共依存親子の特徴とは?過干渉な親&甘えている子供が互いに自立する方法を解説!

共依存親子の特徴とは?過干渉な親&甘えている子供が互いに自立する方法を解説!

HaRuKa 2022.03.10
共依存している親子について知りたい方へ。今記事では、共依存親子の特徴や原因から、克服する方法まで詳しくご紹介します。さらに、共依存するデメリットや共依存している親子に読んで欲しいおすすめの本も解説。ぜひ参考にして、お互いに自立した親子関係を目指しましょう!

「共依存」とはどういう意味?共依存に陥る親子について全網羅!

共依存親子

あなたは、「共依存」という言葉を聞いた事がありますか?

依存と聞くとアルコール依存症などを思い浮かべる人が多いと思いますが、共依存は、男女・親子・友達関係なく互いに依存関係にある状態を指します。そして、親子関係になると「共依存親子」と言われています。

そこで今回は、共依存親子について詳しくご紹介します。自分が共依存親子になっているかもしれないと感じている人や、自分の彼氏彼女が共依存親子かもしれないと疑っている人は要チェック!

共依存親子について理解を深めていきましょう。


「共依存親子」の意味とは?

共依存親子とは、異常にお互いがお互いを欠かせない存在と思っている関係、お互いが必要以上に依存し合っている親子関係の事を言います。

正常な親子関係においては、子どもは成長するに従って自立して行くものです。しかし、共依存親子の場合、親が子どもに過干渉な事が多く、自立を邪魔する存在になってしまうので、いつまでも子どもは自立ができません。

それどころか、親がいないと何もできない子供になってしまい、子供が結婚をしたとしても、精神的に親に依存したままという事もあります。

また、共依存親子は父と子ではなく、母と息子、母と娘のように、母親と子供の関係が多いと言われています。母と息子のペアの場合は、「マザコン」と言われることが多いため、馴染み深く感じる人もいるのではないでしょうか?


自分や周囲が当てはまるかチェック!共依存している親子の特徴とは?

共依存している親子の特徴

お互いなしには生きられなくなっている、共依存親子。ここからは、共依存している親子について詳しく知るために、共依存親子の特徴を見ていきましょう。

自分と母親との関係や、周囲の共依存親子と思える人たちと、比較しながら読み進めてみてくださいね。


共依存親子の特徴1. 子供がいくつになっても実家から出ようとしない

共依存親子は、お互いを必要としあっているので、どちらかがいない生活を考える事ができません

母は息子や娘に対して「手が掛かる子」と思っている場合が多いので、「自分が面倒をみてあげなければいけない」と思い込んでいます。

そして、息子や娘の方も「自分は何もできない」と思い込んでいる事が多く、「一人では生活できない」と思っています。


共依存親子の特徴2. 親がいつまでも息子や娘に経済的援助をしている

共依存親子には、特に母親が息子や娘に過干渉な場合が多く、大人になった年齢であってもお小遣いをあげている場合があります。

息子が仕事をしていたり、娘が結婚をして家を出ていたりしても、経済的援助を止めない事も多いです。

また、先ほどご紹介したように、子供が家を出ない共依存親子も多いので、息子や娘が仕事も結婚もせず、経済的にも親に頼りきっているパターンもあります。


共依存親子の特徴3. 子供(親)へ依存している自覚がない

共依存している親子は依存している自覚がない

共依存親子は、基本的に本人たちに共依存の自覚がありません。親子の共依存、母の子供への過干渉が加速してしまうのは、この自覚の無さが原因でしょう。

逆の視点で考えてみると、共依存しているという自覚が芽生えた親子であれば、親子共依存から抜け出す事もできます。

自覚がないからこそ、異常さに気づく事がなく、依存していることに疑問を持たずに過ごしてしまうのです。


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