自分がわからない心理に陥る原因とは?何もわからなくなった時の対処法を解説
「自分とは何か」自分で自分がわからなくなる瞬間ってありますよね。
「自分が一体何者なのか」と思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。自分の気持ちや本音がわからないと、人生の道筋を見失ってしまうことにもなり兼ねません。
そこで今回は、自分がわからない男性・女性のために、原因や克服方法などについてまとめてみました。自分の本音がわからないとお困りの方は、ぜひ性格や人生を見つめ直すための参考にしてくださいね。
理由は何?本当の自分がわからない心理に陥ってしまう原因とは
人は、様々な出来事をきっかけにして自分を見失ってしまうことがあります。そこで、まずは自分がわからない心理に陥る原因を理解していきましょう。
悩みを克服するための参考にもなるので、ぜひチェックしながら原因を探ってみてください。
原因1. 自己肯定感が低く、自分の長所や特技が思い浮かばないから
自分が分からない男性や女性は、自信を持てずにいることが多いです。自分自身を肯定できずに、悪い部分ばかりが目に付いてしまうため、長所といえるような性格や特技などが何も思い浮かびません。
結果として自分がどんな人間なのかがわからなくなり、本音や気持ちも見えなくなるのです。成功体験が少ないと自己肯定感の低さに繋がりやすいでしょう。
原因2. 自己防衛本能が強く、本音を言って拒否されるのが怖いから
「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、社会生活を送る上で、あまり目立ちすぎても良くないという風潮はありますね。
自分の本音や気持ちをさらけ出しても、周囲に受け入れられなければショックを受けてしまうため、最初から自己を抑えることで、自分を守ろうとするのです。自分の気持ちを抑えているうちに、気づけば本音がわからなくなってしまうのでしょう。
原因3. 本気で好きになれる事や没頭できる物に出会ったことがないから
仕事や恋愛など、何かに夢中になって取り組んでいる人を見ると、焦る気持ちが出てくる人もいるのではないでしょうか。好きで取り組んでいることがあれば、自然と「もっとこうしたい!」という気持ちが湧き出てくるものですね。
しかし、没頭できる物に出会ったことが無いと、自分の中から気持ちが湧き出てくるような経験を持っていないため、気持ちばかりが焦ってしまい、余計に自分を見失って不安になります。
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原因4. 普段から人に合わせすぎて自己主張する機会がほとんどないため
幼少期に親が干渉しすぎることも、自分がわからなくなる原因になります。自分の本音や気持ちを主張しても、いつも親の意見や都合で退けられてしまうと、「自分の意見には意味がない」と考えるようになるのです。
結果として、大人になってからも自己主張をすることが少なく、なんとなく周りに合わせて過ごしてしまっています。
原因5. 周囲から「何を考えているのか読めない」と言われることが多いから
自分の気持ちがわからない人には、男性・女性ともに、ひょうひょうとしたタイプの人も良く見られます。
感情の動きが表情に出にくく、「何を考えているかわからないけど、本音はどうなの?」と周囲から言われることも。自分では特に意識していなかった人も、他人から指摘されて、改めて自分の本音を考えてみるとよくわからない、と気づくのです。
原因6. なにか物事を決める際は、必ず人に相談してしまうから
自分の中に明確な判断基準を持っていないことも理由の1つです。周りの空気を読んだり、他人の意見に合わせたりする癖が付いているため、何を決めるにも人に相談する傾向があります。
場合によっては自分の基準で決めるよりも、人に合わせることを優先させた方が良いこともありますが、それが行き過ぎてしまうと、自分の本音を見失ってしまうのです。
原因7. 人生で絶対に成し遂げたい夢や目標が特にない
自分の気持ちがわからないということは、自分が何をしたいのかわからないということでもあります。
もし仕事や恋愛など、人生において叶えたい夢や目標がハッキリとあれば、そこへ向かって具体的に何をすべきかも考えやすいでしょう。
しかし、向かうべき夢も目標がこれといって無ければ、毎日を過ごすモチベーションも持てず、自分の考えていることもわからず、不安を感じてしまうのです。