働きたくない人の心理とは?仕事の意欲が薄れる原因&改善方法を解説

あやな 2022.02.01
働きたくない!と思う時ってありますよね。そこで今回は、働きたくない人の心理と特徴から、原因、働いていた方がいい理由、自分の気持ちを変える方法を解説。また、どうしても働きたくない場合の対処法も紹介します。仕事に行き詰まりを感じた方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

働きたくないと感じる原因|労働意欲がなくなるきっかけとは?

働きたくないと思いつつ、働くことに対する義務や責任は理解しているため、「自分が働きたくないと思うのは甘えではないか」と悩む人も多いです。

実は働きたくないと思う理由は甘えだけでありません。ここでは、働きたくないと感じてしまう原因を解説

なぜ働きたくないと思ってしまうかの原因を7つ見てみましょう。


働きたくない原因1. 仕事に対して文句を言う親を見て育った

働く前から、仕事とは辛いものという先入観を持ってしまうと、なかなか抜け出せません。価値観は家庭環境に左右されやすく、親が仕事に対しての文句が多かったなど、「仕事とは辛いもの」という先入観を持ちやすい環境で育ったのも、働きたくなくなる原因の一つ。

どんな仕事でも、辛い、疲れると感じてしまうため、仕事そのものを避けたくなり、労働意欲がなくなってしまうのです。


働きたくない原因2. 仕事が忙しくてストレス解消ができていない

最低限の食事や睡眠がとれていないと、疲れやストレスが溜まり、肉体的にも精神的にも悪い影響が出てしまいます。

仕事が激務で休日もしっかり休めず、疲れやストレスが解消できていない状態なのも、働きたくなくなる原因の一つ。

仕事ばかりの人生に対して異議を感じなくなったり、肉体・精神的に追い詰められてしまうため、休みたい気持ちから就労意欲がなくなるのです。


そもそも仕事を頑張りすぎていることも、仕事をしたくなくなる原因に

仕事が忙しいと感じる人の中には、自ら頑張りすぎて忙しくなってしまうケースがあります。

元々何でも全力で取り組む人は、働くことも必要以上に頑張りすぎてしまい、無理しやすいです。

常に完璧に仕事をしなければいけないと自分で自分を追い込んでしまうため、だんだん仕事に対して辛さや疲れを感じてしまうでしょう。

完璧主義者で仕事に対しても妥協を許せない気質も、働きたくないと思いやすくなりやすいですよ。


働きたくない原因3. 大きなミスをしてしまった

人からの評価を気にしやすい性格も、実は働きたくないと感じやすい原因の一つ。

仕事で大きな失敗をしてしまうと、一時的に評価が下がってしまいますが、挽回すれば良いのです。

ところが、評価ばかりを気にしてしまう人は、下がってしまった自分の評価を受け入れられないため、周りの人からの目を気にして仕事に行きたくないと思ってしまうでしょう。


働きたくない原因4. 頑張っても評価されない

仕事をどんなに頑張っても正当な評価が得られない場合は、だんだんと仕事に対するやる気ややりがいも失ってしまいます。

特に、同じ成果を上げているのに自分は評価されず、同僚は評価されている場合は不公平感も感じます。

頑張っても評価されないやりがいのなさに加えて、悔しさなどの感情も入るため、仕事が嫌いになってしまうことも多いです。

怒られると、さらに働く気がなくなってしまう

人間は褒められたり達成感を得たりすると自己肯定感が高まります。一方で怒られたり喪失感を得たりすると、自己肯定感が低くなり、どんどん自信がない人間になってしまうでしょう。

たとえ大きな失敗ではなく小さな失敗だとしても、運悪く上司が怒りっぽい人で怒られてばかりだと、自己肯定感が低くなってしまうもの。

だんだんと「自分はどうせダメな人間だから」と自信がない気持ちからネガティブになってしまい、仕事するのが怖いと感じてしまいます。


働きたくない原因5. 家事や育児と仕事の両立が難しい

夫婦共働きがスタンダードになりつつあり、兼業主婦も当たり前になりました。

ところが、毎日の仕事に加えて家事や育児と両立させるのはとても大変です。毎日仕事に追われて自分の時間を持てなくなり疲れを感じる兼業主婦も多いでしょう 。

家事と育児との両立が時間のやりくりの難しさ、体力的な辛さが、働きたくないと感じる原因になりやすい傾向があります。


働きたくない原因6. 働く目的や意味がわかっていない

働くこととは、生きるためのお金を稼ぐだけでなく、やりがいや自分のスキルアップなど、人生での目的や意義としての役割も持っています。

今の仕事に対してやる気ややりがいを失っていて、働くこと自体に意味がないと思っている人も、働くのが面倒だなと感じてしまうことも。

仕事に飽きている、自分が働く目的を失っている人も、働きたくない状態の人の中にはたくさんいるのです。


働きたくない原因7. 物事をネガティブに考える性格

ネガティブな性格の人は、仕事に対しても失敗や悪い結果を考えやすいです。

例えば新しい仕事をする時は、成果を上げるなどのプラスイメージは考えません。失敗して取引先に怒られる、上司や同僚からの評価が下がるなど、マイナスなイメージを抱いてしまうでしょう。

成功する自信がない、失敗を恐れて働くこと自体が怖くなってしまうので、働きたくない心理になってしまうのです。


ミスした時に落ち込む時間が長いと、もっと仕事する気が無くなってしまう

失敗やミスに対する耐性が低く、切り替えが苦手な人は落ち込みやすいため、働きたくないと感じてしまいます。

仕事をしていく上では失敗やミスもありますが、切り替えて次に進まなければ、仕事も円滑に進みません。

失敗をすると引きずってしまったり、落ち込む時間が長いと仕事にも支障が出てしまうため、どんどん情けなさや辛さから働きたくないと思いやすいのです。


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