我が道を行く人の特徴。自分らしく生きるためのコツや注意点も解説!
我が道を行くとは?意味や類語を解説!
「我が道を行く」とは、周囲の人の考え方や雰囲気に影響されない様のことを言います。
他人のことは気にせず自分らしく生きる人、自分の思い通りにふるまうこと。
また、他人のことを考えない自己中な考えの人の行動を言う時にも使用します。
自分勝手、自由奔放などの意味も含んでいて、「あの人は我が道を行く人だからしょうがない」と皮肉を含んで使う場合もあるでしょう。
英語での表現は、「going my way(ゴーイングマイウェイ)」です。
我が道を行く人の特徴|性格や行動の共通点とは?
「周りの目を気にして生きているから、我が道を行く人が羨ましい」
「我が道を行く人の特徴を知って、自分らしく生きたい」
周囲の考え方に影響されずに我が道を行く人を見て、自分もそんな人生を送りたい、
どんな特徴があるのか知りたいと思う方も多いでしょう。
自分らしく生きるためにも、我が道を行く人の考え方や性格を参考にしてみましょう。
ここでは、どんな人が我が道を行く人なのか、特徴や行動の共通点を解説します。
- 常にブレない目標がある
- 周りの意見は聞くけど影響されない
- 自分の信念に基づいて行動する
- いざという時の決断力がある
- 自分のための努力を惜しまない
- 周囲の視線を気にしない
- あらゆるこだわりが強い
- 誰に対しても平等に接する
特徴1. 常にブレない目標がある
自分の軸がしっかりしていて、目標を達成するために行動をしているので、他人の意見に惑わされることもありません。
その目標もコロコロ変わらず、まっすぐに生きている印象を受けるでしょう。
例えば、
- 英語を習得したいという目標のために、英会話教室に通い遊びの誘いを断って勉強している
- 体重維持を目標にしている女性、常にストイックな生活を心がけていて、おやつやラーメンの誘惑にのらない
など、目標を達成することに重点を置いているので、ブレることがありません。
特徴2. 周りの意見は聞くけど影響されない
頭が固くて他人の意見を一切聞かないわけではなく、自分の意思がはっきりしているだけ。
例としては、
- 仕事のやり方に関して、自分が一番いいと思っている方法があり、口を出されてもやり方を変えない
- 上司と意見が対立しても、意見を変えることなくはっきり反論する
のように、周りの意見を聞いて「あなたの意見も理解できるけど、でも自分はやっぱりこう思う」とはっきり主張し、影響されることがありません。
特徴3. 自分の信念に基づいて行動する
いい意味で人を信用していないので、自分の意思を大事にしています。
そのため行動一つ一つに明確な理由や根拠があり、なんとなくで行動しません。
例えば、
- 自分だ正しいと思うことは曲げないという信念で、大多数が反対しても自分の主張を曲げない
- 自分が本当に食べたいものだけにお金を使う信念があり、周りに合わせてメニューを選んだりしない
など、自分の信念に反することは、たとえみんながやっていても同調して行いません。
特徴4. いざという時の決断力がある
多くの人は「失敗するかもしれない」という気持ちがあると、なかなか大きな決断することができないもの。
自分を一番信じているので自分の決断に自信があり、決めなければいけない場面では、しっかりと決断します。
例えば、
- 会社で地位があっても、「この会社は違う」と思ったら転職の決断し、チャンスを逃さない
- 恋愛に関しても決断力があるので「この人だ」と決めたら結婚に踏み切る
など、周りの意見に左右されず断固となる決意を持っているので、決断に迷うこともないのです。
特徴5. 自分のための努力を惜しまない
自己中心的な性格なので、自分の得になることに対しては全力で挑む努力家。
自分の目標達成のためには、わき目もふらず一生懸命勉強をし、なりたい自分を手に入れます。
逆を言うと、得にならないことに対しては、やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。
努力を惜しまないとは
- 自分の興味のあることや得になる資格は、どんなに難しくても勉強して手に入れる
- 強い意志を持っているので、普通の人なら諦めることも挫折せずに努力を継続する力がある
といったように、自分のためならどんな困難なことでも努力をし続けるのです。
特徴6. 周囲の視線を気にしない
自分のことに関して、人の評価は意味がないと思っていて、他人が自分のことをどう思っているかなど全く気にしないタイプ。
我が道を行く人は周りの目が気になって動けないことがなく、チャンスを逃がしません。
例えば、
- 人の目を気にしないのでファッショや髪型など自由にチャレンジできる
- 評価を気にすることがないので、仕事や生活など新しい発想が生まれ実践する
周りを気にしないことで、失敗することもあるかもしれませんが、自由にチャレンジし成功につながることも多いでしょう。
特徴7. あらゆるこだわりが強い
我が道を行く人は、自分のやり方を大事にするので、様々なこだわりが生まれます。
