几帳面の意味とは|几帳面な男女の性格や長所短所から合う仕事を解説!
几帳面な性格の長所と短所
几帳面な性格の人は、計画性を求められる職場などでは重宝されることが多いものです。
その反面、几帳面すぎることで敬遠される場合もあります。
几帳面な性格の長所と短所について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
几帳面な性格の長所
まずは、几帳面な性格の長所について見ていきます。
周囲に几帳面な性格の人がいると、仕事がスムーズにはかどって、さまざまな面で助けられたという人は多いのではないでしょうか。
頼りがいがあり、ミスを事前にチェックしてもらったことで大きな問題にならずに済んだといった経験もあるかもしれません。
几帳面な性格の長所としてはどういったものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
長所1. 責任感が強く、どんな仕事や約束もきちんと守る
いつでもどんな仕事でも、すべきことを常に考えて行動するのが几帳面な性格の人が持つ長所のひとつです。
他の仕事と重なって忙しかったり、難しい内容の仕事が発生したとしても、自分が担当している業務はきちんとすべて片づけます。
約束事に対しても誠実で、一度OKした事は必ず守るという律儀な一面も持っているため、周囲からの信頼は非常に厚いはずです。
やってほしいことを伝えておけば、後は任せておくだけで予定通りの結果を出すので、安心感があると思われていることが多いでしょう。
長所2. 仕事もブライベートも全力で頑張れる
几帳面な性格の人は、どんなことに対しても常に全力投球です。「これくらいでいいや」と力を抜いて適当に対応することはしません。これは、仕事だけでなくプライベートでもこの傾向は同じ。
たとえば旅行に行く場合は事前にきちんと旅程を組み立てて、行きたい場所に行ったり見たいものを見たり、やりたかったアクティビティに必ず参加するなど、計画をきちんとクリアしようと全力で頑張るのです。
長所3. きちんと確認するため、ミスや失敗が少ない
予定していた状態にきっちり仕上がっているか、計画通りにすべて完了したか、経過はもちろん結果もしっかりと確認するのが几帳面な性格の長所です。
確認漏れ自体起こさないようにチェックシートを作成したり、予定通りに進んでいるかを途中途中でチェックしたり、ミスがないよう二重三重に確認を行います。
万が一ミスが起きたとしても予定が遅れないよう、前倒しで仕事を進める傾向も強く、確実に仕事を片付けていくタイプと言えるでしょう。
几帳面な性格の短所
几帳面な性格の長所をつかんだところで、次は几帳面な性格の短所について見ていきます。
几帳面であるということは決して悪くはありませんが、柔軟性が弱いという特徴があります。
仕事にしてもプライベートにしても、予想しなかった状況に陥ることは珍しくありませんが、計画通りに進めることが難しいと分かった時に柔軟に対応するということができずうろたえやすいです。
几帳面な性格の短所にはどういったものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
短所1. つい神経質になりすぎてしまう節がある
几帳面な性格の人は、完璧を求めすぎる面があります。
たとえばある仕事の計画を提出するのに、詳細を詰めるのはこれからなので今の段階ではラフな提案でいいと言われているのに、細かい部分が気になって作りこんでしまうといったケースが多いです。
仕事の場合は質と同時にスピードも重視される要素ですが、几帳面な性格の人は神経質なので、スピードを上げてさっさと片づけるといった行動ができないと言えるでしょう。
短所2. 人にも厳しい分、自分の意見を相手へ押し付けてしまう節がある
責任感が強く、自分なりのこだわりを持っている几帳面な性格の人は、妥協することに大きな抵抗を感じます。
自分で決めた目標は必ず達成したいと考えているので、達成までの間が苦しくて辛くても頑張れるのです。
しかし、几帳面すぎる一面が悪く出ると、自分に対するそんな厳しさを相手にも求めてしまうことが少なくありません。
「ここまではこの方法でやらなければいけない」などと、相手の意見は聞かずに自分の意見を押し付けることもあり、周囲から反発されてしまうこともあるでしょう。
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短所3. 段取りに沿ってしか動けないため、不測の事態に陥った時臨機応変ができない
几帳面な性格の人は、決まっている計画通りに動くことはとても得意ですが、決まっていないことを判断しながら動くことは苦手です。
計画をひとつずつこなしていくことに喜びを感じるタイプですから、考えながら状況に合わせて変えていくという方法は取りません。
特に予想しなかった不測の事態に陥った場合は、心配性の面が顔を出してしまい、事態に合った行動を臨機応変に取る機動力がないのです。
そういう点から見れば、リーダータイプではなくリーダーを補佐するサブリーダータイプと言えるでしょう。