【絶対ダメ!】受験生にかけてはいけない言葉12選|受験のNGワードを紹介!

HaRuKa 2021.11.08
受験生になる人に応援したいけど、なにかNGがあるの?と疑問を思っている人へ。今記事では、受験生にかけてはいけない言葉を具体的に紹介します!

受験生に絶対にかけてはいけない言葉とは|NGワードを紹介

受験生に絶対にかけてはいけない言葉とは

「受験生の子供に声をかけたいけど、モチベーションが落ちないか不安。」

「どんな言葉に気を付けて声をかければいいのかわからない。」

応援のつもりだとしても、かける言葉を間違えると受験生にプレッシャーやストレスを与えてしまうこともあるため、どんな言葉をかけたらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、受験生にかけてはいけないNGワード12選を紹介していきます。かけてはいけない言葉について理解して、受験生を応援する際の言葉選びの参考にしてくださいね。


【参考記事】逆に受験生にかける最適な言葉はこちらで解説


NGな言葉1. 「このままだと落ちるよ」

受験を控える子供を持つ親御さんは、子供がちゃんと勉強できているか分からず不安になってしまいますよね。

不安から子供のためを思って「このままだと落ちるよ」という言葉をかけてしまうと、受験生にとって逆効果。

受験への焦りを抱えながら勉強をしている受験生は、多かれ少なかれしっかりと勉強をしています。そして今のままではいけないことも十分に分かっているのです。

そんな受験生に対して、追い打ちやプレッシャーをかけるような言葉は絶対にいけません。不安な気持ちを持っているのは親も子も一緒。信じて見守ってあげましょう。


NGな言葉2. 「勉強しなさい」

「勉強しなさい」という言葉は、誰もが言われた経験があるもの。人に言われてもやる気が出ないのに、自分が親になったらついつい言ってしまうことがあると思います。

しかし、子供も自分の中でしっかりと計画を立てて勉強しているので、勉強を強要するような言葉は絶対にダメです。

ただでさえ思春期の子供なので、分かっていることを言われたり、強い口調で言われたりするとかえって反抗的な態度をとられてしまいます。

口に出したくなる気持ちをぐっと抑えて、子供のサポートをしてあげるのも親だからできる大事な役割ですよ。


NGな言葉3. 「だから〜って言ったじゃん」

受験生に絶対にかけてはいけない言葉とはだから~と言ったじゃん

子供の言動をよく見ている親御さんが言ってしまうNGワードに「だから〇〇って言ったじゃん」というものがあります。

模試の判定や受験前のテストの結果を見て「だから勉強しとけって言ったじゃん」と言われた受験生は、それまでの努力の過程をないがしろにされ、傷ついてしまいます。最悪の場合、その後の受験勉強に対するやる気を失うことも。

受験生は、親が見ていない所でも努力をしています

テストや試験の結果だけに注目せず、

「本試験まで時間あるし、ちゃんと頑張ってるから大丈夫だよ!」

「自分のペースで大丈夫!」

など、子供が落ち着くような前向きな言葉をかけてあげるように心がけましょう。


NGな言葉4. 「○○(友人や知り合い)が落ちたらしいよ」

受験生は常に受験のことを考えています。人によっては、他の人よりも早く受験を受けている生徒や友達の合否が気になってしまうもの。

ただでさえ受験勉強でいっぱいいっぱいになっている受験生ですが、友達と話してる時に「同じクラスの〇〇が落ちた」などの会話をしてしまうと、気分が落ちてモチベーションも下がってしまいます

何気ない会話で他の受験生について話すことは少なからずありますが、受験に関連する言葉に敏感になっている方もいます。できるだけネガティブな話題は避けるようにするのが無難ですよ。


NGな言葉5. 「滑る」や「落ちる」

日々受験勉強に励んでいる受験生。人生の分岐点となる受験が近づくと、プレッシャーがかかりナーバスな気分になってしまうもの。

そんな受験生に対して「滑る」や「落ちる」といったネガティブな言葉はNG。気持ちが受験に向いてるので、受験とネガティブな言葉を無意識に関連付けてしまい精神的な負担となり、士気が下がってしまう原因になります。

センシティブな受験生に対して、縁起の悪い言葉はかけないように気を付けてくださいね。


NGな言葉6. 「いつになったら会えるの?」

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特にカップルにありがちな言葉で「いつになったら会えるの?」と聞いてしまうことってありますよね。

パートナーの受験勉強を応援したい気持ちはあっても、会えない時間は寂しいもの。そんな時に「いつ会えるの?」という催促をしてしまうと、受験に向けて頑張っていたパートナーの気持ちを揺るがせてしまいます。

