【男女共通】上から目線の人の特徴とは?偉そうな話し方を直す方法を解説!
上から物を言う人に共通する特徴|偉そうな言い方をする人はどんな人?
「上から目線」と言われる人たちには、似たような特徴があるのをご存知でしょうか。ここでは、上から目線の人に共通する特徴について、「話し方」「性格」の2つのテーマに分けて、詳しく解説していきたいと思います。
上から目線の人の「話し方」に共通する特徴
まずは、上から目線な人の「話し方」に共通する特徴について、具体例をいくつか挙げていきます。上から目線な話し方は、周囲から嫌われる原因になってしまいます。
無意識にそんな話し方をしていないか、普段の自分の話し方と照らし合わせてチェックしてみましょう。
上から目線な人の話し方1. 周囲に助言されても「でも」や「だって」と素直に聞き入れない
上から目線な人はプライドが高い人が多いため、他の人の話に口出しをすることはあっても、自分がアドバイスされることは好みません。
丁寧にアドバイスされたとしても、「でも」「だって」「いや」というような否定の言葉を繰り返し、今の自分がいかに正しいかを強く主張します。
上から目線な人は負けず嫌いな性格でもあることから、「アドバイスを素直に聞き入れる=負け」だと思っている節があります。それによって、仮に周囲のアドバイスが有益なものであったとしても、素直に受け入れることができないのです。
上から目線な人の話し方2. 「自分が、私が、俺が」と自己主張が人一倍強い
上から目線な人の話し方の特徴として、「自分が、私が、俺が」と自己主張が人一倍強いことが挙げられます。
周囲の行動に割り込んで「〇〇さんはこっち、△△さんはそっち、そんなに時間ないからね」とその場を仕切り始めたり、他の人が話しているのに「以前同じようなことがあってさ」と自分の話題にすり替えたりと、自己主張が激しいことで周囲に不快感を与えることもしばしばあります。
上から目線な人は、自分自身の主張で周りが動いたり、自分が中心になって会話が進むことを非常に好みます。そうすることで自分が周囲より上の立場であるように感じられて満ち足りた気分になるからです。
上から目線な人の話し方3. 英語やカタカナなど、横文字や難しい言葉をやたらと使いたがる
上から目線の人が会話をするとき、英語やカタカナの専門用語など、横文字や難しい言葉をやたらと使いたがる傾向が見られます。「自分はこんな言葉を知っている」と知識をひけらかすことで、相手より上の立場であることを示したいからです。
「その言葉は初めて聞いた」「どういう意味の言葉なんだろう」と相手が反応するたびに、優越感に浸っています。
時には、「そんな言葉も知らないんだ」というような見下した態度を取ったり、頼まれてもいないのに「教えてあげる」と言葉の解説を始めたりすることも。
「相手より自分の方が優れている」と実感したいがために、専門用語や難しい言葉をやたらと使いたがるのです。
上から目線な人の話し方4. 人の立場や気持ちを考えずに好き勝手発言する
「上から目線」と言われる人には、相手の立場や気持ちを考えずに発言するという特徴があります。「こんなこと言ったら相手を不快にさせてしまうかもしれない」と普通の人なら躊躇してしまう言葉でも、悪気なくさらっと発言してしまいます。
上から目線な人は、人より上の立場でありたいと思う気持ちが強すぎるため、相手に対する思いやりや気遣う気持ちが欠けてしまっているのです。
また、上から目線の人は、自分は常に正しいと絶対的な自信を持っている人も多く、「正しいことを言って何が悪いの」と、平然と人を傷つけるような発言をすることもあります。自己中心的な発言になりがちなのも、上から目線な人の話し方の特徴です。
上から目線な人の話し方5. まずは否定から話し始めることが多い
会話をするとき、まずは否定から話し始めることが多いのも、上から目線な人の特徴。
相手がまだ話をしている途中であったとしても、「それは違うんじゃないの」「間違ったこと言ってるって気付いてないみたいだね」などと否定的な言葉を投げかけたり、一方的に批判的な意見を述べたりします。
上から目線の人は、相手をねじ伏せたいと思う気持ちが強いため、基本的には否定から会話を始めがちです。相手の話を否定して持論を述べることで、相手より自分が上の立場であることを誇示しようとします。
上から目線の人の「性格」に共通する特徴
