「卑屈」の意味とは?卑屈な考え方をする人の特徴&改善方法を解説
卑屈な性格の直し方をレクチャー!
自分で自分のことを、卑下してしまう卑屈な人っていますよね。卑屈な人は一緒にいるだけで疲れてしまうし、どう扱っていいか悩んでしまうものです。
どうして卑屈な人は、卑屈になってしまったのか、原因はどんなものなのか気になるところ。
今回は、そんな卑屈な態度について、卑屈の意味から卑屈な性格の改善方法までご紹介していきます。
自分や周りにいる人が当てはまっていないか、確認してみてくださいね。
前提として「卑屈」の意味とは?
卑屈とは、必要以上に自己評価を下げて、拗ねている様子のことを言います。
誰も何も言っていないのに「どうせ、私なんて」とよく口にすることも。周囲と自分を見比べて必要以上に自分自身を蔑むようなことを言ってしまうのです。
何に対しても自信を持てず、否定的な態度をとってしまい、周囲に気を使わせている人のことを指します。
【参考記事】はこちら▽
「卑屈」と「謙虚」の意味の違いについて
二つの意味は、似ているようで全く違います。
謙虚というのは、慎ましく控え目であることを指し、素直で感じの良い人に使われる言葉です。
それに対し、勝手にひねくれ可愛げのない様子を卑屈と言います。
一見、どちらも控え目であることを指しているように見えますが、周囲の話を聞き入れずに蔑む様子は、控え目で謙虚とは呼べません。
どんなことを考えてるの?卑屈な人の心理とは
卑屈な態度をとってしまう時は、様々な感情が入り組んでいる場合があります。
表面上では自覚がなかったり気付かないことでも、心理を知ることによって、思い当たる節があるものです。
ここからは、卑屈になってしまう人の隠された心理を、3つに分けてご紹介します。
卑屈な人の心理1. 自分の事が好きじゃない
卑屈な人は、自分を肯定してあげることができません。
どうしても自信が持てないし、コンプレックスにまみれた自分を好きになることができないのです。それは外見から始まり、性格でさえも否定するようになっていることも。
周りと自分を見比べては、どんどん自分が嫌になり、さらに卑屈になってしまうという、負のループに陥ってしまいます。
【参考記事】はこちら▽
卑屈な人の心理2. 周囲から凄いと思われたい
他人からの評価に敏感なのが、卑屈な人。
「自分を認めて欲しい、尊敬されたい」という感情が人一倍強いのですが、うまくいかない時もありますよね。
そんな時はあえて自己評価を下げることで、周囲から褒められようとします。
「そんなことない、あなたは偉いよ」と、声をかけられることで安心し、満足しているのです。
【参考記事】はこちら▽
卑屈な人の心理3. 失敗やミスを恐れている
卑屈な人は、あえて先にハードルを下げようとする傾向にあります。
自分が失敗やミスをしているところを見て、周囲にどう思われるかが不安なのでやる前から自己評価を下げておくのです。
そうすることで失敗した時に「ほら言った通りでしょ?できないって言ったじゃない」と言い訳ができるし、周囲から何か言われて傷付かなくて済むと思っています。