順調だった勉強のペースが崩されると、パートナーという存在自体が面倒になってしまうこともあるでしょう。

お互い会いたい気持ちは必ずありますが、予め決めた日程以外は、受験当日までパートナーを応援してあげることが一番の支えになるはずです。


NGな言葉7. 「付き合い悪くなったね」

受験生と言っても、そのスタンスは人それぞれ。気晴らしのつもりで遊びに誘い、断られた際に「付き合い悪くなったね」という言葉は絶対にかけてはいけません。

人生の進路が大きく左右される受験では、今まで毎日のように遊んでいた友達も、急に遊べなくなることはよくあります。

遊びたい気持ちを我慢して勉強をしている受験生の勉強への集中力がそがれ、「自分が受験生であることをちゃんと考えてくれてないんだ。」と思われてしまうと、最悪の場合、友人関係が崩壊する可能性すらあります。

相手の立場をしっかりと考えて、素直に応援してあげるのが本当の友達でしょう。


NGな言葉8. 「自分の頃は〜」

受験に向けてひたすら頑張っている受験生を見ると、過去の自分と重ねて応援したくなるもの。少しでもためになればと言う気持ちを込めて「自分の頃はもっと大変だったよ」などの言葉をかけがちですが、実は逆効果なんです。

受験生にとって最も大事なのは、今の時代の入試に受かること。同じ形式の受験をしていない人からの言葉として「昔は〇〇だった」と言われても、受験生からは迷惑だと思われたり、先輩面されて鬱陶しい思われたりします。

親身になって応援するのであれば、今頑張っている受験生に目を向けた声かけをしてあげましょう。


NGな言葉9. 「そんなところ受けるんだ」

受験生に絶対にかけてはいけない言葉とはそんなところ受けるんだ

受験というのは、人それぞれ目標や学力に応じて決めるもの。同級生の学力が低いことをバカにしたり、兄弟と比較して「そんなところ受けるんだ」などと言葉をかけるのは絶対にダメです。

自分が決めたことに対して否定された受験生は、気分が悪くなるのはもちろん、受験に対するモチベーションが大きく下がります。声をかけた相手との関係は、間違いなくギクシャクとしてしまうでしょう。

受験に正解はありません。相手の決定を尊重し、リスペクトの気持ちを持った言葉をかけるようにしてあげましょう。


NGな言葉10. 「もし受からなくても〜」

日々受験勉強と、受験に対するプレッシャーと闘う受験生。家庭内ではピリピリとした空気が漂うこともあるのではないでしょうか。

ピリついた気持ちを少しでも和らげようと「もし受からなくても」「もし落ちても」など、子供の受験に保険をかけるような言葉をかけてはいけません。

言った本人は、慰めや肩の荷を下ろしてあげたつもりでも、受験をする本人からすればネガティブな言葉であり、落ちたことを前提に話されるのは良い気がしません

受験生を抱える親御さんは、どんな状況でも優しい空気で見守ってあげることが大切ですよ。


NGな言葉11. 「受かるといいね」

受験を控えている後輩がいたり、まだ受験期間の同級生がいたりすると、なんとなしに「受かるといいね」と言葉をかけてしまいがち。普段の関係性が良いからこそ気軽にかける言葉ですが、実はダメなんです

深く考えすぎないようにするための優しい言葉とも捉えられますが、余裕がない受験生には、投げやりだと思われたり、他人事なんだなと思われたりしてしまいます。

仲が良い間柄だからこそ、受験中の友達にかける言葉は慎重に選んであげましょう。


NGな言葉12. 「〇〇さんは〜らしいよ」

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知り合いに同級生の子供がいる親御さんは、自分と他人の子供を比較して「〇〇さんの子供は毎日10時間も勉強しているらしいよ」などと言ってはいけません。

受験に向けて必死に努力をしている子供にとって、他人の話を聞かされるのは苦痛でしかなく、「だから何?もっと勉強しろってこと?」と反抗的に捉えられてしまいます。

もちろん、自分の子供のためを思っての言葉ではありますが、誰かと比較して伝えるのは逆効果。受験と向き合っているお子さんを信じてあげることが、親ができる最高のサポートですよ。


NGワードを意識して受験生を応援してあげましょう!

受験生にかけてはいけない言葉を理解しよう

家族や恋人、友達に受験生がいると応援したくなるもの。しかし、間違った言葉をかけてしまう受験が頑張れない状態になったり、今までの関係がギクシャクしたりすることもあります。

神経質になっている受験生に、どんな言葉をかけるのかも大事ですが、かけてはいけない言葉を理解することも大切です。

今回紹介してきた「受験生にかけてはいけない言葉12選」を参考にして、受験生にとって前向きになる言葉をかけてあげましょう

【参考記事】相手を励ます言葉はこちらで解説

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【参考記事】勇気づける言葉はこちらで解説

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