【中臀筋の筋トレ&ストレッチ】お尻の鍛え方|引き締めに効果的なトレーニングとは

織田琢也 2023.01.15
お尻にある筋肉、中臀筋(ちゅうでんきん)。どのような役割を担って、どうやって鍛えれば良いのか。今回は中臀筋の鍛え方として、自宅で出来る効果的な自重トレーニングメニュー&ストレッチ方法をご紹介致します。役割・鍛えるメリットまで把握してスムーズに鍛えていきましょう。

中臀筋の効果的なストレッチメニュー|硬い筋肉をほぐす柔軟体操とは?

中臀筋のトレーニングメニューについて解説していきましたが、どんな筋肉も、ただ痛めつければ良い訳ではありません。しっかりとストレッチでケアできるかどうかが、壊れにくい筋肉形成には大切です。今回は、中臀筋の効果的なストレッチメニューを2つ厳選してご紹介します。

簡単に行えるお手軽ストレッチを解説していきますので、この機会にぜひマスターしていってください。

中臀筋のストレッチ
  1. 床に座って行う簡単ストレッチ
  2. 中臀筋へ直接効かせるストレッチ
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中臀筋のストレッチ1. 床に座って行う簡単ストレッチ

お尻ストレッチ動画のスクリーンショット

中臀筋と共に大臀筋も同時に刺激できるストレッチメニュー。椅子に座った状態でも行える柔軟体操になるため、オフィスワークで固まりきった体をほぐす効果的なストレッチにも。しっかりとやり方を覚えて、効果的な筋肥大を促しましょう。

ストレッチのやり方

  1. マットなどを敷いた上に座る
  2. 両足の膝を立てて、上半身は後ろに体重をかける
  3. (2)の時、両手でバランスをとりましょう
  4. 右足を曲げて、左足の太ももにかける
  5. 数字の「4」を足で作ったら、軽く体を前に倒す
  6. 限界まで倒し、20秒間キープ
  7. 元に戻し、左足も同様に行う
  8. 残り一回ずつ取り組む
  9. 終了

このストレッチの目安は、左右20秒ずつ × 2回。気持ちいい絶妙なポイントで止めて、お尻の筋肉をほぐしていきましょう。

ストレッチのコツ

  • 呼吸を安定させて行う
  • 20秒間しっかりとお尻の筋肉を伸ばす
  • 痛みの出ない範囲で体を前に倒す
  • フローリングではなく、柔らかい床の上にお尻を載せる
  • 両手でしっかりとバランスをとる

最も大切なポイントは、痛みの出ない範囲で伸ばしていくこと。気持ちいいポイントで止めなければ、筋肉を損傷させてしまう恐れがあります。ストレッチの意味を理解し、ゆっくりと筋肉をほぐしていきましょう。


中臀筋のストレッチ2. 中臀筋へ直接効かせるストレッチ

お尻ストレッチ動画2のスクリーンショット

お尻を伸ばせるストレッチの中でも、最も効果的に中臀筋を伸ばせるストレッチメニュー。中臀筋トレーニングの前後はもちろん、お風呂上がりなどに取り組んでみてください。

ストレッチのやり方

  1. マットなどを敷いた上に仰向けで寝っ転がる 2, 右足で左足をまたぎ、逆方向に落ち着かせる
  2. (2)の時、左足が浮かないように注意しましょう
  3. 右足の膝を地面につける
  4. 右足の付け根の筋肉が伸びているのを感じながら、20秒数える
  5. ゆっくりと元に戻し、左足も同様に行う
  6. 残り1回ずつ取り組む
  7. 終了

このストレッチの目安は、左右20秒ずつ × 2回。普段、行わない動作になるため、痛みが出る方もいるでしょう。怪我に繋がらないよう、無理のない範囲でゆっくりと足を倒してください。

ストレッチのコツ

  • 呼吸を安定させて行う
  • 20秒間しっかりとお尻の筋肉を伸ばす
  • またがれた足は動かさない
  • 膝が地面につかない方は痛みのでない範囲まで下げる
  • 体はまっすぐ真上を見る

中臀筋は冒頭でも説明した通り、股関節の内旋・外転動作において中臀筋は非常に貢献度の高い筋肉になります。一般生活において股関節の内転動作は行われにくいため、しっかりとストレッチで伸ばしてあげることが大切です。全てのコツを押さえながら、中臀筋をほぐしてあげてください。

【参考記事】はこちら▽


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