気持ちの切り替えが”早い人”と”遅い人”の特徴。切り替え上手になるコツも解説!
気持ちの切り替えが早い人の特徴|嫌なことがあっても引きずらない人に共通することは?
「気持ちの切り替えが早い人ってどんな人?」
「気持ちの切り替えが早い人に共通点はあるの?」
嫌なことがあると引きずってしまう性格だと、切り替えが早い人に憧れますよね。
そこで、気持ちの切り替えが早い人の特徴をまとめました。
嫌なことがあっても引きずらない人はどんな性格なのか、見ていきましょう。
早い人の特徴1. 何事もポジティブに考える
どんな人でも、仕事や友人関係で嫌な出来事が起こることもあるでしょう。
そんな時、切り替えが早い人は、落ち込んだ気持ちを引きずるよりもポジティブに考えた方が価値があると思っています。
例えば
- 仕事での失敗を「今回のミスから新たに学びがあって成長できた」
というように、マイナスをプラスの発想に変えることができます。
早い人の特徴2. 頭の回転が早い
凝り固まった意識や考えがなければ他人の意見を受け入れることができます。
そのため、切り替えが早い人は、頭の良い人が多く、様々な視点から物事を捉え、優先順位をはっきりさせるのが得意で無駄のない行動ができるでしょう。
例えば、トラブルが起こった時も自分は何をするべきかを瞬時に判断し、淡々と終わらせていくことができます。
早い人の特徴3. 失敗やミスを素直に受け止めることができる
切り替えが早い人は自己認識力が高く、自分の能力や感情を明確に理解しています。
そのため、失敗やミスをしても自分の能力不足と判断し、素直に受け入れて、他人のせいにすることもありません。
- 「あの時○○しなければ良かった」などと思い悩んだり、後悔したりしない
- ミスは自分が原因と受け止め謝罪する
そして、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすれば良いのかを考えて行動していくでしょう。
早い人の特徴4. 決断力や行動力がある
決断や行動に迷いがないのが、切り替えが早い人の特徴の一つです。
頭の中であれこれと考えて試行錯誤などはせず、まずはやってみることに価値があると思っています。
そのため、仕事や勉強でも、考え込んだり、迷ったりせず実際に挑戦するでしょう。
もし行動した結果たとえミスをしてしまっても
「この失敗を次に生かそう」
と切り替えが早いのが特徴です。
早い人の特徴5. 時間を無駄にしない
時間は有限であると切り替えの早い人は理解しています。
そのため、失敗や嫌なことを引きずっている時間はもったいないと考えているでしょう。
仕事でトラブル続きでも悩んだり落ち込み続けるのではなく、すぐに切り替えて前を向いていく自分の気持ちのコントロールが上手い性格なのが特徴です。
早い人の特徴6. 他人と比較しない
切り替えが早い人は自分の得意、不得意を理解しています。
人は人、自分は自分と考えているので、失敗してしまっても
「あの人は出来ているのにどうして自分は」
などと他人と比べるて自分を責めたりはせずに、自分に適している作業をこなしていくでしょう。
早い人の特徴7. 集中力が高い
切り替えが早い人は思ったように進まなくても苛々するなど余計な感情にふりまわされず自分の目標達成に向けて取り組みます。
仕事中であれば、やるべきことだけを考えて、全力で目の前の仕事をこなすでしょう。
例えば、上司に嫌味を言われるなど、嫌なことが起きても気にしないで集中力を発揮します。
早い人の特徴8. 想像力が豊かである
固定概念や常識に囚われない人は、嫌なことだけに意識を向けず様々な角度から見極めることができます。
上手くいかないことがあっても想像力が豊かなので、
「他に良い方法があるはず」
と幅広く考えて対応できるでしょう。
また、常に失敗するパターンなどを思い浮かべているので、イレギュラーな出来事にも動揺しません。
ネガティブな出来事を引きずることなく、どんどん切り替えて前に進んでいきます。
【診断】気持ちの切り替えが遅い人の特徴|何かあるとすぐに悩んでしまう人に共通することは?
