コミュ症とはどういう意味?コミュ症な男女の特徴・自己診断・直し方を紹介!
コミュ症な男女の特徴&コミュ症診断を紹介!
ここからは「コミュ症」と言われる人の特徴を見ていきましょう。前述した、一般的なコミュ症と自覚がなくより厄介とされる話すタイプのコミュ症の2つに分けて見ていきます。
一言で「コミュ症」とはいっても、人によってその特徴や症状もさまざまです。
あなたやあなたの周りの人に当てはまっている人はいますか?合わせてチェックしてみてくださいね。
一般的な「コミュ症」の10の特徴
まずは一般的なコミュ症についてレクチャーしていきます。どのような特徴があるのでしょうか。
- 空気を読みすぎて発言ができない
- 会話が上手く続けれない
- SNS内では別人かと思うほど弁が立つ
- 友達ができない、もしくはいない
- 複数人の輪の中に入っていけない
- 複数人でいるよりも1人の時間が好き
- 自分から話しかけることはしない
- 相手の目を見て話すことが恥ずかしい
- 一部の限られた人にはよく喋る
- 「あ」「えっと」「ん〜」を多用する
一般的なコミュ症の特徴1. 空気を読みすぎて発言ができない
コミュ症というと、「空気が読めない」というイメージを抱く人もいるかもしれませんが、むしろ必要以上に「空気を読みすぎてしまう性格の人」もいます。
特にこの特徴は、人数が多くなれば多くなるほど現れるでしょう。
例えば、上司との飲み会の場でのこと。「本当はトイレに行きたいのだけれど、話が盛り上がってきて、ここで席をたったら空気を壊してしまうかも…」と思い、なかなか立ち上がれなかったり。
空気を読みすぎるあまり、タイミングがわからなくなり、もはや自分が空気のような存在になってしまうこともしばしばあります。
一般的なコミュ症の特徴2. 会話が上手く続けれない
一般的なコミュ症の人の特徴として、会話を上手く続けられないことが挙げられます。
どんな質問をされても「えぇ」「まあ…」なんて、曖昧で短い返事しかできないことがほとんど。
聞いた側からしても話を広げることができず、最悪のケースとしては、相手を「自分と会話がしたくないのかも」と不快な気持ちにさせてしまうこともあります。
例えば、合コンの場で女性が男性に向けて「素敵なお洋服ですね」と褒めてくれたにも関わらず、「まあ…」なんて返答をしてしまえば、そのあとの空気も悪くなってしまいますよね。
一般的なコミュ症の特徴3. SNS内では別人かと思うほど弁が立つ
コミュ症の人の中には、直接顔が見えないSNS内になるとおしゃべりになる特徴を持つ人もいます。
普段人前では自分の意見を言い出せない分、SNSの中では自分の言いたかったことを自由に表現できるのです。どちらかといえば理屈っぽい言い回しが得意な人が多いので、難しい話や表現も多いでしょう。
また、実名ではない名前でできるというのも、コミュ症の人が強気でいられる理由の1つでしょう。
一般的なコミュ症の特徴4. 友達ができない、もしくはいない
自分のことを主張するのが苦手な性格をしているコミュ症の人は、友達を作るのもとても苦手。
自分をさらけ出すことができないので、本音でなんてとてもじゃないけど話せないと思っています。そのため、挨拶程度を交わす間柄の人はいますが、腹を割って話せるような友人はなかなかできないし、いないのです。
また、いつも空気を読んで自分の意見を出せないので、上手く意思の疎通ができないことも、友達ができにくく少ない要因の1つでしょう。
一般的なコミュ症の特徴5. 複数人の輪の中に入っていけない
コミュ症の人は、複数人の会話の輪の中に入っていくのがとっても苦手。あれこれ周りのリアクションを考えすぎて、結局発言できず仕舞いになってしまいがちなのです。
「あ、この話題なら話したいことがある。でもいつ切り出そう…」なんて悩んでいるうちに次の話題にうつってしまうことも。なかなかタイミングの掴めない長縄跳びのようですね。
一般的なコミュ症の特徴6. 複数人でいるよりも1人の時間が好き
コミュ症の人は大勢でワイワイしている時間よりも、1人でいる時間の方が好きだという特徴もあります。
普段頑張って人とコミュニケーションを取ろうと思っているからこそ、1人になってリラックスできる時間は重要。むしろ職場などで人と接する機会が多ければ多いほど、ホッとできる1人の時間を大切にしている人も多いでしょう。
また、1人になった時こそ、人とのコミュニケーションの反省会をする、という人もいるようです。
一般的なコミュ症の特徴7. 自分から話しかけることはしない
コミュ症の人の特徴が、自分から話しかけることはしないこと。
本当は話したいことがあるのだけど、「なんて声をかければいいのかわからない」「このタイミングで声をかけて迷惑じゃないかな」「自分から話を切り出すのが恥ずかしい」なんて考え巡らせているうちに、声をかけられないことがほとんど。
