几帳面の意味とは|几帳面な男女の性格や長所短所から合う仕事を解説!
几帳面な性格の人に向いてる仕事は?
几帳面な性格の人は、真面目で責任感が強く、計画通りに仕事を淡々とこなす傾向が強いです。周囲の人たちからすると信頼できると感じやすいタイプと言えるでしょう。
そんな几帳面な性格の人に向いている職業としては、どんなものがあるのでしょうか。
1. 書類チェックや捺印漏れなどを確認する業務が多い「公務員」
役所をはじめとした行政施設で働く公務員の仕事は、膨大な量の書類を扱います。
正しい書類に正しい記入がされているか、申請などに必要な書類がきちんと全て揃っているかといった細かい確認を必要とし、データ入力や書類の保管についてもルールに基づいた整理が必要です。
また、こうした施設で扱う書類は個人情報を扱っているものが多く、外部に漏れたり確認ミスや紛失といった事態は許されません。
マニュアルどおりに業務を進める公務員は適しているでしょう。
2. 徹底的な時間管理やスケジュール管理が要される「秘書」
会社の代表や役員などの重要人物のスケジュール管理をはじめ、業務に関する情報収集や下準備、他部署との調整といったさまざまな仕事をこなしていく秘書の仕事は、男性でも女性でも几帳面な人に向いている仕事です。
なぜなら、責任感が強い人でないと務まらないからです。
重要人物がスムーズに仕事を進められるようサポートする仕事ですから、礼儀やマナーも求められますが、几帳面な性格の人は真面目で身だしなみも常にきちんとしていますから適任と言えるでしょう。
3. 細かい部分までしっかり目を配る必要がある「自動車整備士」
几帳面な性格の人は、総じて手先が器用です。手を抜かずに最高の仕上がりを求める姿勢はまさに技術者向き。
そのひとつとして特に向いていると言えるのは、数多くのパーツをひとつひとつチェックして磨き上げ、高いレベルでの仕上がりを求められる自動車整備士です。
一定の品質を高いレベルで保ち、最後まで責任をもって仕事に取り組むという長所が生かせます。
4. ミスが許されない高い精度が必要となる「経理事務」
お金を扱う経理事務の仕事は、几帳面な性格の人に向いている職業のひとつです。
1円の誤差も許されないため、数字の入力や確認、書類作成といった作業において高い精度が求められます。
書類の整理整頓や保管は几帳面な性格の人が得意な分野。
ある程度の規模の会社になると精度に加えて業務を処理するスピードも求められますが、几帳面な性格の人は計画を立ててしまえばスピーディーに対応できるでしょう。
5. 何事にも手を抜かず細かい部分にまでこだわる人なら「エンジニア」
完璧を求めて高いレベルで物事を仕上げようと結果を追求する几帳面な性格の人は、エンジニアなどのいわゆる職人にも向いています。
丁寧にひとつずつ仕上げていくモノづくりは、几帳面な性格の人にとっては長所を生かせる職業です。
こだわりを持ってしっかりと集中し、自分がやるべき担当の業務を淡々とこなすのは自然にできるため、ストレスをためることなくマイペースに働くことができるでしょう。
几帳面な人は長所を活かしていきましょう。
几帳面とはおおむね好意的にとらえられることが多く、職場では大変重宝される存在です。
その反面、自分にも周囲にも厳しいため誤解されやすく、意識して周囲とコミュニケーションを取っていく必要があるでしょう。
自分は几帳面だと感じている人は、この記事を参考にして、長所を伸ばし短所をカバーする努力をしながら、さらに能力を磨いていくことをお勧めします。