「気持ちの切り替えの遅い人の特徴が知りたい」
「いつも考えこんでしまい物事がスムーズに進まない」
過去を引きずるクセがあり、なかなか行動ができずに悩んでいる人もいるでしょう。
ここからは、気持ちの切り替えの遅い人の特徴を解説。
自分は、気持ちの切り替えが遅い性格に当てはまるのか、自己診断してみましょう。
遅い人の特徴1. 自己評価が低い
自分の考えや選択に対して自信が持てないと自分を責めてしまうことはないでしょう。
- 自分のした言動が間違っていないかと不安になりずっと悩んでしまう
- 「○○さんは自分を嫌っているかもしれない」と決めつけて落ち込む
など、物事をネガティブに考えてしまい、決断や行動ができないことが多いはず。
自己評価が低く、前にすすむのが怖いと感じているならば、気持ちの切り替えが遅い性格と診断されるでしょう。
遅い人の特徴2. 被害者意識が強い
学校や会社で
「いつも損をするのは自分ばかり」
「頑張ってもどうせ報われない」
と思う人は要注意。
- 自分の考えは採用されないと決めつけて発言しない
- 注意を受けると酷いことを言われたと感じる
過去の失敗や他人の評価を気にし過ぎてしまうと、自分を可哀そうな人間と思い込んでしまって未来に目を向けることができません。
そんな暗い気持ちを抱え込んでしまっていると、行動を起こすのが怖くなってしまい切り替えられなくなってしまうでしょう。
遅い人の特徴3. 諦めが悪い
疑問や物事が解決しないと頭の中は堂々巡りで、いつまでも同じことを考えて先へ一歩も進めなくなっていませんか。
- 別れた恋人が忘れられず、あたらしい恋愛をする気持ちにならない
- 無くても困らない物でも無くした物は見つかるまで探してしまう
など、周りから無意味と言われても諦めきれずやり続けてしまう経験があるはず。
過去に執着しているため、ずっと考えを切り替えられないでしょう。
遅い人の特徴4. こだわりが強く真面目過ぎる
些細なことでも気になってしまい、とことん追求しないと気が済まない性格の人がいます。
- 新しいやり方に柔軟に対応できず、やる気を失ってしまう
- 見本と同じにならないと納得ができず、思い詰めてしまう
など、周りは気にしないようなことでも頭からはなれず、悩みのタネが尽きない状況になってしまいます。
こだわりがあり、真面目な性格は長所でもありますが、身動きが取れなくなってしまうと短所にもなってしまいます。
気持ちの切り替えが早い人になるメリット|オンオフの切り替えがうまくて得することは?
