積み重ねましょう。
自分をマイナス評価しかできなかった人も、何かができた喜びを感じやすくなります。例えば、「今日は課長にコーヒーを入れる」「仕事中に話しかけるなオーラは出さない」などの目標でいいのです。
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方法6. 意図的に人と話す回数を増やして会話に慣れる
人とのコミュニケーションは、場慣れするのが一番いいとも言われています。コミュニケーションの上手な人を観察して、どんな話し方や接し方をしているのか真似してみるのもいいですね。
意図的に人と話す場所や回数を増やすことで、経験値を上げ、徐々に慣れていきましょう。最初は疲れますが、少しずつ慣れていくはずです。
人間嫌いに読んで欲しいおすすめの本3冊
人間関係を断つことは、おそらく一生できないでしょう。完全な引きこもりの人も、何かしらの形で人の意見や考え方に触れていく機会を作っていかなければ、やっぱり少し寂しいのではないでしょうか。
ここでは、人間嫌いに読んで欲しいおすすめの本をご紹介します。
おすすめの本1. 『「人間嫌い」のルール』中島 義道著
数多くある世間一般の掟が、人間嫌いを加速させると訴える一冊。表向きの優しさや思いやりなどがあるから、人間不信になるのだという考え方が、人間嫌いの人からたくさんの共感をよびました。
人間嫌いをごまかさずに、本音で生きる勇気や心構えを与えてくれる内容で、人間嫌いにも、居心地のいい人間関係は築けると訴える作品になっています。自分こそ生粋の人間嫌いだという人におすすめです。
Amazonで詳細を見るおすすめの本2. 『「人間嫌い」の言い分』長山 靖生著
誰かといないと不安で仕方ない「つるみ系」の人達と、「人間嫌い」を分けて、人間嫌いのような「個」を大切にする分析しています。社会の常識を疑問視しながら、人間嫌いを選ぶならしなくてはいけない覚悟まで書かれています。
人間嫌いだけど、それを克服するべきかどうか悩んでいる人におすすめの本。今の自分に人嫌いを続けられるかどうか手に取って確かめてみてください。
Amazonで詳細を見るおすすめの本3. 『だれとも打ち解けられない人』加藤 諦三著
人生の多くは嫌なことにも立ち向かって行き、乗り越えなければならないという考えを、嫌なことを楽しいことで塗りつぶすという発想が書かれています。人間嫌いの目指すところでもあるのではないでしょうか。
人間嫌いの辛さを和らげるような内容で、後半はポジティブに励ましの文章もあり気持ちよく読了できる一冊。人間嫌いで不安を抱えている人の背中を、克服に向けて押してくれます。
Amazonで詳細を見る人間嫌いな性格を少しずつ克服していきましょう。
人間嫌いは孤独感が大きく、なろうと思ってなるものでもなく、できることなら克服したいと思う人も多いでしょう。しかし、性分や性格はなかなか治るものでもありません。
でも、問題点を洗い出し、勇気を出して怖がらずに克服方法を続ければ、ゆっくりゆっくり改善に向かっていきます。人間嫌いを克服したくなったら、焦らず一つずつ克服方法を実践していきましょう。
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