自分の感情がわからない6つの原因|自分の気持ちを見失わない対処法とは?
誰だって自分の感情がわからなくなる瞬間はある。
自分の感情がわからない状況というのは、正直、誰にでも起こり得ること。
例えば、人生の重大な選択をしなければならない時、様々な重圧から考えすぎて、自分の気持ちがわからなくなってしまうことがあります。
だから、「自分の感情がわからないなんておかしいのかな?」なんて思う心配はありません。誰だってそうなる可能性を持っているので、安心してくださいね。
大切なのは、自分の感情がわからなくなった状態をどう解決していくか。早めに自分の気持ちを取り戻すためにもこの記事を参考にしてみてくださいね。
自分の感情がわからなくなる6つの原因|なぜ見失ってしまうの?
「いくら考えても結論がでない…。」
「どうして自分の気持ちがわからないんだろう」
一生懸命考えて結論を出さないといけないと思っているのに、自分の感情がわからないと不安や自己嫌悪ばかり強くなりますよね。
いったい何がモヤモヤする原因なのでしょうか。ここからは、自分の感情がわからない理由について解説していきます。
原因1. 無理して人に合わせる生き方をしてきたから
否定や拒絶されることが嫌で人に合わせているうちに、それが習慣になってしまったパターンです。
自分の意見よりも相手の言うことを優先することに抵抗がなくなってしまっていませんか。
- 厳しい両親の顔色を窺って生活してきた
- 気の強い友達に逆らえず、言うことを聞いて過ごしてきた
など、知らず知らずのうちに自分の気持ちに蓋をしてきた人は自分の気持ちがわからなくなりがちです。
原因2. 罪悪感があって素直に自分の感情を出せないから
自分の行動によって悲しむ人がいるのではないかという感情から思い通りに動けない状態です。
例えば、自分の仕事を両親が快く思っていないようなケースです。自分としては理想の職業に就けて嬉しいが、その裏で悲しむ人がいると考えると仕事を心の底から楽しめなくなってしまいますよね。
優しさゆえに葛藤して自分の気持ちがわからない状況に陥ってしまうのです。
原因3. 自分でも自分のことをよくわかってないから
自分について深く考えることなく過ごしてきたので、いざという時に自分という人間の本質がわかりません。
- コンプレックスがあって自分と向き合うのが怖い。
- プライドが高くて自分の悪いところを認められない。
などの理由があって自分を正面から見つめることができなかったのです。
自分の本心と向き合ってきた経験がないので、自分が何が好きか嫌いかということもよくわかりません。
原因4. 普段から気分の浮き沈みが激しいから
コロコロと変わる気分に自分自身がついていけていない心理状態です。
同じことをしていてもその日によって、集中できる時もあればできない時もある。自覚はあるけれど気分の浮き沈みをコントロールできないため、自分の感情を信じられません。
あるいは、気分屋ですぐ飽きがきて継続できないことが多いため、やると決めた自分の選択が信じられないケースもあります。
原因5. 急に考えることがたくさん増えたから
考えなければいけないことが多すぎると気持ちに余裕がなくなり、一杯一杯になっていまいます。
どういうわけか悪いことが重なることはあります。会社での人間関係が悪くなり、仕事がうまくいかなくなった。その上、体調まで崩してしまった。
このように問題が重なると、何から手を付ければいいのかパニックになってしまい感情の整理が追い付かなくなります。
原因6. 相手の考えていることがわからないから
誰かの期待に応えたいが、何をするのが正解なのかわからず空回りしています。
例えば、職場の上司に認められようと努力しているが認めてもらえない時。自分なりに考えて行動してはいるのですが、相手の思惑とずれているため結果がでません。
本人は自分なりに努力しているので「どうすればいいの?こんなに頑張っているのに!」と悪循環にハマってしまいます。
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