試行錯誤して自分なりのやり方を探すので、他の人と同じ仕事をしても早くできる、覚えるのも早い傾向にあるのです。
- 効率の良い仕事のやり方にこだわり、先輩のアドバイスがあっても変えない
- 電化製品のメーカーはここというこだわりを持っていて、他のメーカーの製品は使わない
など、色々考えてこのやり方やこの商品にたどり着いたという信念があるので、こだわりを変えることはない、ちょっと頑固な性格です。
特徴8. 誰に対しても平等に接する
誰に対しても優しいというわけではなく、上司や先輩、後輩などいろいろな立場の人や、評価によって対応を変えないということ。
ある意味、他人のことはあまり気にしないという冷めた対応にも見えますが、周りから見ると表裏がなく信頼感が強い人に見えるでしょう。
我が道を行く人は、
- 間違っていると思えば、後輩でも先輩でも立場関係がなく注意する
- 周りから嫌われている人であっても、全く気にせず普通に声を掛ける
など基本的に他人にあまり興味がなく、誰でも分け隔てなく接しています。
我が道を行く人になる方法|必要な考え方や心構えとは?
「他人の目を気にしている生きる私でも、我が道を行く人になる方法ある?」
「どうしたら我が道を生きる人生が送れるのか?考え方のコツや心構えが知りたい!」
今まで周り意見を気にして生きてきた人にとっては、我が道を行くことはとてもハードルが高く感じますね。
将来、自分らしく生きるためにもどんな考えが必要なのか、ここでは我が道を行く人の心構えについて紹介します。
方法1. 目標を立てて行動する
目標がないと何のために行動しているのかわからなくなってしまいます。
小さなことでも目標をたて、それに向かって生きることで、我が道を行く意味が見えてくるでしょう。
目標を達成した時に喜びを感じることができ、さらに長く続けられます。
- 志望校合格のために、1日1問でもいいので問題を解く
- 痩せたいなら、10時以降は食べない
- 30歳までに家を建てるために、お弁当を作ってお金を貯める
など、自分に合った目標を立ててみましょう。
目標は大きくなりすぎると達成するのに時間がかかりますので、小さな目標から始めるのがおすすめです。
方法2. どんなことでも意思を持って行う
なんとなく行動していると、他人のレールに乗っていても気が付かないでしょう。
周囲の意見に流されて行動するのではなく、自分の意思を持って行動することが、自分のレールから外れるのを防ぐコツ。
意志を持つのは、小さなことからでもいいので始めてください。
例えば、
- みんながデザートを食べるから自分もなんとなく食べるのではなく、痩せるために断る
- 飲みの誘いがあっても「やりたいことがあるので」と断り、時間を自分のために使う
など、何か行動する時には「これは本当に自分のしたいこと?」と自問自答して考える癖をつけましょう。
方法3. 伝えるべきことは遠慮せず口に出す
「こんなことをいうと嫌われるかな」と、誰でも相手の反応が怖くてはっきり意見を言えないことは多いです。
誰に何と思われても伝えるべきことは、はっきりと口に出して言うことで、我が道を行く人になれるでしょう。
例えば、
- 上の立場の人であっても「そのやり方は間違っています。」と間違いを指摘する
- 女性から恋愛の相談を受けたときに、「あの人はやめたほうがいいよ」とはっきり伝える
など、立場が上の人、親しい友達だったとしても、伝えたほうがいいと思うことはしっかり口に出して伝えてみてください。
注意点は、相手を傷つける言い方をしないよう配慮することです。
方法4. 過去に囚われず将来のことを考える
過去のことばかり考えていると、先に進めず立ち止まってしまいます。
将来のことや自分がやりたいことを考えれば、やる気もでるはずです。
周りを気にせず思い切った行動をとるためにも、過去に縛られない生き方をするのがポイント。
例えば、
- 「あの時ああしていれば...」と考えるのではなく「これからどうすればいいのか」と未来の行動を考える
- 失敗をしてもくよくよせず「次はできるように努力しよう」とポジティブ思考を身に付ける
「過去の行動を後悔していても仕方がない」と思い、これからどう生きるのかという将来の心構えをしっかりすることで、自分の道を突き進むことができますよ。
方法5. 「ときめき」を大事にする
行動する時に「楽しい」と思えることが成長に繋がります。
自分は何をする時にときめくのかを知っておくことで、ときめきを感じる意味のある行動を選択していけるでしょう。
- 海外に行くと気持ちがときめくなら、色々な国に行ってみたいという目標のために、語学の勉強、旅費を貯めることを頑張る
- 「モノづくりをしている時が一番楽しい」とときめく人は、そのために難しい技術を習得し転職する
といったように、ときめきを感じる自分を見つけることで、しなければいけないことが明確になり、しなくてもいいことはきっぱり捨てる選択ができるでしょう。
迷った時は「これを行うことによってときめくか?」と考えてみてください。
我が道を行く人の注意点|ただの "わがまま" にならないコツとは?
