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全能感による思い込みを克服する8つの方法|現実と向き合う方法とは?
「全能感がある人の特徴に当てはまった…」
「自分が全能感のある人間だったら、どう克服すればいいの?」
万が一、自分が全能感のあるタイプだった場合、どうやって直せばいいのか悩みますよね。
改善しないと、周りから嫌われたり恥ずかしい思いをしたりしてしまいます。
そこでここから、全能感による思い込みを克服する方法を解説。現実と向き合う秘訣を知って、本当の自分を知りましょう。
克服方法1. 自分の現状を知る
本当に全能な人間であるなら、既にすごい人間になっているはず。
そうなれていないのであれば、まずは理想と現実の差を把握することからはじめましょう。
- 平均年収を調べて、自分はどのあたりなのか
- 自分の持っているスキルはどのレベルのものなのか
- 現実に自分を慕ってくれている人はどのくらいいるか
など、客観的に見て、世の中で自分はどのくらいの実力なのか知ることが大切。
ポイントは理想や未来の自分という不確かなものではなく、現在の自分を比べること。現在の現実を知ることで「なんでもできる」と思わなくなりますよ。
克服方法2. 本気で努力をして現実を見る
「本気を出したら」「努力をすれば」と『たられば』が多いのが、全能感がある人の特徴。
努力さえすればなんでもできると思い込んでいるので、実際に努力をしてみるのも一つの方法です。
- 国家資格をとる
- TOEICで満点をとる
など、努力しないと達成が難しい、難易度が高いことにチャレンジしてみましょう。
地道で辛い努力を積み重ねる大変さを知り、努力してもなかなかうまくいかない現実もあることを知れば、自分の限界やただの思い込みだったことを理解できますよ。
克服方法3. 他人と自分の都合のいい比較をやめる
全能感を克服するには「自分は特別だから、他人ができることは自分もできる」という思い込みをなくすことが大切。
- 仕事や勉強が自分よりできる人
- 歌が上手い人や絵が上手な人
- いつも笑顔でいる人や周りへの気遣いがすごい人
など、自分にも同じことができるのか再確認してみてください。
自分と他人は全く別の生き物。
完璧な人間などいないので、それぞれ良さや違いがあることを理解して、
自分に都合のいい部分だけを比較して優越感に浸るような恥ずかしい癖をなくしましょう。
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克服方法4. 決めつける癖をなくす
全能感がある人は「自分の考えが100%正しい!」といった思い込みのせいで、凝り固まった思考になっています。
そのため、自分の意に沿わないことは受け入れられない性格なので、世の中にはいろいろな考え方があることを知らなければなりません。
- 他人の意見に耳を傾ける癖をつける
- 答えは一つだけではなく複数持つようにする
- 白黒はっきりつかないこともあるのだと知る
など、他の可能性についても考えるようにしましょう。
日頃から意識することで、徐々に思考のレベルが上がったり幅が広がったりしますよ。
克服方法5. 周囲をよく観察してみる
全能感を克服するには、現実を見ることなく自分が一番だと思っていたこれまでの考えを改めなくてはいけません。
いつも自分が一番と思い込んでいるので、それ以下の集まりである周囲の人なんて目にも入らなかったはず。
例えば、じっくり周りを観察してみて、
- どんな性格の人がいるのか
- 他の人はどんな考えをして、どんな行動をとっているのか
- 周りには、自分より能力の高い人がいないか
など、周囲にいる人たちの実際のレベルを知ってみましょう。
現実を改めてよく見ることで、新たな発見があったり自分のレベルを知れるため、これまでの思考を「恥ずかしい」と自覚できるかもしれません。
克服方法6. 何事にも柔軟に生きる
人生は何が起こるのかいつだって誰にも予測できないもの。
一つの考えに固執していると上手に立ち回れず生きづらさを感じてしまうので、柔軟な思考を持つことが大切です。
例えば、努力することが大切と前述しましたが、世の中には「あれだけ辛い思いをしながら努力したから」といってうまくいかないこともたくさんあります。
「努力は報われる」という一つの考えではなく、「努力しても報われないこともある」と違う視点から物事を捉えるようにしましょう。
失敗したら、違う道を探したり状況に合わせたりすればいいだけ。臨機応変に生きることで、随分と楽に思えますよ。
全能感が抜けない大人は、早めに等身大の自分を自覚しよう。
大人になっても全能感が抜けないと、いろいろな面で辛いと思ったり生きづらさを感じてしまいます。
「全能感は克服できるの?」と思う人もいるかもしれませんが、まずは等身大の自分を受け入れることからはじましょう。
全てを完璧にできる人間なんておらず、できる必要もありません。いつも肩の力を抜いて、現実としっかり向き合いながら楽しく生きましょう。
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