バチェラー小柳津林太郎が語る、参加の理由と倉田茉美さんを選んだワケ
世界一の恋愛番組「The Bachelor(ザ・バチェラー)」。たった1人の男性が、多数の女性の中から最高のパートナーを選び、1人に結婚を前提とした交際の申し込みをするアメリカの国民的人気番組です。
そんな同番組が、Amazon Prime Videoを通じて日本に上陸しました。その名も「バチェラー・ジャパン」。
(C)2018 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.
いまや若い世代の圧倒的認知度を誇るバチェラー・ジャパン。その番組のシーズン2でバチェラーの大役を務めた男性、小柳津林太郎(おやいづりんたろう)さんに、バチェラーの参加理由と、倉田茉美さんを選んだ理由を伺いました。
バチェラー 小柳津林太郎さん紹介
(C)2018 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.
インタビューに入る前に、バチェラーを紹介します。シーズン2 バチェラーに選ばれた小柳津林太郎さん。セレブでイケメン、そしてもちろん、独身。
アメリカで育ち、慶應義塾大学を卒業後、サイバーエージェント社にて幹部を担っています。
異性よりむしろ同性モテるような、気さくで面倒見もいい性格。フランクさと真剣さを合わせ持つキャラクターが素敵な、まさにバチェラーにふさわしい人物。
そんな小柳津さんに今回のインタビューも合わせ、5本の取材を申し込みました。ご覧ください。
なぜ、バチェラー・ジャパンに参加したのか
──まずは、バチェラー・ジャパンに参加されることになった“きっかけ”を伺ってもよろしいでしょうか?
きっかけは、10年来の信頼してる友人がバチェラーの募集に関わってて。「話だけでも聞いてみなよ。」って感じで誘われたことです。
で、最初は「いやいや、大丈夫だよ(笑)」って断ってたんですけど、「1回だけ!1回だけ話だけでも聞いてほしい!絶対あうと思うから!」って言われて。「まあ話だけならいっか・・・」みたいな感じでした。
──結構なゴリ押しから始まったんですね(笑)
そしたら、話聞きに行くだけのつもりで行ったんですけど、面接って感じじゃなくて実際はがっつりオーディションだったんですよ。
動画撮られて、英語しゃべってみてって言われて、過去の恋愛遍歴も聞かれて、資産状況も聞かれて。全部赤裸々に話しました。
──バチェラーのオーディションって最初から踏み込んだところまで聞いてくるんですね。
そうですね。そしたら、感触良かったみたいで、あれよあれよという間に最終選考まで残っちゃって。受かっちゃいましたね。
──やっぱり参加は迷いましたか?
正直なところ、最後まで悩みました。Amazonの人たちに聞かれたのが「3ヶ月会社休めますか?」と。
そこに対してもんもん悩んでたんですよね。会社の人たちに申し訳ないと。それで、社内の副社長や周りの人に現状を伝えつつ、なんだかんだ背中押して欲しいアピールをしてたんです(笑)
でも結局みんなお前に任せるってスタンスで。サイバーエージェントの社風として、“自分で決めたことを正解に持っていく”って価値観があるんです。なので、最後は自分で決意して「よし、やるか!」って決めました。
──最後はご自身で決断されたんですね。
一度きりの人生だし、実際それで結婚相手が見つかったらすごくラッキーだし、ドラマチックじゃないですか。
人生でもめったにないレベルのチャンスが目の前に来ているのに、ここで出ないと決めたら絶対に後悔しちゃうと思っちゃったんです。
バチェラー後の周りの反響とは
──バチェラーに参加されて、周りの反響はどうでしたか?
社内では、すれ違った人や会う人たちみんなに「いよっ!バチェラー!」って言われたりしますね(笑)
──サイバーっぽい(笑)
楽しい会社なんです(笑)社内からいい反応があって、安心しました。出る前は「忙しいのに、こいつ何やってんだ」と思う人もそりゃ少なからずいたと思うんですよね。でも、出たあとは「泣いたよ。」とか「最高の作品をありがとう。」とかって言葉をかけてもらえて。
──それは嬉しいですね。
やっぱり大学時代ずっと演劇をやってて、人を感動させるってことをやりたかった人間なので、夢を13年越しに叶えられて、嬉しく思っています。たくさんの人の心を動かす作品の主人公として出られたことは、かけがえのない体験でした。
──社外での反響はありましたか?
