【自己診断】気分屋とはどんな性格?周りからの印象や直したい時の改善方法を解説

あやな 2022.04.20
今回は、気分屋の特徴を解説するだけでなく、気分屋な性格を直す方法もレクチャーしていきます。

気分屋な人の特徴は何があるの?

気分屋の特徴

気分屋な人にはどんな特徴があるでしょうか。性格面にあらわれる主な特徴と、行動面に示される様々な特徴について、それぞれ5つずつ解説していきます。

男性にも女性にも見ることができる、気分屋といわれる人に共通した特徴を把握していきましょう。


気分屋な人の「性格」に共通する特徴

性格面での特徴に、気分屋とはどんなタイプの人なのかという主な要素が凝縮されています。

感情の表現はどうなのか、思い描いているビジョンはあるのか、集中することに関する特徴、他の人に認められたいという欲求があるか、自分らしく行動し通す意思があるかどうかなどのポイントを見ていきましょう。

気分屋な人の性格の特徴を5つ、じっくり解説していきます。


性格の特徴1. 感情を隠したり、制御したりできない素直な性格の持ち主

気分屋の人には、感情をいつもストレートにあらわしてしまう、心の状態がとてもよくわかりやすい人という特徴があります。

思っていることを内面に隠しておくことができず、態度や言葉として伝えてしまいます。

このことから、とても素直な性格の持ち主であるといえるでしょう。相手に好意を抱いているという場合でも、とてもストレートに行動してしまい、アプローチするのに最適のタイミングなどを図ったりするということはありません。

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性格の特徴2. 完璧主義で、思い通りに事が進まないとイライラする

気分屋は完璧主義

気分屋の人は、とても完璧主義といえるでしょう。自分で思い描いている理想像を強く持っているからです。そして、それが周りの人々を含めてみんなのために良いものであるということを信じて行動します。

その理想へのステップが思い通りに進んでいかないというのがわかると、とても強くイライラを感じるようになってしまうようです。

イライラ感情を制御することができないので、周りの人たちに八つ当たりしたりします。


性格の特徴3. 一つの物事に没頭するのが苦手で、飽き性な性格

一方で、気分屋の人は、理想を追求するという点で重大な欠点である、集中力の欠如が見られます。ひとつのことに没頭して打ち込むということを持続させることができず、ちょっとしたきっかけのつまずきで、諦めてしまいます。

没頭して打ち込む一方で、つまらないと感じた瞬間に熱が冷めてしまう飽き性な性格の持ち主だと言えるでしょう。

仲間の間で、何かを始めるきっかけとなる発言や言動の源となることが多いですが、気分屋の人がそれを最後までやりきるということは稀です。


性格の特徴4. 周囲より優位に立ったり、支配して、承認欲求が基本的に強い

気分屋は承認欲求が強い

気分屋の人が、いろんな面で自分の思ったままに自己主張をする理由のひとつに、承認欲求を強く持っているということがあります。

気分屋の人のように、自分の意見が正しいということに自信を強く持っているという性格の人は、他の人にもそう思ってほしいと感じます。それは一種の承認欲求の形だといえるでしょう。

自分の考えていることや行っていることを、他の人に多く知ってもらい、褒めてもらったり、尊敬のまなざしを受けたりしたいと願っているゆえの言動なのです。

他の人に自分のことをわかってもらうためには、思ったことを率直に表現することが重要であると感じています。


性格の特徴5. 良くも悪くも自我を通せる気の強さを持ち合わせている

思ったままに自分の意見を主張をできるのは、もともとの気の強さが強く影響しています。

気分屋の人は、どんな意見を言うにしても、あるいはどんな行動をとるにしても、周りにいる人たちがどのような反応をするのか、どんな気持ちになるのかということは、あまり関係ないのです。

気分屋の人は、そのような影響を考えることなく、自分らしく行動し続け自我を通せるというメンタル面での強さやず太さを持っているのです。


気分屋な人の「行動」に共通する特徴

気分屋の行動の特徴

行動面での気分屋の人の特徴について観察することも、気分屋とはどんな人かを理解するのにとても助けになります。言動はどうなのか、機嫌が悪いときの特徴、頑固さとの関係性、自分の都合が悪くなるとどう行動するか、などの特徴を見ていきましょう。

それぞれの行動の原因となる背景を含めて、5つの特徴がどのようなものであるかということについて詳しく解説していきましょう。


行動の特徴1. 機嫌に応じて言動や立ち振舞が急変したりする

気分屋の人は、気分に応じて、どう行動するかを直感的に決めるので、立ち振る舞いがよく変わります。仕事上のことでも、昨日は別のことを言っていたのに、今日はまた昨日と機嫌が違っていて、発言内容も全然異なるということがあります。変わってしまう理由は、気分が昨日と違うというだけなのです。

周りの人からしたら、とても迷惑になってしまうことが多く、上司が気分屋な性格の持ち主なら、とても疲れることがよくあるでしょう。


行動の特徴2. イライラしている時は人や物にあたったりする

気分屋は人や物に当たる

気分屋の人は、イライラしていることも隠すことなくストレートに表現します。その症状のひとつとして、人や物に八つ当たりをしてしまうという行動にあらわれます。

彼氏が気分屋であったら、悪気がないのにも関わらず気分次第で暴力を振るわれてしまうという事態にもなりかねません。

また、彼女が気分屋という場合では、イライラしている時にはとても攻撃的になってしまうというケースもあります。


行動の特徴3. 頑固でこだわりが強く、自分の意思に沿った行動しかできない

気分屋の人は、瞬間的に自分の理想を抱いて、それを公言します。それが実際の状況に当てはまらないということが周りの人から見て明らかになっているという状況でも、本人はそれに向かって突き進もうとします。

とても頑固でこだわりが強く、自分の意見に執着心を持っているのです。

しかし、飽き性の部分が非常に強いため、たいていの場合は、時間が経てば何事もなかったかのように振る舞うようになるでしょう。


行動の特徴4. 都合が悪い時は避けたり、知らぬふりをしたりする

気分屋の人は、直感的に都合が悪くなりそうなことを悟ると、その状況から逃れるために避けたり知らないふりをしたりすることがあります。

気分屋としては、都合が悪くなるという状況の変化は、そのことに関わるための意欲がなくなるポイントです。

都合が悪くなるという状況が気分の変わる分岐点となるので、それまで一生懸命取り組んでいたプロジェクトだとしても、そのタイミングを機に一切の態度が変わってしまい、様々な言い訳をしたりするのです。


行動の特徴5. 感性を大事にしており、直感に従って行動にでたりする

気分屋の人は、直感的な判断を瞬時にくだして、すぐに自分の発言や行動に反映させることができます。とても感性を大切に生きており、感じたことをとにかく全力で表現しないといけないという思考に至るのです。

これまでの発言との整合性などを考慮することがないので、それがこれまでその人が主張してきたことと、全く異なる意見であるとしても、直感としてそれを感じることによって、簡単に意見を覆すことが可能なのです。

言動の根拠は直感だけなので、なぜそうなのかという根拠に乏しい場合が多いです。


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