【診断】自分に甘い人の11の特徴とその心理。甘い考えの直し方を解説!
「自分に甘い」とは?
「自分に甘い」とは、努力したり挑戦するよりも楽な道を選び、自分の置かれている現状に満足してしまうことです。
自分に甘い人は、困難なことに対して大した努力せずに諦めてしまったり、嫌なことを後回しにして向き合わなかったり。
勉強しなくてはいけないのにゲームをする、職場で面倒な書類の処理を後回しにしてしまうなど、目先の楽さを選んで逃げてしまうことを「自分に甘い」と表現します。
自分に甘い人の心理|やる気が出ない原因とは?
「自分に甘い」という意味を知って、「自分がそうなのかも?」と感じた方もいるかもしれません。
自分に甘くなってしまうのはなぜなのでしょうか?
ここからは、自分に甘い人の心理を詳しく解説。大切な時にやる気が出せない原因を知りましょう。
心理1. 傷ついたり、大変な思いをしたくない
自分に甘い人は基本的に自分のことが大好きだから、自分を何よりも大切にしたいと感じています。
自分が大切という心理から、わざわざ疲れること、自分の気持ちが傷つくこと、大変なことを無意識に避けてしまいます。
そのため、「傷ついたり大変な思いをしたりするぐらいなら、今のままでいいや」と、自分に甘くなってしまうのです。
心理2. 自分のことが特別だと思っている
育った環境に恵まれていたり、何か一つでも秀でた才能があったりすると、「自分は特別な人間だ」と思い込んでしまいがち。
自分は他の人と違って特別なんだという自負から、他の人が当たり前に自分でしていることでも、
「自分がしなくても、他の人がやってくれるから大丈夫」と思ってしまいます。
心理3. 自分に自信がない
どんなことに対しても自己評価が低いため、困難なことに立ち向かった時に逃げ腰になってしまいます。
「自分なんかが努力しても結局良い結果は望めない」と、努力をする前から諦めてしまうため今の自分から抜け出せられません。
【診断】自分に甘い人の特徴|男女の共通点とは?
「自分に甘いって人からよく言われるけど、どういう意味?」
「自分に甘い人に共通する特徴を知りたい」
自分に甘いという表現はよく聞きますが、実際にどんな特徴なのかピンと来ないという方も多いはず。
ここからは、自分に甘い人かどうかを診断するために、自分に甘い人に共通する特徴を詳しく解説。
「友達から自分に甘いと言われて傷ついた」という女性や、「もしかしたら俺も自分に甘い人?」と思っている男性は、ぜひ自分が当てはまっているかどうか自己診断してみてください。
- 嫌なことを後回しにしてしまう
- 諦めが早い
- 一向に貯金できない
- 時間にだらしない
- 言い訳しがち
- 人に気を遣うのが苦手
- とにかく「我慢」ができない
- 「ごめんなさい」を素直に言えない
- 小さな嘘を重ねてしまう
- ちょっとした努力で満足してしまう
- 人の誘いを断れない
特徴1. 嫌なことを後回しにしてしまう
自分に甘い人は、できることなら好きなことだけをしていたいと思っています。
なので、嫌なことや面倒なことを避けて通る癖があります。
例えば、
- 複数の仕事を抱えている時は、自分が好きな仕事や楽な仕事から片付けていく
- 掃除や洗濯など好きではない家事は「明日でいいか」と後回しにしがちで、家がなかなか片付かない
など、いつかやらなくてはいけないことでも後回しにしてしまいます。
特徴2. 諦めが早い
大変な思いはしたくないという心理が強いです。
無理だと思ったらすぐに投げ出してしまうのもため、周りから見たら諦めが早いように見えます。
例えば、
- 調べたり人に聞いたりすればできるはずなのに、「僕には無理!」と投げ出してしまう
- 自分の手に負えないと感じたらそれ以上の努力をしないので、仕事が最後まで終わらない
なお、努力を重ねるのが苦手です。
特徴3. 一向に貯金できない
自分に甘い人は、欲しいものを我慢できないため、お金を計画的に溜めることができません。
例えば、
- 欲しいものがあったら、高価なものでも値段を気にせず買ってしまう
