妊娠を職場に報告するタイミングとは?会社への伝え方&報告後の流れを解説
具体的にいつ頃が良いの?妊娠を職場に報告するタイミング
妊娠したら職場に報告した方が良いのは分かるけれど、いつ言うべきか迷うという人は多いでしょう。
何週目に報告しなければいけないという決まりはありませんが、報告しやすいタイミングはあります。
妊娠を職場に報告する伝え方として、おすすめのタイミングを紹介します。
タイミング1. 妊娠が発覚してからすぐ報告する
妊娠後の体調は、人によって大きく異なります。
妊娠が分かる前から体調が悪く、仕事に集中できないという場合は、本人や赤ちゃんへの影響だけでなく仕事にも悪影響が出やすいです。
そのため、伝え方としては妊娠が分かった時点で報告するといいでしょう。
また、普段から長時間の運転や立ちっぱなしといった仕事をしているなら、つわりがひどくなった時のことを考えて、何週目かにかかわらず妊娠が分かり次第すぐに報告するのがおすすめです。
ただし、早期流産の恐れもある
妊娠が分かると、できるだけ早く報告しようと思うのは間違いではありません。
ただし、妊娠12週までの妊娠初期は、健康な女性でも自然流産のリスクが10%前後あります。
検査薬などで妊娠が分かるのは早くても6週目以降ですが、そこから約1ヶ月半の間は流産する危険性があることを考えると、安定期に入るまでは報告しない人も少なくありません。
タイミング2. 安定期(妊娠16週頃)に入ってから報告する
妊娠が分かってすぐに職場へ報告することで結果的に気まずくなることもあります。
例えば、検査薬で陽性が出たので職場に報告し、その後病院に行ったら赤ちゃんの心拍が確認できなかった、または初期流産をしてしまったといったケースです。
体調がよく体への負担が少ない仕事をしているなら、自分も赤ちゃんも状態が安定する安定期に入ってから職場に妊娠を報告するというのも一つの伝え方でしょう。
タイミング3. つわりが酷くなる妊娠12週目辺りで報告する
妊娠中のつわりは、個人差が大きいと言われています。
初産であってもほとんどつわりがない人もいますし、2回目3回目の妊娠でもひどくつわりに苦しむ人もいるのです。
妊娠発覚後、様子を見ていてつわりがひどくなってくるようなら、つわりのピークと言われる妊娠12週目前後をめどに妊娠を報告しておきましょう。
重い物を持ったり体を冷やしたりするような体に負担がかかる仕事は断りやすくなる上に、周囲からのサポートも受けやすくなります。
タイミング4. お腹が膨らみ始める妊娠3ヶ月頃に報告する
妊娠が分かっても、まだどうなるか分からないという不安から職場への報告を迷う人は多いでしょう。
しかし、いずれは体調だけでなく体型も変化してきますから、上手な伝え方として無理が効かないという自覚が出てきたタイミングで妊娠を報告するのもおすすめです。
お腹が膨らみ始める時期は個人差がありますが、ややふっくらし始める妊娠3ヶ月頃が報告しやすいタイミングと言えるでしょう。