横柄(おうへい)な態度の意味とは?横柄な人の心理・特徴・対処法まで解説!
横柄な態度をとる人に見受けられる特徴
横柄な態度をとってしまう人が近くにいない、または横柄といっていいか分からないという人も中にはいるでしょう。
ここでは、横柄な態度をとる人に見受けられる特徴についてご紹介します。自分にも当てはまるものがないかも、同時にチェックしてみてください。
特徴1. 店員や後輩など、自分より弱い立場の人にキツく当たる
否応なしに上下関係が構築されやすい人間関係では、客や上司、先輩などが横柄な態度をとることが多いです。特に人を育てる側の立場になると、相手の立場に立てないことからストレスをぶつけるケースもみられます。
自分より立場の弱い人にキツく当たるのは、自分と相手の価値観や経験値の違いを受け止めることができないから。強引に自分の意見を押し付ける態度は、横柄な態度をとる人の特徴です。
特徴2. 自分の武勇伝や自慢話ばかりする
横柄な人は、強い承認欲求を持っています。少しでも自分に興味を持ってもらえる話題を提供してしまうのです。今が充実していないため、全盛期の武勇伝にすがって生きているとも言えるでしょう。
横柄な態度をとる人は、関係性を一方的にバッサリ切ることも多いです。自慢できるようなものを選りすぐって集めるため、ブランドで身を固めたり、安いものはどんどん使い捨てたりする特徴もみられます。
特徴3. 内心では自分に対して自信がない
横柄な態度で人を見下している人ほど、本当は今の自分に自信がありません。人からの評価を気にするため、どうにかして印象を変えなければと焦っています。ありのままの自分を認めることができず、本当の自分より背伸びをして、レベルが高そうにして威張ってしまうのです。
特に子供のころ結果の良し悪しだけで評価され、過程や姿勢を評価されたことのない人は、横柄な態度をとってしまう傾向があります。
特徴4. 上司や先輩に対しては謙虚に接する
身勝手な人の中には、自分よりも強い人に従うことが当然だという意識があります。それは今までの経験の中で従順なほど評価されることが多く、どんなに周囲から批判を受けても尽くした人は裏切らないことを知っているからです。
少しでも自分の評価を上げるために懸命にゴマを擦り、目下の人には「杭を出す順番を間違えるな」と、ひどく横柄な態度をとるでしょう。
特徴5. 怒られるとすぐに反論しようとする
自己中心的な思考の人は、ひどく被害妄想が激しい人も多いです。他の人からの注意が親切心からだとしても、「馬鹿にされた」「偉そうに」と自分より上目線で言われたことに腹を立て反論してしまうのでしょう。
横柄な態度をとる人は、相手の注意を素直に聞けば上下関係でも「下」と認めてしまうことになるため、なかなか謝罪もできません。プライドが許さないのです。
特徴6. 謙虚さが欠如しており、すぐに調子に乗ってしまう
横柄な態度は目下の人に向けられることが大半ですが、日頃から横柄な態度をして習慣化されているため、時に上司や目上の人に対しても、身勝手な上から目線の態度をとってしまうことも。
怒られれば平謝りして許されますが、許されるとすぐに調子に乗り、同じことを繰り返してしまうのです。その場限りの謙虚さが目立つ人は、普段は横柄な態度で周囲を嫌な気分にしていることもあるでしょう。
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特徴7. 自分勝手で人のことを思いやる気持ちがない
横柄な態度をとる人は、奴隷のように服従してきた経験しかなく、頼れる人が少ないです。そのため、誰かが苦しんでいても「自分で何とかするだろ、普通」と手を差し伸べることがありません。
また、頼らないことが優秀だと思い込んでいるため、本気で自分は凄いと思っています。助けを求めている人をみても思いやる気持ちが湧いてこないのが横柄な人の特徴です。