- 節約が苦手で貯金がほとんどないけれど、何とかなると楽観的に思っている
- 給料日前は必ず金欠になってしまう
など、お金の使い方がルーズです。
特徴4. 時間にだらしない
他人を待たせても大した迷惑はかけていないと楽観的に考えており、時間にだらしない傾向にあります。
そのため、時間を気にして計画的に行動することができないので、遅刻の常習犯に。
例えば、
- 朝もう少し寝たいなと思ったら二度寝してしまうことが多く、寝坊が多い
- 待ち合わせ時間に間に合わなさそうでも焦ることなく、平気な顔で遅刻してくる
など、自分の行動によって他人の時間が取られてしまう重要さをわかっていません。
特徴5. 言い訳しがち
自分に甘い人は、努力をするのも嫌だけれど、自分が悪者になるのも嫌だと考えています。
なので、自分が責められそうな状況に陥ったらすぐに言い訳を言います。
例えば、
- 書類の不備を指摘されると、「あぁ、ここ、〇〇先輩に指示された通りなんですけど」と人の責任にして自分は悪くないと主張する
- 試験に落ちた時、頑張らなかったのを棚に上げて「風邪気味だったから」と体調の悪さを理由にする
など、言い訳が多く周りをイライラさせてしまいます。
特徴6. 人に気を遣うのが苦手
自分に甘い人は、基本的に自分のことしか考えていないため、周りが見えなくなりがち。
例えば、
- 大人数で飲んだり食事をしたりする時、自分の食べたい物ばかり頼む
- デートの時もマイペースで、自分の行きたいところばかり選ぶ
など、職場でもプライベートでも周囲への気配りができません。
特徴7. とにかく「我慢」ができない
自分に甘い人は自分の欲望を優先させてしまいがち。そのため、欲しいものはすぐ手に入れようとしたり、食欲や購買欲などを理性的に抑えたりできないことがあります。
例えば、
- 欲しい洋服やアクセサリーがあったら、金欠でも買ってしまう
- ごちそうを目の前にしたら、ダイエット中でも食べてしまう
など、我慢が全くできないのが短所です。
特徴8. 「ごめんなさい」を素直に言えない
自分に甘い人は自分が一番大切と考えていることが多く、人に間違いを指摘されても心の底では自分は悪くないと思いがち。そのため、自分の非を素直に認めることができません。
例えば、
- 職場で上司にミスを指摘された時、言い訳ばかりする
- 自分の浮気がばれて恋人と喧嘩になっても、素直に謝罪できない
- 遅刻をして友達に迷惑をかけているのに、「ごめん」と一言言えない
など、素直に謝ることができません。
特徴9. 小さな嘘を重ねてしまう
自分のことを大切にするあまり、自分を守るためにちょっとした嘘をついてしまうことがあります。
例えば、
- ただの寝坊で遅刻しただけなのに、上司には「電車が遅れてしまって遅刻しました」と言う
- 下心があって恋人以外の異性と2人きりで会っていたのに、恋人には「職場の仲間と一緒だったよ」と言う
など、少しでも自分の都合の悪い場合に、小さな嘘をついて誤魔化そうとするのです。
特徴10. ちょっとした努力で満足してしまう
自分に甘い人は普段努力していないので、ちょっとした努力でも「自分は頑張ってる」と思いがち。
なので、周りから見たら大したことではなくても本人は大満足。
例えば、
- ほんの15分運動しただけで「今日はこんなに頑張った」と満足する
- たった1日か2日食事の量に気を付けただけなのに、SNSで「ダイエット頑張ってる!」とアピールする
など、少し頑張っただけで満足して周囲に自慢してしまいます。
特徴11. 人の誘いを断れない
自分に甘い人は、飲み会や遊びなどの楽しいことが大好き。周りの人から誘われてしまうと、いくら他にやるべきことがあってもNOと言えません。
例えば、
- 次の朝仕事で早く起きなければいけないのに、飲み会に誘われたらついつい行って遅くまで飲んでしまう
- 片付けなければいけない業務があるのに、「今週末、出かけよう」と恋人に誘われたらOKしてしまう
など、やるべきことよりも楽しいことを優先してしまいます。
自分に厳しくする方法|甘い性格を直したい時は?