気持ちの切り替えが早い人、遅い人の特徴を見てきましたが、やはり切り替えが早い人は魅力的ですよね。
オンオフの切り替えがうまい人のほうが、得をすると感じたのではないでしょうか。
それでは、気持ちの切り替えを早くするとどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。
メリット1. 精神的に楽になれる
切り替えが早い人は、些細なことは気にしない大雑把な性格の人が多いと言えます。
ネガティブな出来事や心配事に執着しないので、ストレスを感じることが少ないでしょう。
また、人目が気にならなくなるため、堂々と行動できるようになります。
気持ちの切り替えが早くなると、心も軽くなり行動力もアップするので、精神的に開放された気分になれますよ。
メリット2. 結果が悪くても素直に受け止められる
切り替えの早い人は、良いことも悪いことも、自分の選択の結果であると理解しています。
問題が起こっても、自分の何が原因で、どうすれば解決するのかを考えられるのです。
また、ネチネチと人のせいにすることもありません。
悪い結果でも素直に受け止められると
「今回はしょうがない」
と早く切り替えて、嫌な感情をいつまでも引きずらないで済むようになるでしょう。
メリット3. 計画通りに自分の人生を歩みやすくなる
人の目を気にしないで、自分の決断でどんどん先に進めることができるのが、切り替えの早い人。
他人と比較して落ち込んだり、周囲に流されたりしません。
すぐに決断し行動に移せるので、周りから信頼され、仕事ができる人と思われます。
夢や目標が明確で、自分が考えた通りの人生を歩むことができるでしょう。
メリット4. 時間の使い方が上手くなる
落ち込んでしまう出来事があると、気持ちが乗らずついダラダラとしてしまいがちですが、切り替えの早い人は何事も前向きに捉えています。
仕事でミスをしたり、様々な悩みがあっても
「休日は仕事を忘れて楽しもう」
とオンオフをうまく切り替えるでしょう。
無駄な時間を費やすことがなくなるので、有意義に使える時間が増えていくのです。
メリット5. 社会的・経済的に成功しやすくなる
切り替えが早い人は頭の回転が速い人が多く、行動もスピーディー。
落ち込んでいるヒマなどなく、結果を検証しライバルよりも先に行動しようと考えています。
マイナスな体験も、新しい知識や経験を積むチャンスと捉え成長していくでしょう。
そのため、失敗をしても諦めず、何度も挑戦するので成功する人が多い傾向があります。
気持ちの切り替えが早い人になる方法|切り替え上手になるために必要なことは?
「切り替えが早い人になる方法を知りたい」
「嫌なことを引きずらない性格になりたい」
切り替え上手になりたいけど、どうすればいいのか分からない人もいるでしょう。
切り替えが早い人はポジティブというイメージがありますが、誰でも切り替え上手になれます。
どのような方法があるのか。
ここからは、気持ちの切り替えが早い人になる方法を紹介します。
方法1. 体を動かす習慣をつけてみる
スポーツなど体を動かして汗をかくと、爽快感や達成感から、気持ちがスッキリするので、物事を前向きに考えられるようになるでしょう。
体を動かすのであれば何でもよく
- 朝起きたらラジオ体操をする
- 少し早く家を出て一駅分歩く
- 思い切ってスポーツジムに入会する
など、とにかく短時間でも習慣にすることがポイント。
始めから頑張りすぎると疲れてしまうので、楽しくできそうなことを探してみましょう。
方法2. ゆっくりと呼吸することを意識する
イライラしたり、不安な状態が続いたりすると無意識に呼吸が浅くなり、脳へ酸素がいきわたらなくなります。
そんな時、深い呼吸を意識すると脳へ酸素がしっかりと届くため、リラックス感とスッキリ感を実感できるはず。
夜寝る前や、朝目が覚めたら布団の中で呼吸法を意識してみましょう。
吐き出す息と一緒にマイナスの感情がなくなっていきます。
特別なことを考えたり、感じたりする必要はなく、ゆっくりと呼吸するのがポイント。
YouTubeでも呼吸法の動画があるので、参考にしてみてもいいかもしれません。
方法3. 没頭できる趣味を持つ
没頭できる趣味があれば、仕事とプライベートのオンオフの切り替えもしやすくなります。
特に、一人で夢中なれると、自分の世界に入り集中できるので、嫌なことを考えずに済み気持ちも明るくなるでしょう。
例えば
- 読書
