「好き」と「愛してる」の意味の違いとは?男はどんな心理で「愛してる」と言うのか

「好き」と「愛してる」の意味の違いとは?男はどんな心理で「愛してる」と言うのか

高峰ナナ 2022.05.21
あなたは「好き」と「愛してる」の違いを伝えられますか?今回は男性が女性に言う「好き」と「愛してる」の意味や、使い分ける心理に触れていきます。また、2つの違いがわかる名言集も紹介!

「好き」と「愛してる」の5つの違い

「好き」と「愛してる」の5つの違い

「好き」と「愛してる」の違いを5紹介します。「好き」と「愛してる」の違いで良く言われていることです。自分自身の心理をきちんと分析し、相手との関わり方を考えましょう。

自分の気持ちを良く考えて、愛してるのであればちゃんと愛してると言ってみましょう。


1. 「好き」は一方的、「愛してる」は相互で育むもの

「好き」と「愛してる」の大きな違いは意識の方向性です。「好き」という気持ちは一方的なもので、「愛してる」は相互で育むものです。

好きだなと感じることは「恋」で、一方的に相手を好きになることを片思いと呼び、それも恋の一つの形です。

でも、愛は一緒にはぐくむもの、つまり育てていくものです。恋は一方的に見つめていますが、愛はお互いをじっと見つめ合っている状態です。


2. 「好き」には疑いの心があり、「愛してる」には互いの信用信頼がある

恋をすると今まで信じていたものまで疑い始めてしまうという特徴を心理学者が語っています。

フランスのモラリストであるロシュコーは「我々は恋をすると、現在はっきりと信じているものまでも、疑うようになるということが、しばしばあるものである。」という名言を残しています。

それに対して、「愛」というものは絶対的な存在です。相手を心から信じ、信頼していなければ「愛」とは言えないのです。「愛してる」というのは相手を100%受け入れ、疑わない状態を言います。

疑って嫉妬に苦しむのは愛してるからではありません。これは、所有欲が強いからです。


3. 「好き」は時間がかからない、「愛してる」には時間がかかる

「好き」は時間がかからない、「愛してる」には時間がかかる

「好き」という気持ちはある日突然生じます。一目惚れという言葉がありますが、一目見た瞬間に恋心が生じてしまうことです。

もちろん知り合って時間が経ってから好きになる場合もあります。しかし、その場合もあるきっかけが起きて、その瞬間に好きになるのではないでしょうか。

反して、「愛」は育むもの、そして「愛してる」と心から言える状態になるまでに時間がかかります。

しかし、じっくり育てた愛は簡単には消えてしまいません。


4. 「好き」は見返りを求める、「愛してる」は見返りを求めない

最も典型的な「愛」は母性愛ではないでしょうか。赤ちゃんの無邪気な笑顔を心から慈しみ、泣いたらあやし、不快感がある原因を探して居心地が良いようにします。常に赤ちゃんの状態を見て、心も体も休める暇がなくても赤ちゃんになんの見返りを求めません。

このように男女の関係でも、本当に愛していたら見返りは求めないものです。

しかし、「好き」は違います。こんなに好きなんだから、あなたも好きになって欲しいと思うことが普通ですし、相手のために時間を使っていれば、相手も自分のために時間を割いて欲しいと思います。


5. 「好き」は代替可能なモノ、「愛してる」は唯一無二の存在

恋の相手は、恋が終わった後でしばらくすると悲しみも薄れて次の恋人を見つけられます。「好き」というだけなら代替可能なものです。心理学者も好きなパートナーを言語化できるのであれば代替可能であると言っています。

反対に、「愛してる」は、代替不可能な存在です。全てを言語化することも不可能で、その存在はコピーすることもできないし、代替品に変えることも不可能。

失われても、ずっと想い続けていくことが「愛してる」ということなのです。


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