「甘い性格を直してやる気を出したい」
「自分に厳しくするには何をすればいい?」
自分に甘い性格を見直して、自分に厳しくできる方法を身に付けたいと考えている方も多いでしょう。
そこで、ここからは自分に甘い性格を直す5つの方法をご紹介します。
仕事、勉強、恋愛などで、大変なことから逃げ出してしまう性格を直したい人は、ぜひ参考にしてください。
方法1. 自分への甘さを自覚する
自分の甘さを直すには、再び同じようなシチュエーションになった時に自分に厳しくできるよう、自分がどの場面で甘くなってしまう癖があるのかを把握しましょう。
そのために、
- 仕事やプライベートで「自分に甘い」選択をしてしまった瞬間をメモする
- 上司や先生から過去に「自分に甘い」と指摘されたことを思い出してみる
- 自分が日頃からやりたくない、楽しくないと感じることをリストアップしてみる
などを試してみて。頭の中で反芻するだけでなく、実際に日記や手帳に書き出してみると後々で見直しやすいですよ。
方法2. 友人などに協力してもらって習慣を作る
自分に甘い人は、一人ではすぐに楽な選択をして諦めてしまう傾向があります。
周りに一緒に頑張ってくれる人や応援してくれる人などがいれば自分に厳しくできるので、「自分を変えたい」と思っていることを周りの人に伝えてみましょう。
そのために、
- ダイエットをする時は家族や友人に宣言してサポートしてもらう
- 仕事で責任のある仕事を任せられたいのなら、上司や先輩にやる気があることを表明してみる
などがおすすめ。周りの人から応援してもらえるように、自分から一歩踏み出すことが大切です。
方法3. 尊敬できる人を参考にする
職場の先輩や成功している友達など尊敬できる人が身近にいる場合は、その人と自分の違いを比べてみると自分に足りない部分が分かってくるはず。
自分に足りない部分を自覚することで、自分の甘さを改善するきっかけになるでしょう。
そのためには、
- 仕事ができる先輩をよく観察して、時間の使い方や仕事の進め方の見習う
- 尊敬できる友人から、やる気を出すコツを聞く
など、尊敬できる人の良いところを吸収してみましょう。
ただし、自分の能力とあまりにもかけ離れている人の場合は、参考にしても実践することが難しいので、あくまでも身近にいる人を参考にするといいですよ。
方法4. いろいろ考える前にとにかく行動する
失敗することが怖かったり、努力が無駄になったりするのが嫌で、頑張れないという人もいるでしょう。
しかし、何事も考えるだけで行動を起こさなければ意味がありません。なので、行動する前いろいろと考え過ぎてしまう人は、失敗を恐れずに行動するよう努力しましょう。
そのためには、
- 結果を気にせずに「とにかくやってみよう」とチャレンジする
- 「失敗することも勉強」だと思って、失敗することを恐れないようにする
など、考えることよりも行動することを優先しましょう。結果を気にしないという気持ちが重要です。
方法5. 甘えられない環境に身を置く
助けてくれる家族やフォローしてくれる先輩がいるなど、周りに甘えられる人がいるのも自分に甘くなってしまう原因の一つ。
自分の逃げ道がない環境に身を置くと、必然的に甘えられなくなります。
例えば、
- 転職をして新しい環境に身を置いてみる
- 家を出て一人暮らしを始めてみる
など、人に甘えられない環境を選んでみて。
「自分の力で何とかするぞ」という気持ちを持つことが大切です。
自分に厳しく生きるためにおすすめの書籍|甘い自分を変えるには?
自分に厳しくなるために、インスピレーションを受けられる本を読みたいという方もいるでしょう。
ここでは、自分に厳しく生きるための方法が学びとれる3冊をご紹介します。自分の甘さを直したい人は、自分の短所を長所に変えるきっかけにしてくださいね。
おすすめ1. 『自分を変える1つの習慣』ロリー・バーデン著
サウスウェスタン・コンサルティングの共同設立者である著者による、したくないことを実行するためのノウハウが描かれた自己啓発本。
人間関係の築き方、仕事、お金との付き合い方など、日々の習慣のわずかな違いが成功を決めると説いています。
仕事やプライベートで、やりたくないことから逃げ出さずに実行できる方法が分かるのおすすめです。
Amazonで詳細を見るおすすめ2. 『自分を変える89の方法』スティーヴ・チャンドラー著
アメリカで人気を集める講演家が、自分の経験をもとに自分を変える方法をまとめたベストセラーの自己啓発本です。
「小さな過程の目標をたくさん作る」、「全ての行動基準をシンプルにする」など、誰にでもすぐに取り組める方法が多く記されています。
今日から実践できる具体的な例が多くあげられているのでおすすめです。
Amazonで詳細を見るおすすめ3. 『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル著
アメリカの名門スタンフォード大学の人気講義をまとめた一冊。
従来の自己啓発本より一歩踏み込んで、脳の仕組みや体の機能などの観点から、能力を最大に引き出す意志力を磨く方法を伝えています。
自分の意志と身体との繋がりを理解した上で、毎日の食事、運動、睡眠などを改善して自分の潜在能力を引き出せるのでおすすめです。
Amazonで詳細を見る自分に甘い考えを見つめ直して、何事もストイックに取り組めるようになろう。
自分に甘くなってしまう心理や、自分に甘い人の特徴や診断法、自分への甘さを克服する方法や、それに役立つ書籍をご紹介しました。
自分に厳しくすることができないと仕事や勉強で実力を発揮できないし、恋愛や人間家計にも悪い影響を与えます。
自分の短所を長所に変えたい人は、今記事で学んだことを活かして日々の生活に役立ててください。
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