我が道を行く人になりたいと、自分の意思を貫く行動をしていると、時には周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。
ただのわがままな自分勝手な人にならないためにも、いくつかの注意点を抑えておくことが大切です。
これから紹介する注意点をチェックして、他人に迷惑をかけない我が道を行く人になりましょう。
注意点1. 他人のネガティブ発言に同調しない
他人のネガティブな意見を参考にするのも時には大切ですが、まずは自分の考えを優先する意識が重要です。
そちらの意見が正しいと思った場合は、どうしてなのか自分で考えた理由を主張することがポイント。
理由がない場合は、ネガティブな意見に流されないようにしましょう。
- 他人の悪口は「そうなんですかねぇ」と受け流して、その場から立ち去る
- ネガティブな意見を言われても「こういう風に改善してみるといいですね」と前向きな意見を言う
のように、悪口や妬みは自分には必要のないことと考えることで、ネガティブな意見に振り回されることがなくなります。
注意点2. 周囲のことも考えて行動する
自分の考えだけを貫いているだけではただのわがままになります。
我が道を行く時には、周囲に迷惑をかけないことをしっかりと頭に入れて置くことが大切です。
そのためには、自分のやりたいことだけを考えるのではなく、時には相手の視点に立って考えるのがコツ。
- 仕事で新しいことを始める時に、周りに尻ぬぐいをさせていないか、自分で責任が取れることなのかを考える
- 旅行に行った時に、自分の行きたい場所ばかりに行くのではなく、相手の希望も聞いて行動する
のように、自分の意見をはっきりと言いながらも周囲に気を配ることが大切です。
注意点3. 自分のためだけに相手を否定しない
自分のためだけの否定は、根拠のない否定になります。
相手を納得させられない場合は、わがままと思われて相手をひどく傷つけてしまう可能性も。
否定の意見を言う時には、自分のためだけではないか、きちんとした理由があるのかを頭で考える癖をつけましょう。
自分のためだけの否定とは、
- 好きな歌手について話している友人に「あんな歌が好きなんて信じられない」「私はあの歌手認めない」などと自分の好みで否定する
- デートプランを提案している異性に「あそこに行きたくない」「行っても無駄」と明確な理由なしに否定する
といったもの。
特別な理由がないのに否定だけするのでは、相手はいい気持ちがしないですよね。
一方的に相手を否定するのではなく、どうして嫌なのか頭で考え「自分のためだけの理由だな」と思ったら口に出さないでおきましょう。
我が道を行く素晴らしい人生を歩んでみて。
我が道を行く人は、周囲に振り回されることがなく信念をもって行動しているので、かっこよく見えます。
他人にどう思われるのかが怖くて、なかなか思い通りに行動することができない人が多い中で、こうなりたいと憧れる人も多いでしょう。
人に振り回されて生きている人は、特徴やどうしたらなれるのかをチェックして、どんな場面でも自分で意志をもって行動することから始めてください。
自分で考え主張する癖をつけることで、周りの目を気にせず自分らしく生きることができますよ。
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