スタイリッシュの意味/使い方とは|簡単な例文&言い換えできる類語まで解説

長谷川大輔 2019.07.28
スタイリッシュの意味について知りたい方へ。今記事では、スタイリッシュの意味はもちろん、例文を交えた正しい使い方を詳しくご紹介します。さらに、言い換えできる類語も一覧で解説。公私共に使える汎用性の高い言葉なので、ぜひ使い方をマスターしてみてください!

前提として「スタイリッシュ」の意味とは?

スタイリッシュと言われる男女

「スタイリッシュ」とは、「流行に合っているさま・上品でおしゃれなさま」という意味を持つ単語です

多用されるファッションの分野では、年代や性別にかかわらず「流行に合っている・しゃれている」という意味合いを含みます。また、インテリアにおいて使う場合は、「洗練されスマートな雰囲気」という意味合いが強いです。

似たような多くの意味を持ちますが、共通のニュアンスとしてはかっこよく粋な感じを示す褒め言葉として重宝します。


スタイリッシュの正しい使い方|例文から使われ方を学ぼう!

スタイリッシュという言葉は、日常生活における会話の中でも使いますが、ネットや雑誌など文章の中の表現方法として使われるケースが多いです。

ファッションやインテリア、人の持つ雰囲気などを説明したり、その場にいない第三者に伝える言葉として、かっこよさや上品さ、洗練された様子を一言で表現する言葉として使われやすいでしょう。

では、具体的にどのような形で使われることが多いのか、例文をもとに正しい使い方を見てみましょう。


実際にスタイリッシュを使用した例文一覧

  • 彼女はおしゃれに敏感だから、いつもスタイリッシュなファッションをしている。
  • A社の商品は、スタイリッシュなデザインが魅力的だ。
  • 先日駅前にオープンしたカフェはとてもスタイリッシュなインテリアで素敵だよ。
  • このファッションにスカーフをプラスしたらさらにスタイリッシュな雰囲気になるだろう。
  • ショールームを兼ねたオフィスだから、家具もスタイリッシュなものにそろえたい。
  • 昨日新聞に掲載された広告はスタイリッシュですばらしい。
  • スタイリッシュなデザインに惹かれて衝動買いしてしまった。

スタイリッシュの類語|同義語として使われる言い換え表現とは

かっこよくスマートなさまを表現しているスタイリッシュという言葉。同じような意味を持つ言葉に言い換えて表現することも少なくありません。

スタイリッシュの同義語として言い換えられる類語について紹介します。表現の幅を広げるヒントとして参考にしてください。


スタイリッシュの類語①「おしゃれ」

スタイリッシュの類語として言い換えられやすいのが「おしゃれ」という言葉。

おしゃれとは、ファッションやインテリアなどについて、センスを生かしてバランスのいい状態に組み合わせるさまを意味します。スタイリッシュの意味の中にはおしゃれというのが含まれていますから、似た言葉と言えるでしょう。

ただし、スタイリッシュが上品で洗練された様子のものや人全てを指すのに対して、おしゃれは主にファッションやインテリア自体の状態に関する褒め言葉である点が違います

「彼はいつもおしゃれな帽子をかぶっているね」など、今風な雰囲気を指す意味合いが強いです。


スタイリッシュの類語②「シック」

スタイリッシュの類語の一つには「シック」という言葉もあります。

シックとは、垢ぬけて上品なさま・雰囲気が洗練されているさまという意味合いがあり、スタイリッシュを言い換える時に使う言葉です。シックの語源は英語ではなくフランス語で、「技術」「熟練」といった意味を持っているので、スタイリッシュと似た言葉ではありますがニュアンスが少し異なります。

スタイリッシュが今風という意味を持つのに対して、シックは落ち着いているという意味が強く、流行に左右されない意味合いが強いです。同じ褒め言葉でも褒めるポイントが少し違うということを覚えておきましょう。


スタイリッシュの類語③「かっこいい」

「かっこいい」という言葉もスタイリッシュに似た言葉として挙げられる言葉ですね。

洗練されているという意味合いはほぼ同じなので、褒め言葉としてのニュアンスはスタイリッシュよりも伝わりやすいかもしれません。

ただし、かっこいいとは恰好が良い、つまり姿や形が良いことを指す言葉で、見た目に重点が置かれています。スタイリッシュが見た目だけでなく雰囲気も含んだ褒め言葉であるのに対して、かっこいいは基本的に見た目や外見に注目して、好ましいさまを伝える言葉。

スタイリッシュよりもかっこいいの方が狭義と言えるでしょう。


スタイリッシュの類語④「ハイセンス」

「ハイセンス」という言葉も、スタイリッシュの類語として挙げられる言葉です。

ハイセンスとは和製英語で、本来は「グッドセンス」、つまり趣味や好みが洗練されているさまを指す英語を言い換えた言葉とされています。スタイリッシュが見た目や雰囲気など広い物や事に対して褒めるニュアンスが強いのに対して、ハイセンスはセンスの部分、つまり感覚に重点を置いて褒めているのです。

例えば「ハイセンスな服だね」というのは、一見服を褒めているように見えますが、おしゃれな服を選んだセンスを褒めているという意味が強いと言えるでしょう。


スタイリッシュの類語⑤「上品」

スタイリッシュの類語として、「上品」という言葉も挙げられます。上品とは、質が良い高級品そのものや、品格のある雰囲気や性格に対する褒め言葉として使うことが多いです

スタイリッシュと意味は似ているのですが、スタイリッシュがより今風でスマートな意味合いがあるのに対して、上品は昔から変わらない品格を評価する意味合いがある点が違うと言えます。

流行に即したニュアンスはスタイリッシュの方が強く、上品は褒める対象の古さ新しさは評価にあまり影響しません。

人や物、事に対する歴史も含めて評価するニュアンスが強いのが上品という言葉です。


スタイリッシュだけではなく、言葉は正しい意味を理解した上で使おう!

スタイリッシュという言葉は、見たり聞いたりする機会が意外に多く、なじみ深いという人も多いでしょう。しかし、意味合いが似た言葉も多いことから、正しい使い方ができているか分からないと感じやすい言葉だとも言えます。

似た言葉との微妙なニュアンスの違いを知っておくと、自信を持って正しい使い方ができるもの。この記事を参考に、スタイリッシュという言葉の意味や類語を知って、正しい使い方をぜひ覚えてくださいね!

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