話しかけるきっかけを上手く掴めないのです。そのため、男性と女性でせっかく2人きりになった、なんてシチュエーションでも、終始無言…なんてことも。
一般的なコミュ症の特徴8. 相手の目を見て話すことが恥ずかしい
2人きりで会話をしていれば、通常相手の目を見て話しますよね。しかし、コミュ症の人は恥ずかしい気持ちになり、相手の目が見れないのです。
決して何かやましいことがあるとか、相手のことが嫌いとか、そういうわけではないのですが、ついつい俯きがちに。
真剣な話をしている時は、相手に目を見て話を聞いてもらいたいと思うものですが、コミュ症の人はどうしてもそれができないのです。目が合いそうになるとついプイっとそらしてしまうことも。
男性も女性も、話している時に目をそらされると「嫌われているのかな」と思う人が多く、損しているポイントだと言えます。
一般的なコミュ症の特徴9. 一部の限られた人にはよく喋る
基本的に会話が苦手とされるコミュ症の人ですが、一部の限られた人相手にはよく喋ることも。
例えば、同じ趣味を持つ相手だった場合です。コミュ症の人は、自分の興味のある分野の話にはマシンガントークな人が多い傾向に。
そのため、同じ趣味を持っているとわかった途端、夢中になって話し続けます。普段の全く人と話せない様子しか知らない人からすれば、まるで別人に見えることもあるでしょう。
一般的なコミュ症の特徴10. 「あ」「えっと」「ん〜」を多用する
話し始めに「あっ」「えっと」「ん〜」を多用しがちなのも、コミュ症の人の特徴。
もともと話すことが得意ではないので、いざ話を振られるとどのように切り出していいかわからないのです。また、話を振られたのに沈黙が訪れることも恐れています。
そのため、間を埋めようと「えっと〜」などの言葉が出てしまうのです。言い換えれば、誠実な性格で、うまく言葉を選んでいる証拠であるとも言えますね。
自覚なし!仕事場で厄介な話すタイプのコミュ症の5つの特徴
一般的なコミュ症を紹介したところでここからは話すタイプのコミュ症について触れていきます。
厄介なコミュ症の特徴1. 質問の回答が返ってこない
こちらの質問に対して、的外れな答えを返してきたり、質問の論点をすり替える。これは仕事場にいると厄介な「話すタイプ」のコミュ症に見られる特徴です。
例えば、「もし作業が遅れたらその追加コストはどうしますか?」という質問に対して「随時進捗確認を行って、遅延の可能性があれば早期対応します」という回答。一見噛み合っているように見えますが、論点がずれていますよね。
厄介なコミュ症の特徴2. 同じ話を何度もする
話すコミュ症の人は、同じ話を何度も繰り返す特徴もあります。
何度も同じ話を聞かされると、聞いている側はうんざりしてきますよね…。特に内容が自慢話だった場合は、「もう勘弁して!」という気持ちになります。
「自分語り」のような内容は、その気がなくても「自慢話じゃん」と捉えられる可能性があります。「相手は理解してくれているのかな」と思っても自分から繰り返し話すのはやめましょう。もう一度聞きたいのであれば、相手は自分から聞き返してくるはずです。
厄介なコミュ症の特徴3. 結局何が言いたいのか分からない
話すタイプのコミュ症の人は、よく喋るわりに話題がコロコロ変わり、結局何を言いたいのか分からないという特徴も。
聞いている側からすれば、脈絡のない退屈でよくわからない話が続いていると感じるので、話についていけなくなってしまいます。
よく喋っているので、一見コミュ力があるように見えますが、話の内容にまとまりがないのです。これもある意味では「コミュ症」と言えるでしょう。
厄介なコミュ症の特徴4. 沈黙になることが怖い
話すタイプのコミュ症は、沈黙が怖くて話続けているケースもあります。
特に、自分が会話している最中に沈黙が訪れると、「なんとかして盛り返さないと」と焦って考えてしまっていることも。しかし、沈黙中にまくしたてて話すことで、さらに沈黙を呼ぶことに…。
焦って話しているので内容も支離滅裂になりやすく、会話のキャッチボールも続きません。それなのに「何か喋らないといけない」と思い、その場の人に関係のない話までつらつら話し始めてしまうこともあります。
厄介なコミュ症の特徴5. オチのない話を永遠とする
話すタイプのコミュ症は、相手のことを考えて話を組み立てられていないので、オチのない話を延々と続けがちな面も。
コミュニケーションとは、1人で完結できるものではなく、相手がいて初めて成立します。しかし、コミュ症の人は独りよがりなものになってしまいがち。たくさん話してはいますが、聞き手のことはまるで気にしていません。
そのため、自慢話や聞き手の知らない人の話など、自分の話したいことだけを話題もコロコロ変わりながら話します。そのため、オチのない話を延々と聞かされる羽目に。
仕事場でこのような人が上司だった場合、指摘もしづらいので聞かされている側は精神的にも消耗してしまいますね。