恋煩いとはどんな症状?恋煩いになりやすい男女の特徴から直し方まで解説
男女別に見受けられやすい恋煩いの症状とは
恋煩いをするのが女性だけだと思っていたのに、好きな人のことを考えると仕事も手に付かないとかイライラするほど男性も目に見える症状が現れるもの。
ですから、恋煩いは男女関係なく発症するものなので、女性にみられる恋煩いの症状と恋に悩む男性心理などもチェックしてみましょう。
女性に見受けられやすい恋煩いの症状
「恋すると綺麗になる」と言われたという女性は少なくありません。
つまり、恋をするのはとても素敵なことです。
しかし、恋煩いの症状が続くのはあまり好ましくないため、長い期間続かないように対策を考えていきましょう。
そのためにも、恋煩いにみられる症状がどのくらいあなた自身に現れているか診断してみましょう。
女性に見られる恋煩いの症状1. 食べ物が全く喉を通らない
「食欲がなくなる」とか一時的な「食欲不振」であれば、普段のストレスの影響でも起こり得る症状です。
しかし、恋煩いの場合は、恋するあまり他のことが考えられないほど好きな人のことを考え過ぎて、脳に「空腹」という信号が送られなくなります。
胃腸などの状態は、空腹なので栄養や食べ物が必要だと送っているのに、脳がその信号を受け取れないほど余裕がない状態ということです。
反対に、食欲が旺盛になる女性も居る
対照的に、過食症になってしまうこともあります。
しかし、恋煩いで食欲が増える時には、現実から逃げたいという気持ちや脳が考えずに食べることが現実逃避になることがあります。
この場合、糖質や脂質の高いもの、つまりファーストフードやスナック類など、手軽に食べられる甘いものや脂っこいものの摂取量が増える可能性が高く、ダイエットもしにくくなるので注意が必要です。
女性に見られる恋煩いの症状2. 全てにおいてネガティブ思考で活力が沸かない
ネガティブ思考になりやすい期間が続く「恋煩い」の症状。
仕事やライフワークなど様々なところで、気持ちの切り替えが必要になるので、恋活の頃には感じなかった新たなステップが必要になります。
恋煩いの特徴のひとつでもあるネガティブな気持ちは、「わたしなんて釣り合わないかもしれない」とか「わたしなんて振り向いてもらえないかも」と考えることも。
お相手を考えれば考えるほど、自分自身への評価は低めになるものです。
今までは簡単にできていたことにも活力が湧かないので、スローペースになったり集中できなくなったりすることもあります。
女性に見られる恋煩いの症状3. 相手に恋人や好きな人が居るんじゃないかと不安に駆られる
恋煩いの症状には、常に相手が気になっているということがあります。
お相手の行動や言葉、仕草などを思い出すだけでなく、恋人や好きな人がいるかもしれないという不安を感じること。
この症状が現れ始めたら、恋煩い確定です。
両想いになるまで悩み続けるのかなと、不安になることもあるかもしれません。
お相手が素敵な人であれば、なおさら「こんな素敵な人だから彼女がいるかも」と思い巡らして想像してしまうのです。
また、いろいろな人と接していたり、コミュニケーションを図る様子をみたりすると、より一層その不安が強くなることもあります。
女性に見られる恋煩いの症状4. 夜に布団で一人考え込んでしまい中々寝付けない
「眠れない」原因のトップに入る恋煩い。
お相手のことを考えるあまり、不安になったり思い出して喜んだり、頭の中で好きな人のことをグルグルと考え続けている状態になることがあります。
一日中考え続けていると、脳は常に働いているので、寝ようと思っても休まることがないのです。
特に1日の終わりにベッドや布団に入り、寝るだけにしておくと、日中よりも考えてしまうということもあり得ます。
この循環では眠れなくても当然かもしれません。神経を休ませて脳に休息を与えたいのに、睡眠前に考えてしまったことで、寝付けなくなるのです。
女性に見られる恋煩いの症状5. 急に泣きたくなったり感情の起伏が激しくなる
恋煩い中の女性に多くみられる症状で、これといった理由がなくても泣きたくなったり、涙が溢れたりすることも。
正直なところ、明確な理由は見つからないことが大半です。しかし、この涙は回復に向かうためのポイントの1つになります。
涙を流すと「バランスを取り、心の中の不安を流そうとする」状態に似ているので、安定させたいという神経や脳の働きのひとつになります。
また、感情の起伏が激しくなり、周囲の人の些細な言葉が気になったり、好きな人のことを考えて嬉しくなったり不安になったりするのも、恋煩いの症状です。
突然、ウルウルと涙腺が弱くなったり、泣きだしたりすることもあるのです。こうした情緒不安定な状態が続くと、仕事や家族、友人など広範囲に影響が及びます。