- 映画鑑賞
- ゲーム
- 絵画
- 料理
などは自宅で簡単に始められるため、ハードルが低くオススメ。
自分のペースでとにかく集中できるのが、ポイントです。
方法4. 気持ちを紙に書き出してみる
自分の感じていることを紙に書きだすと、心の中のモヤモヤやネガティブな気持ちを客観的に見ることができます。
冷静に自己分析ができると、原因と結果が分かり改善策が見えて気持ちを切り替えるきっかけになるでしょう。
悩みや抱えている問題をうまくまとめようなどと考える必要はなく、人には言えないような愚痴や暴言でもOK。
誰にも見せずに書ききったら捨ててしまうので、頭に浮かんだことを全て書ききりましょう。
方法5. 好きな食べ物を食べて、幸せな気分に浸る
自分へのご褒美は、気分のリフレッシュになり、明日へのやる気と活力に繋がります。
自分を労わることで気分が満足し、幸せな気持ちになるので、嫌な気持ちから切り替えやすくなるでしょう。
例えば
- 普段は買わないような高級スイーツ
- 行き届いたサービスを受けられる贅沢なディナー
- 気になっていた話題のお取り寄せ商品
好きな食べ物は、心も体も満たしてくれます。遠慮せずに自分にプレゼントしましょう。
方法6. テンションが上がる音楽を聴く
音楽にはリフレッシュ効果やリラックス効果があると言われています。
好きな音楽を聴いて元気になったり、感動した経験がある人も多いはず。
特にポップで爽快な音楽は、落ち込んだ気持ちを明るくしてくれるでしょう。
例を挙げると
- 歌詞付きの元気な曲を一緒に歌う
- スピーディーな曲を流しながら掃除をする
など。
好みの音楽が特にないという人はYouTubeで
「テンションが上がる音楽」
で検索するのもおすすめです。
方法7. 髪を切ってイメチェンしてみる
見た目を変化させることが、自分を変える一番簡単な方法と言われています。
外見を変えると、違う自分になったようになり、気持ちも新たにすっきりすることが多いでしょう。
髪を切ると気持ちもすっきりして、前向きになれでしょう。
- 憧れている人と同じ髪型にしてみる
- 元気がでるような明るいカラーにしてみる
- 美容師さんに相談し、自分に似合う髪型にしてみる
というように、理想の自分を想像して、今までやったことのない髪型に挑戦してみるのがおすすめですよ。
方法8. 面白いものに触れて思いっきり笑う
笑うとストレスや暗い気分から解放され、ネガティブ思考からポジティブ思考に切り替わると言われています。
そのため、普段から面白いものに触れて笑う習慣を増やしていきましょう。
例えば
- お笑い番組を見る
- SNSで笑える話や画像を探してみる
- 笑える漫画や映画を見る
など、自分から積極的に面白いものを探してみましょう。
方法9. 目標とする人をたくさん見つける
人は尊敬する相手から強く影響を受けるもの。
自分もこんな風になりたいと目標になる人がいると、自分も憧れの人のようになりたいというモチベーションに繋がり、嫌なことを引きずりにくくなります。
また、憧れの人を参考にすることで、自分はどんな言動をすれば良いのか気づきが得られるでしょう。
目標となる人はどんな人でもOK。
身近にいる先輩や上司、歴史上の人物や芸能人でも構いません。
真似したいと思う立ち振る舞いをする人を見つけましょう。
方法10. 悩む前にとりあえず行動してみる
初めてのことであれば、行動する前はどんな人でも少なからず不安になります。
何も始まっていないのに悩んで迷い続けていては時間を無駄にしてしまうだけなので、悩む前にとりあえず行動してみましょう。
自分で選択し決断を早くする習慣をつけると、気持ちを早く切り替えられる癖がつきます。
例えば
- ランチのメニューを迷わず決める
- 週末の予定を決める
- 毎日着る服をすぐに決める
など、日常で何かを選択する場面では素早い決断を心掛けましょう。
気持ちの切り替えが早い人の特徴を知って、切り替え上手に!
切り替えが早いとメリットも多く、前向きになれるので良いことだらけ。
社会的、経済的に成功している人も多くいます。
自分は切り替えが遅いからダメだと思い込んでいると、なかなか行動に移すのは怖いですよね。
今回の記事を参考にぜひ小さな一歩から踏み出してみて下さい。
切り替え上手になって新しいチャンスを掴んでいきましょう。
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