価値観の違いとは具体的に何?違いを感じる例&考え方が異なる人との付き合い方も解説

HaRuKa 2022.03.12
人と価値観の違いがあると、接するのが難しいと言われますが、具体的な解決策はあるのでしょうか。本記事では、価値観の違いの意味から、違いを痛感するタイミング、価値観が異なる人と上手く付き合う方法を解説します。価値観が異なると感じる人がいる場合は、上手に接していきましょう。

価値観の違いを感じる時ってありますよね。

価値観の違いを感じる瞬間&異なる人との付き合い方

彼氏や彼女、夫や妻と価値観が違うため、毎日が楽しくないという人は少なくありません。

それぞれ違う環境で育って、違う経験をしてきていますから、価値観が違うのは自然なことですが、あまりに差があると辛いものです。

今回は、価値観の違いを感じる時やタイミングを解説した上で、価値観の違う相手との上手な付き合い方をご紹介します。


そもそも価値観の違いとは?

価値観の違いとは、お互いが大切にしている考え方や物事の優先度の違いをさします。

例えば、仕事について、ある人は「自己実現のためにするもの」という価値観であるのに対して、別の人は「お金を稼ぐためにするもの」という価値観であれば、この二人の間では仕事に対する価値観が違うということになるのです。

価値観の違いとは、育った環境や経験など様々な要素によって生まれる自然なものですが、恋人や夫婦の間で互いの価値観の違いを理解できないとトラブルが起きやすいでしょう。


価値観の相違を痛感する例やタイミングとは?

仲のいいカップルであっても、相手と価値観が違うことでモヤモヤするという人は少なくありません。

一緒に過ごしている中で価値観の違いを感じることが多いと、すれ違いや別れの原因にもなります。

価値観の違いを痛感する時やタイミングについてご紹介します。


タイミング1. お金の使い方など、金銭感覚の違いを感じる時

価値観の違いを感じやすいものとしてよく挙がるのが、金銭感覚に関する違いです。

例えば彼女は結婚資金のために給料をコツコツ貯金しているのに、彼氏は毎月ほとんど使いきってしまうといったことが続くと、お金に対する価値観のずれを感じやすくなるでしょう。

金銭感覚は日常生活に直結するもので、夫婦やカップルの間で似た感覚でないと生活が成り立たないので、許容範囲を超えた違いがあると「これではやっていけない」と喧嘩になりやすいです。


タイミング2. インドア派かアウトドア派か、休日の過ごし方の違いを感じる時

夫婦やカップルにとって、休日にどう過ごしたいかという価値観が合っているかどうかは重要です。

例えばできるだけ外出したいタイプか家でゆっくり過ごしたいか、疲れていても少しでも会いたいと思うか疲れているから会わないと思うか、休日の過ごし方の価値観がずれるとしたら正反対になることが多いもの。

それだけに、価値観が違うと関係がぎくしゃくしたり、別れにつながることも珍しくありません。


タイミング3. 仕事をすぐ休むなど、仕事に対する向き合い方の違いを感じる時

夫婦やカップルの間で、仕事の種類の違いよりも仕事に対する向き合い方の違いがあると深刻です。

働く以上はスキルアップしていきたいと思うか、指示されたことだけやって嫌ならやめればいいと思うかなど、仕事や働き方に対する考え方が大きく違うと、お互いの様子にイライラすることが増えます。

特に、結婚を考えているカップルの場合、仕事への価値観が違いすぎると「この人と結婚して大丈夫なの?」と不安になりやすいです。


タイミング4. 夫婦の場合、子育ての方向性の違いを感じる時

子供がいる夫婦の間でよくあるのは、子育てに関する価値観の違いです。

例えば、妻は食事や習い事、しつけなど全てにおいて細かくこだわりながら育てたいと思っているのに、夫は小学生くらいまではのびのび育てればいいという考えだった場合、子育ての方向性が違いすぎるため意見が衝突しやすいでしょう。

子供が大きくなってくると、受験や就職といった面で夫婦間の価値観の違いが出やすいです。


タイミング5. 結婚願望の有無など、結婚に対する価値観の違いを感じる時

付き合って時間が経っているカップルにとって、結婚に対する価値観が似ているかどうかは重要な問題です。

結婚したいかしたくないか、するとしたらいつ頃が良いか、結婚したら仕事はどうするかなど、お互いの価値観を知る項目はたくさんあります。

話し合いによって歩み寄れる程度の価値観の違いならまだしも、例えば一方は子供がたくさん欲しいのにもう一方は子供はいらないといった場合、価値観の違いが大きすぎて結婚の話自体進まなくなる可能性があるでしょう。


タイミング6. 好きな食べ物など、食の好みや食生活に対する違いを感じる時

価値観の違いが意外に多いのは、食べ物に関するものです。

夫婦やカップルにおいて、自分が苦手な食べ物を相手が好きだったり、自分は一日三食きちんと食べたいのに相手は食べたり食べなかったりするなど、食の好みや食生活の価値観が違うと、一緒に生活していてお互いに不満がたまりやすくなります。

特に結婚していれば、毎日料理を作る立場の人が苦労しやすいでしょう。


タイミング7. 潔癖症など、衛生面に対する価値観の違いを感じる時

夫婦やカップルという男女の組み合わせにおいては、衛生面に対する価値観が違うことは珍しくありません。

彼女は潔癖症で一日2回はシャワーを浴びるのに比べて、彼氏は疲れていたらお風呂も入らずに平気で寝てしまう、といったギャップがあると、お互いに「不潔すぎる」「潔癖すぎて面倒だ」と喧嘩になる可能性があります


タイミング8. 趣味に対する価値観の違いを感じる時

自分の世界に没頭して楽しめる趣味に関して、彼氏や彼女と価値観が違うのも切ないものです。

違う分野の趣味に対して知識がないために価値観がずれるというパターン以外に、同じ分野の趣味を楽しんでいながら取り組み方などに対して価値観が違うというパターンもあります。

「自分のやり方を全く理解してもらえない」「お金ばかりかけていて無駄だと文句を言われる」など、歩み寄りが難しいことも多いでしょう。


タイミング9. 浮気の定義など、異性関係に対する価値観の違いを感じる時

夫婦やカップルの間で、異性関係に関する価値観の違いは起こりやすいです。

ひと昔前によく言われていた「男の浮気は甲斐性」という考え方はほぼ消えましたが、それでも「夫は浮気してもいいが妻はダメ」「まだ結婚していないうちは浮気してもかまわない」など、異性関係において価値観が大きく違うと後々揉めやすいでしょう。


タイミング10. 放任主義か干渉するかなど、相手との関わり方に対する違いを感じる時

夫婦や恋人同士において、互いにどう関わりたいかという点で価値観の違いが起きることもあります。

いつも一緒にいたい人もいれば、それぞれの時間を優先して一定の距離を保って付き合いたいという人もいるもの。

相手との関わり方に対する価値観が大きく違うと、「自分のことが大切ではないのかも」といった誤解が生じて気持ちがすれ違いやすくなります。


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