男性に見受けられやすい恋煩いの症状
男性が恋をした後、辛い恋煩いをするとは思わなかったという男女は少なくありません。
中には、恋愛をしたいと思ってやっと踏み出したのに、という恋煩いに悩む男性もいらっしゃるようです。
時には仕事や日常生活にも影響しかねない恋煩いの男性にみられる主な症状を説明します。
男性に見られる恋煩いの症状1. 好きが故に相手を干渉したり束縛したりしたくなる
恋をしたり付き合い始めたばかりの好きな人がいたりすると、「俺の女だ」と言わんばかりに、お相手の女性を独占したくなる男性もいます。
両思いならまだしも、片思いでも干渉したり束縛したりするなら、好きな女性が他の人と話したり楽しそうにしたりしているだけで、辛くなることもあります。
行動範囲や交友関係を知っておきたいと思うこともあれば、できれば自分の気持ちに合わせてコントロールしてみたいと思うこともあるようです。
好きだからこそ一緒にいたい、大切にしたいと思いつつも、上手に伝えられない気持ちが歯がゆくなることも男性の恋煩いの症状のひとつです。
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男性に見られる恋煩いの症状2. 好きな女性と似た人を見かけると無意識に目で追ってしまう
好きな女性と一緒にいたいとか、そばに置いておきたいと思うあまり、つい好きな女性と似ている人を無意識に目で追ってしまうことがあります。
後姿や髪型、背の高さ、体型、似たようなバックやアイテムを身につけている人を見つけると、好きなお相手の姿に重ねてしまいます。
よくみてみると似ているだけ、全然違っていたということも多く、それがわかると安心したりがっかりしたり。
職場や学校、勤務中や休日にゆっくり過ごしている時、日常生活のふとした瞬間でも、場所や時間を問わずいないはずの恋しい女性を探してしまうのです。
男性に見られる恋煩いの症状3. イライラしたり落ち込んだり気分のムラが目立つ
恋をすると、気持ちが幸せな気分になるので、前に進みたくなるもの。
ところが、思った通りに進まなかったり、お相手がないをしているかわからなかったりすると、距離が開いていくように感じてイライラしてしまうことがあります。
仕事は完璧にこなせるタイプの男性でも、つい気分にムラがでてしまい、冷静でいられなくなる自分に対して苛立ってしまうこともあるようです。
女性でも恋煩いでイライラしてしまうことがありますが、男性心理としても好きな相手と思うように進まないことが原因で、イライラするのは恋煩いの症状とされています。
こんな時には、自分の気持ちがコントロールできなくなり、周囲の人にも八つ当たりしてしまうことさえあるかもしれません。
男性に見られる恋煩いの症状4. 女性の前で必要以上に張り切ったり見栄を張ったりしようとする
好きな人ができると張り切ったり見栄を張ったり。
お相手の女性に注目してもらいたい、好きな人に相応しい人間になりたいなど、こうした思いが強くなるのも男性の恋煩いの症状とされています。
男性の場合、職場や学校でも、努力しながら自分を高めたり自信をつけたりする人が多いでしょう。
これは、出世や家族を守る男性の立場として、当然のことで一般的な断線心理のひとつです。
自慢するためではなく、努力を見せつけるわけでもありませんが、好きな女性の前では必要以上に力んでしまうこともあるのかもしれません。
男性に見られる恋煩いの症状5. 彼女のことを考えすぎて仕事に身が入らない
職場では完璧にこなせているような人や、「何があっても仕事は冷静にこなせてる」と思える男性でさえ、重症な恋煩いになると切り替えができなかったという経験のある人は少なくありません。
仕事中に好きな人のことを考えてしまったり、集中力が欠けてしまったりします。
社会人として仕事がこの状態じゃいけないと思っても、恋愛モードから仕事モードへの切り替えスイッチがうまく入らないことが悩み。
仕事に影響がでてしまうのは避けようと思っても、自分ではコントロールできないのが恋の病いなのです。
反対に、仕事や趣味に没頭する人も珍しくない
恋をしてから「いつもの自分と違う」から困るというのは、男性も女性も感じたことがあるのではないでしょうか。
男性心理では、集中力があって没頭することに慣れているはず。
それが、好きな人のことを考えるとバランスを崩しやすいのです。
特に男性の場合は、いくつかのことを同時に行うのが苦手です。
そのため、2つのことは苦手と脳が働き、苦手な恋煩いよりも集中しやすい仕事や趣味に走ってしまいます。
恋が始まり恋煩いに発展すると、「仕事中は仕事」「休暇中は仕事を考えずのんびり」「趣味や凝っているものがあると寝食を忘れて没頭する」という男性が、恋をする以前よりも仕事や趣味に没頭することもあるでしょう。