思慮深いの意味とは?物事を深く考える人の特徴&思考が深くなる方法を大公開!

HaRuKa 2022.06.06
思慮深いとはどういう人のことを指すのか気になる時ってありますよね。そこで今回は、思慮深いの意味から、思慮深い人の性格と行動の特徴、長所と短所、恋愛傾向、周りからの印象、思慮があるかどうかの診断テストを大公開!さらに、思慮深くなる方法も紹介していきます。

思慮深いって褒め言葉?気になる周りからの印象とは

じっくりと物事について考え、的確で冷静な判断をする人に対して「あの人は思慮深い」といった表現をします。

どちらかというと相手を好意的に見ている時に使うので、褒め言葉としてとらえるのが自然です。

思慮深いと言われる人は周囲からどんな印象を与えているのか、代表的な印象についてご紹介します。


印象1. 知的で頭が良さそう

てきぱきと行動するわけではありませんが、時間をかけて物事の本質を見極めるのが得意な人は、思慮深いという印象が強いもの。

知識の量が豊富なこともあり、知的で頭がよさそうに感じます。

実際に学生時代に勉強ができていた人も多いはずですが、テストの点が良いという意味での頭の良さではなく、物知りで状況判断力が高いという面から頭の良さを感じさせるのです。


印象2. 仕事ができそう

物事に対してじっくりと深く考えをめぐらせるのは、思慮深い人の特徴です。

冷静に分析して結果を導き出し、根拠がはっきりとした的確な改善策を出してくるため、そもそも大きな失敗をほとんどしません。

問題が起きた場合でも、説得力のある指示を周囲に出して状況を好転させていくため、仕事ができるという印象は強いでしょう。


印象3. 信頼できる

思慮深い人は、物事を客観的にとらえて分析していくことが得意です。

どちらか一方に肩入れしたり、自分の思い込みで判断したり、衝動的な発言をして混乱させることはありません。

堅苦しく生真面目な雰囲気なので少し怖い印象を与えがちですが、発言はや行動がしっかりしているので、頼りがいがあり安心して仕事を任せられるのです。

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印象4. 気難しそう

思慮深い人は、計画的に物事を進めていきたいという意識が強く、淡々と対応することが多いです。

感情を挟まずに冷静に分析や指示を行うため、頼りがいがある一方で気難しい印象を与える可能性があります。

責任が伴う仕事においてはメリットとなりますが、恋人や友人などのプライベートな関係においては「融通が効かない」「一緒にいてもリラックスできない」などと言われることがあるでしょう。

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思慮深い人診断!自分が思慮深いかチェックしてみよう!

恋人や友人、職場の同僚など近くに思慮深い人がいると、その魅力に惹かれて「自分も同じようになりたい」と感じるものです。

ただし、自覚していないだけで実は既に思慮深い人である要素を持っている可能性があります。

そこで、自分が思慮深いか、思慮深くなるにはどんなポイントを押さえるべきかをチェックできる診断項目を5つご紹介します。該当する項目が多いほど思慮深い傾向が強いですよ。


診断1. 物事を深く考えてしまうことがある

人は、考えるよりもまず行動するタイプと、事前にしっかりと考えを整理してから行動するタイプの2種類に大きく分かれます。

もし、物事を一つ一つじっくりと深く考える傾向が強いなら、思慮深い人と見られている可能性が高いでしょう。

いろいろ考えて計画を立ててから行動する方が、自信を持って動けるという気持ちが強いです。

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診断2. メモを取る癖がある

打ち合わせや会議、初めて担当する仕事を始める時などに、話し合った内容や上司からのアドバイスをメモに取る習慣があるなら、思慮深さがあると診断できます。

物事を深くじっくりと考えるにあたって、聞いたことや調べたこと、気が付いたこと、気になったことなどを全てメモにしておけば、計画を立てる時に見返せて、より的確な改善法を見つけられるという気持ちが強いです。