続いては、上から目線の人の「性格」に共通する特徴について解説していきます。男性女性を問わず、上から目線な性格は、周囲から嫌われる原因やトラブルの元になってしまいます。自分自身にも上から目線な部分がないか、重ねてチェックしてみるといいかもしれませんね。
上から目線な人の性格1. プライドが高く、人のことを見下しやすい
上から目線の人の典型的な性格に、プライドがとても高く、人のことを見下しやすいことが挙げられます。「自分は常に上の立場でいたい」「自分は人より優れている」という意識が強いため、無意識に人のことの見下す癖がついてしまっている人もいます。
また、人に見下されるのを極端に嫌うため、自分をよく見せようとして偉そうな話し方をしたり、相手の話を屁理屈でねじ伏せてしまうことも。そんな性格が災いして、周囲の人から距離を置かれ、孤立してしまうこともあるようです。
上から目線の人はプライドが高いため、発言を撤回したり謝罪したりすることは少なく、壊れた人間関係を修復するのは難しいといえるでしょう。
上から目線な人の性格2. 話を盛ったり、つまらない見栄を張ったりしがち
上から目線の人は、周囲の人から賞賛されたり注目を浴びたりすることが大好きです。「すごいですね」「自分にはできそうにありません」などの言葉を言われることに強い快感を覚えます。
上から目線の人は周囲からの反応を期待するあまり、つい話を大きく盛ったり、つまらない見栄を張ったりしがちです。
仕事上のちょっとした出来事に脚色を加えて成功談にしたり、自分が異性にモテた話を大げさに話したりするなど、「自分はすごい」というイメージを周囲に印象付けようとします。
上から目線な人の性格3. なにかと自分の自慢話をしがち
「上から目線」と言われる人は、自己承認欲求が強い性格であることから、なにかと自分の自慢話をしがちです。
例えば、複数の友達でその中の一人の悩み相談に乗っているとき、まだ話の途中にもかかわらず「自分も同じようなことがあったけど、上手に解決できた」と会話に割って入り、そのまま自分の自慢話にすり替えてしまうのも、上から目線な人がやりがちな言動の一つです。
自己承認欲求が強く、人から賞賛されたいと常に思っているため、周囲の気持ちやシチュエーションを考えずに自分の自慢話ばかりをしてしまいます。
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上から目線な人の性格4. 人には厳しいのに自分には甘い
上から目線の人は自分自身の能力に絶対的な自信を持っていることが多く、自分の行動や発言が正しいものであると確信しています。
そのため、客観的に見れば間違っていることであっても本人は誤りとして受け入れず、しまいには周囲の人のせいにしてしまうことさえあります。
また、自分に甘い評価を正当化し、周囲の人には厳しい指摘や口出しをするのも、上から目線の人の特徴です。
上から目線の人の性格に「自分に甘い」という特徴があるのは事実ですが、本人にはその認識は全くありません。常に自分は正しいと自信を持っているだけなのです。
上から目線な人の性格5. 人を素直に祝福したり、褒めたり出来ない
周囲の人が何か成功を収めたとしても、心の中でそれを認めたくないという心理が働き、「もっとこうしていれば良い結果が出せたのに」「自分ならもっと上手くやれた」などと、ケチをつけたりダメ出しをしてしまいます。
上から目線の人にとって、人の成功を祝福したり褒めたりするのは、相手のことを自分と同等か上の立場だと認めることになるので、プライドが許しません。仮に本心では相手のことを素晴らしいと思っていても、素直に口に出すことは出来ないようです。
上から目線な人の性格6. 誰にでもすぐに張り合おうとする
上から目線の人は競争心が強く、負けず嫌いな性格のため、誰にでもすぐに張り合おうとします。仕事の成果など、ある程度の結果が求められるものだけでなく、日常の些細な出来事に関しても競争心が働きます。
上から目線の人は、「常に人より上の立場でいたい」「優秀であることを周囲に認めさせたい」という気持ちが非常に強いため、周囲の人が褒められたり、「すごいですね」と言われたりするのを目の当たりにすると、張り合おうとして反射的に行動を起こしてしまいます。
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