「卑下する」の意味は?自分を蔑む人の心理・特徴・付き合い方を解説

あやな 2022.06.13
あなたの周りに自分を卑下する人っていませんか?今記事では、「卑下する」という言葉の意味から自分で自分をマイナス評価してしまう男女の心理や特徴を大公開!また、上手に付き合う方法もレクチャーするので、人間関係に悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

卑下する人に共通する特徴とは

あなたの周りの、卑下する人をよく観察してみましょう。男性女性にかかわらず、ある共通点が見えてくると思います。

ここでは、卑下する人の特徴を7つご紹介します。コンプレックスがあったり、承認欲求が高いなど、思い当たる節が見えてくるかも。


特徴1. プライドが高く、常に劣等感やコンプレックスを抱えている

他人から見たら、容姿も性格も経済力も申し分ないのに、やたらと自分を卑下する人がいます。

こういった人は、プライドが高く、上昇志向が強過ぎるあまりに、現状に満足できないのが特徴。「私は、年収800万の仕事がデキる人間だ。でも、上には上がいる…」など、常に劣等感を感じています。そのため、いつも「自分なんて…」と思い、卑下しているのです。


特徴2. 承認欲求が高く、周りから褒められたい

卑下する人は、自分を下に見せたときに、周りから「そんなことないよ!」と言ってもらえると、安心します。

「他人が否定してくれること=褒められた」と思うからです。SNSにもハマりがちで、常に誰かから、「褒められたい」と考えています。

周りから認められたいという承認欲求があるけど、あからさまに「褒めて欲しい」とは言えないので、あえて自分を卑下するのが特徴ですよ。


特徴3. マイナス思考ですぐにネガティブな言葉を口にする

卑下する時は、ネガティブな内容で自分自身を落としますよね。そうなると、必然的に、普段の会話からネガティブワードが多くなります。

どんな話題であっても、「私はダメだから。」「どうせ私はダサいから。」など、聞いていてうんざりするような暗い会話になりがち。

とにかく後ろ向きな会話ばかりになるのが特徴です。

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特徴4. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がない

卑下する人は、自分のことを、価値のない人間だと思っているのが特徴です。何事に対しても自信がないので、「どうせ私なんか…」と自分を卑下してしまいます。

また、自分を認めてあげることができないのも特徴。幼い頃から、親や先生から、「もっと上を目指せ!」と言われ続け、褒められたことがないため、自己肯定感が育っていない場合もあります。

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特徴5. すぐに自分と周囲を比較してしまう

卑下する人の中には、他人に比べて自分が勝っているか劣っているか、気になってしょうがない人もいます。やたらとマウンティングを仕掛けてくるのも特徴。

他人に負けたと思ったら、すぐに自分を卑下します。男性だったら収入や社会的地位など、女性なら容姿や生活レベルなどです。さり気なく相手を探って自分と比較しようとしています。


特徴6. 警戒心が強く、人に自分を低く見せる癖がある

卑下する人は周囲の人に妬まれたり、仲間はずれにされるのを恐れます。また、「自分が1番劣っているように見せかければ、妬まれずに人間関係が上手くいく。」とも考えています。

例えば、初対面のママ友の集まりを想像してみて。「私が1番若いのよ!」と言うより、「私は未熟で」と言った方が、好感度は高いですよね。

ここで下手に「若い!」とアピールしたら、ヒンシュクを買うかもしれません。卑下する人は、相手から不利益を被ることを警戒して、自分を低く見せかける特徴があります。


特徴7. 自分の事をあまり好きではない

今まで、家族からの愛情が足りなかったり、恋人関係に恵まれなかったりすると、自分のことを低く評価する傾向に。

例えば、幼少時に、「あなたはダメね!」と、親から怒られた人、男性や女性から酷いフラれ方をした人などは、自分に自信が無くなってしまいます。基本的に、自分の事が好きではないので、「私はダメだ。」と卑下してしまうのです。


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