「人は人、自分は自分」で生きる方法とは?人目を気にしなくなる名言まで解説
「人は人、自分は自分」と思って生きることによるメリットやデメリット
「人は人、自分は自分」と割り切って生きることには、長所も短所もあります。
自分は自分という人目に左右されない生き方をしていく上で、どのような困難または楽しみが考えられるのかを知って、今後の生き方を決める判断基準を作りましょう。
自分らしく生きる事による3つのメリット
まずは「人は人、自分は自分」と割り切って生きることのメリットについて紹介していきます。実は自分らしくあることは自分にとって良いことであるだけではなく、人間関係を作っていく上でもプラスに働きます。
そのメカニズムについて詳しく説明していきます。
メリット1. 人間関係によるストレスが減る
人は人、自分は自分と割り切ることで、自分が好きなように生きていくことができます。職場で自分だったらしないと思うことを、他人がすることもあるでしょう。
そういった場合に、一々気にしていては身が持ちません。人と自分は違うと割り切ってしまえば、自分が理解できない行動を取っている他人がいても、気に病むことは少なくなるでしょう。
メリット2. 正直に生きているので、他人から信用されやすい
自分らしくある人は「人は人、自分は自分」と割り切っているので、他人に左右されることが少なくなります。そのため、言っていることがブレず、言動に一貫性があります。
誰が相手であっても態度がブレないので、「こういう人なんだ」という認識が統一されやすい傾向にあります。そのため、誠実な人柄と認識され、信頼されるのでしょう。
メリット3. だめな部分を理解した人だけが集まる
人目をそれほど気にせずに生きていると、当然、他人から直した方が良いのではないかという部分も見せることになります。例えば、ゲームにお金をつぎ込む趣味がある人が、ゲームはしてはいけないと取り上げられたらストレスです。
こうした人の周りには、その人がゲームをしていても気にしないという人が集まります。このように自分自身のやりたいように生きることで、ダメな部分も受け入れてくれる人が集まるのです。
自分らしく生きる事による3つのデメリット
人は人、自分は自分と割り切って生きるにはメリットだけではなく、デメリットもあります。ここでは、自分らしく生きることを選択した場合に起こり得る3つのデメリットについて紹介していきます。
デメリットもしっかり理解することで選択に自信が持てるでしょう。
デメリット1. 少なからず離れていく人がいる
自分らしく生きることは、長所も短所もさらけ出すということです。また自分が譲れない部分は他人に妥協してもらわなければなりません。
そのため、あなたとは性格的に合わないと感じる人がいたら、離れていくことになるでしょう。もちろん、性格だけではなく趣味などが合わないという理由で、離れていく人もいるかもしれません。
デメリット2. 多少批判されることもある
日本においては他人と協調することは、もはや文化といっていいほど、馴染みのある考え方です。レストランを決める際に、皆が何でも良いと言っているのに、一人だけ「中華じゃなければ嫌だ」と言ってしまったら、場の雰囲気が悪くなるでしょう。
この例は極端かもしれませんが、自分の考えを曲げないという点においては他のことでも同じです。他人と合わせることをしなければ、多少批判されることもあるでしょう。
デメリット3. 相手を傷つけてしまうことがある
自分自身が割り切った考え方をしているからといっても、誰もが割り切った考え方をできているわけではありません。ところが、割り切って考えていると、相手もそういった考え方もしていると無意識に思ってしまいます。
そのため、他人の気持ちに鈍感になってしまい、相手が傷つくようなことをしたり、言ったりしてしまう傾向にあります。
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