社外ではインスタのフォロワーが伸びて、ストーリーを上げるたびに、100〜200くらいのDMをいただくようになりましたね。すごい体験をしているなと、現在進行系で感じています。
──では、バチェラーに参加したことで、仕事面の変化はありましたか?
4月に常務とニューヨークに渡ってメディアエンターテイメント系の人たちに挨拶をしてたんです。そこで、アイスブレイクで「僕はジャパン版バチェラーだ。」ってことを伝えたらすごく盛り上がってくれて。打ち解けることが簡単になって、非常に助かりました。
──グローバルにアイスブレイクで使えるんですね(笑)日本ではどうですか?
日本では、重役の方や著名な方、芸能系の人から声をかけていただく機会が増えて。色んな人と会いやすくなりました。
以前、サイバーの中で子会社の社長をやっていた頃、社長って肩書きだけで色んな人と会いやすくなった経験があるんですが、それに比べてもっと会いやすくなりましたね。2代目バチェラーっていうコンテンツに自分がなったんだなと思っています。
なぜ、倉田茉美さんを選んだのか?バチェラーの真意を聞く
──今回バチェラーを通して、最後は倉田茉美(くらたまみ)さんを選ばれましたね。結局、茉美さんのどんなところがよかったんですか?
「バチェラー・ジャパン」シーズン2場面カット(C)2018 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.
結婚するってことを考え抜いたときに、恋には駆け引きがあってもいいけど、愛には駆け引きはいらないのかなって部分が大きかったです。
いつも一緒にいることを思うと、良い意味で自然体でいれるような、自分のありのままを受け入れてくれる人が彼女でした。
彼女には不思議な安心感みたいなものがあって。例えば自分が五体不満足になっても、最悪きっとこの人なら助けてくれるだろうっていう、絶対味方みたいな感覚があったんです。
──実際にお付き合いしていく中で、撮影中の茉美さんと素顔の茉美さんとのギャップは何かありましたか?
んー、思ってたよりも、手料理が美味しい(笑)
作品内で手料理をつくってくれるシーンがあったのですが、そこでは本領発揮できてなかったみたいです。料理が美味しいのは嬉しいギャップでしたね。
──素敵ですね。反対にギャップがなかった茉美さんの素敵なところは?
作品からも伝わったかもしれないんですが、言葉のセンスがいいんですよね。てにをはの選び方がうまくて、いい表現だなって思わされることがすごく多いです。ツッコミや間のとり方など、タイミングも絶妙ですし、さすが関西人だなって感じです。
あとは、このインタビューを本人見てると思うんで一応言っておくと、愛情深くて、僕をいつも気遣ってくれる優しさも変わらなくてありがたいなっていつも思います。
──ノロケなのかゴマすりなのか分からないコメント、ありがとうございます(笑)
小柳津林太郎と倉田茉美、2人の結婚は?
──最後の質問ですが、茉美さんとのご結婚に関してはどう考えられてますか?
今ようやくお付き合いのスタートラインに立てた状況なので、これから、、という感じなのですが、率直にお伝えすると、お互いの仕事やキャリアが軌道に乗せるまでは考えられないなと思っています。僕は仕事面で尊敬できる人と結婚したいなと思ってて、専業主婦の方と結婚したいわけではないんですよね。で、今はお互い仕事をどうするかワーキャーしている状況なので、まずは仕事人としてちゃんとお互いのキャリアを軌道に乗せたいと思っています。
──小柳津さんも、茉美さんも、バチェラーを通して大きく変化している真っ最中ですもんね。
そうですね。お互いバチェラーを通して目立つことも増えたので、それでいただけた新しいチャンスに応えつつ、仕事が落ち着いてきたら、ゆっくり2人で考えていくことがいいんじゃないかなと思っています。
とはいえ、子どもは欲しいと思っているのでタイミングを逃さないようにしたいですね。
──小柳津さん、貴重なお話ありがとうございました!これからさらに小柳津さんを掘り下げていけたらと思います。残り3本の連載、よろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
小柳津林太郎 プロフィール
1981年京都府生まれ。6歳から14歳までニューヨークで過ごす。慶応大学経済学部卒。2008年からは、サイバーエージェントグループ子会社の代表取締役に就任。現在はサイバーエージェントグループの幹部を務めている。
公式Instagram:rinsta_gram1002
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!