メモをしておけば、後々資料として何度も活用できますし、忘れてしまった時のリスク管理にもなるという堅実な考えを持っています。


診断3. 周りが見えないくらい集中することがある

思慮深い人の要素の一つとして、集中力の高さは外せません。

物事を分析するための情報整理にかかる作業や、適切な計画を立てる作業をするには、高い集中力が必要だからです。

普段は他の人と変わらない働きぶりでも、いざという時には周りが見えなくなるほど集中することがあるなら、思慮深さを持っていると言えるでしょう。


診断4. 約束を必ず守る

思慮深い人は、物事の計画が今後どう展開していくのかを常に気にしています。

計画通りに行かないこともあると分かっているため、問題が起きた時のリスク管理もしっかりしていて、きちんと実行することを目指すのです。

こうした性格ですから、約束を反故するといったこともしません。

約束を守れなくて、相手に迷惑がかかることを避けたいので、守れる約束しかしないのなら思慮深さがあると診断できるでしょう。


診断5. 質問などに対して、返答に時間がかかってしまう

思慮深さを持っている人は、安易に話を進めることはありません。

物事の状況や関わっている人たちの意見などをきちんと聞いて、よく考えた上で返事やアドバイスをしたいのです。

そのため、話を聞いたその場で結論を出すことはほとんどないでしょう。「あの人の意見も聞いてからね」などと、一旦返答を保留することがほとんどです。


思慮深い人になりたいと思ったらどうすれば良い?

穏やかで落ち着いた雰囲気が魅力的な思慮深い人。人からいい印象を持たれやすいこともあって、思慮深くなりたいと思っている人は少なくありません。

思慮深くなるためにはどうしたらいいのか、おすすめの方法をご紹介します。


方法1. 些細なことでも「なぜ?」と疑問に思う習慣をつける

思慮深くなるには、話を鵜呑みにせず、自分で考える力をつけることが重要です。

聞いた話でも本やインターネットなどで読んだ話でも「なぜそうなるのか?」と疑問を持って考え、自分なりの答えを出してみる練習をしましょう。

正解かどうかというよりも、自分で考えて答えを出す作業が思慮深さを身につけることにつながるのです。


方法2. 本やニュースなどマメに情報収集をする

思慮深くなるためには、考える癖をつけるために様々な情報に触れることが大切です。

もし、考える前にすぐ行動するタイプなら、本や新聞など情報量の多い媒体に触れるようにしましょう。

例えば漫画や写真集といった本よりも、小説や自己啓発本など、文字が中心の本を選ぶと、絵や写真に頼らず自分の頭で物事をイメージする力がついてきます。


方法3. 人の立場になって考える

職場や学校などでは、様々なタイプの人と関わりを持ちます。

その中には考えや価値観が合わない人や、あまり好きになれない人もいますが、そういった人と付き合うことが学びになります。

自分とは違う考えや価値観に触れることで、「なるほど、そういう捉え方もあるのか」という気づきが得られるので、自分自身の見識の幅が広がるだけでなく、その後の人間関係において、相手の立場に立って考えられる思慮深さが身につくでしょう。


方法4. 未来を常に見据えて行動する

思慮深くなりたいなら、物事を落ち着いて捉える癖をつけなければいけません。その瞬間の感情や、一方から見ただけの情報で判断すると、大抵偏りのある不公平な結果になりやすく、希望が持てないでしょう。

物事を俯瞰して見るようにすると、その先の未来がどうなるかがおぼろげでも見えてきます。

未来が見えてくるようになると前向きになり、積極性が高まるでしょう。


方法5. 複数の角度から物事を考える

思慮深い人になるには、一つの視点からの判断をすることをまずやめたいもの。

共感を得ることよりも、違いを認め合う姿勢を持つよう心がけると、考えが深まって違う立場の人の心情が理解できるようになります。

「あの人のアドバイスは的確だ」などと周囲からの評価が上がり、信用を集められるようになるでしょう。


物事を深く考えられる人になって、人間関係をスムーズにしましょう。

思慮深いというのは、視野が広く状況を正しく判断して意見を出せる人に対する褒め言葉です。

じっくり考える習慣をつけることで、自らの考えも見直してみたり、相手の気持ちを察する力が高まる可能性は大いにあります。

後先考えずにすぐ行動してしまうのが嫌で、思慮深くなりたいと思っているなら、この記事を参考に思慮深さを身につけて、視点や人間関係の幅を少しずつ広げていきましょう。


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