虚栄心とは。虚栄心が強い人の心理や特徴、克服して直す方法を解説!
見栄っ張りな「虚栄心が強い人」っていますよね。
虚栄心とは、どのような意味を表す言葉かご存知でしょうか。
今回は、虚栄心の意味や、虚栄心の強い人の心理や特徴、また、虚栄心を克服して直す方法について解説していきます。
また、虚栄心が強い人への対処法や上手な接し方についても詳しくレクチャー。もしも周りに虚栄心の強い人がいるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「虚栄心(きょえいしん)」の意味とは?
虚栄心とは、「自分を大きく見せようと見栄を張りたがる心」を意味します。
虚栄心のある人は、自分を実際以上に大きく見せようと見栄を張ってしまう人のことで、分かりやすく簡単に言うと、とても見栄っ張りな人のことです。
人の目を意識して、実際より自分を良く見せようと大げさな発言で虚勢を張ったり、誇張した表現で自分のすごさをアピールしたりするなど、色々な場面で大きな見栄を張ってしまう特徴を持っています。
虚栄心が強い人に共通する3つの心理
虚栄心の強い人が、実際より自分を大きく見せようとして見栄や虚勢を張るのには、一体どのような心理が隠されているのでしょうか。
ここでは、虚栄心の強い人の心理について、代表的なものをいくつかご紹介していきたいと思います。
虚栄心が強い人の心理1. 自分に自信がなくつい見栄を張ってしまう
虚栄心の強い人は、自分に自信がありません。
「等身大の自分では人に負けてしまう」「馬鹿にされてしまうかもしれない」などの不安から、つい見栄を張ってしまいます。
表に出すことはありませんが、人より自分は劣っているという意識が強く、自己否定の要素を多く抱えている特徴があります。
自分に全く自信がないため、見栄や虚勢を張ることで、自分を守ろうとしている面もあるようです。
虚栄心が強い人の心理2. 嘘をつくのが習慣化している
人は嘘をつく時に罪悪感を感じるものですが、嘘をつくのが習慣化すると次第に罪悪感が薄れていきます。
虚栄心の強い人は、見栄や虚勢を張ることを繰り返すうちに慣れてしまい、自分を良く見せるための嘘に対して罪悪感を持たなくなってしまいます。
その結果、自分をより大きく見せるための嘘がどんどん膨れ上がり、実際の自分とはかけ離れた虚像の自分を作り出してしまうことになります。
虚栄心が強い人の心理3. 自分の事が嫌いで素の自分を出すのが苦手だから
虚栄心の強い人は自己肯定感が低く、自分の事を好きになれません。
素の自分を出せば周囲の人から見下されるのではないか、かっこ悪いと思われたり嫌われたりするのではないか、などの不安が心の奥底にあります。
自分が好きになれない素の自分を他人が好きになるわけがないと思っているため、本当の自分を出すのが苦手で、知られることが怖いと思うこともあるようです。
虚栄心の強い人はそんな自分を隠そうとして、つい見栄を張ってしまうのです。
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