「毎日酒を飲んでも痩せれる」バチェラー小柳津林太郎が伝える超・健康管理術
健康管理の大切さが叫ばれている昨今ですが、会食の多いビジネスマンこそちゃんと体調管理をしないといけないはず。
そんな中、バチェラーの小柳津さんが週5で会食をしている中ダイエットに成功し、腹筋をバキバキにしたと耳にしたので、「これは戦うビジネスマンの助けになるかもしれない!」と思い、取材に行ってまいりました。
そうすると出るわ出るわ、小柳津流・健康ライフハック。会食続きのビジネスマンにとって、参考になるものも多いと思います!ご覧ください。
健康管理のきっかけは、バチェラー・ジャパンへの参加
──小柳津さん、今回はビジネスマンの健康管理について伺わせてください。小柳津さんが健康に対して意識され始めたきっかけはありましたか?
元々2015年にアメリカに半年間赴任したんですけども、その時体重が75kgくらいになっちゃって。入社したときには65kgだったんですが、これはヤバいなと。。なんとかしなきゃなーっていう意識はこのあたりから芽生えはじめました。
──なるほど。ほんの2〜3年前まで75kgだったんですね。
日本帰ってから、痩せようと思ってトータルワークアウトっていうジムに通い始めてたんですけど、週7会食でお酒飲んでたので、ずっとポッチャリ体型のままでした。
──太りはじめてジムに行き出すのは男性あるあるですね。さらにジムだけじゃ痩せないのも男性あるあるだと思います。
食事までコントロールしないとなかなか痩せないですよね。
そんなこんなで自分の体を変えたいなと思っている時に、バチェラーに選ばれてしまって。撮影中に絶対脱ぐぞってわかってたので、そっからありとあらゆるダイエットを本格的にはじめました。
──脱ぐ作品だと決まってるわけではないですが(笑)
僕の中では脱ぐ作品でしたね(笑)シーズン1で海やらジャグジーやらでやたらと久保さんが脱いでる姿を観て、彼は腹筋バキバキなので(笑)そこに対して、一番焦ってました。バチェラーって腹筋割れてないと、バチェラーちゃうやろ、、と。
──じゃあ最後のひと押しとなったきっかけは、バチェラーだったんですね。
そうです。バチェラーとして中身も外見も最高の自分を体現したかったんです。そこから僕のダイエット生活が始まりました。ちなみにこれがダイエット前の写真です。
キテる
──おお〜。結構キテますね。
恥ずかしながら、こんな感じでした。。自分のブログでは公開してましたが、外のメディアに公開するのはつらいです。。
減量をすることよりも、健康体でいることに重点を置く
──では、どんなダイエットをされたのか教えてください。
前提として、僕の考えるダイエットとは、「健康的な食生活」という意味であり、「減量する」という意味ではないのです。なのでこれからのお話は「健康体を維持するための永続的な習慣」という意味合いで聞いていただければと思います。
──男性は女性のようにスラッとした体に痩せたいというよりも、健康体であることの方に重点を置かれている人が多いですもんね。
ですね。「肥満になりたくない」ってだけで「ガリガリに痩せたい」ってほどの思いはない男性が多数派だと僕も思います。
──ですが実際、40,50代の方の肥満体型の多さを見ると、健康体を維持することって簡単ではありませんね。
やっぱりお酒が大きいんでしょうね。僕も実質週7でお酒を飲んでます。ジムのトレーナーには、「お酒は筋肉増加を防ぐのでよくない」と言われますが、世の戦うサラリーマンは、そうも言ってられないので(笑)
お酒を飲みながら、いかにして「健康体」を維持するか?というテーマで今回は色々とお伝えしようと思います。
まずは会食をアップデートすべき。バチェラー小柳津が行っている健康管理法
──実際、どのくらい痩せられたんですか?
バチェラー前に、3ヶ月で72kgから63kgまで9kg落としました。
こちら実際の腹筋が割れている画像だそう。確かにお腹が出ていた頃と比べると、大幅に痩せている・・・!
そしてこちらが体重の記録だそう。確かに72kgから63kgまで落ちています。
──それはすごい!小柳津流のダイエットメソッドを教えてください。
まずビジネスマンにとって、最も変えたときの変化幅が大きいのは「会食」だと思っています。会食をアップデートすることが必須だと思いました。
──どのように会食を変えるのでしょうか?
まずは、お店は自分でとるべきです。相手が喜んでくれるであろう店前提ですが、基本、和食、ステーキ、焼肉中心に店選びをしていました。炭水化物を極力減らして、タンパク質を中心にとれるような食事にシフトします。
また、コースにしないことも大切です。やっぱりコースって重いです。僕は基本アラカルトにして、それぞれが食べたいだけ食べる。そして、炭水化物とデザートは絶対に食べないというルールをつくっています。
──なるほど!それだけでかなり変わりそうですね。
他にも、ビールは基本的に飲まないようにしています。カロリーが高いので。糖質のないハイボールのような蒸留酒をなるべくチビチビ少量飲むようにしています。セットでなるべくお水を飲むこともやっていますね。
食事は置き換えダイエットを中心に
──健康管理をするために、食事はどう変えていましたか?
一番効果が大きかったのは、置き換えダイエットですね。僕自身、実はバチェラーが終わってから仕事が立て込んだストレスで68.5kgまで体重が戻ってしまって。。(笑)これはまずいと思って、AbemaTVの企画で脱ぐ企画に出たんですよ。
──また脱ぐ仕事に(笑)
そうです(笑)強制的に脱ぐ状況に持っていくことで、再度ダイエットをしようと考えました。で、もう一度食事を見直しまくった中で最も効果的だったなと思うのが朝・昼の食事をプロテインスムージーに置き換えたことです。
──何を使ってたんですか?
パーフェクト・スムージー・プロテインって商品です。開発した人が、毎日飲むものなのでとにかく美味しいものを作りたいって思いを込めて作った背景がいいなあと思って飲み始めました。ほんとに美味しいので置き換えるのにストレスがなかったです。1杯大体300kcalなので、1日の摂取カロリーを落とすことができて、自然と痩せていきましたね。
これが小柳津さんがよく飲んでるプロテインスムージー。取材日の昼間も飲んでいたそう。
──なるほど!どういいのか詳しく教えてください。
ややこしいんですよね(笑)プロテインとしてもいいですし、ちゃんと必要なビタミン、炭水化物、糖質も入ってるんです。糖分に関しても、吸収の遅いてんさい糖って糖を使ってて、いいんですよ。一般的に糖分ってとっちゃダメっていうんですけども、とはいえエネルギーとして絶対に必要な要素なんですよ。なんで、ぶっちゃけ今まで色んなサプリ飲んでたんですけど、これだけでOK!って気づいてからはこればっかり飲んでました。
──置き換えダイエットの結果、体重はどう変わったんですか?
68kgから63kgまで落ちました!
──すごい!買います(笑)
いやめっちゃいいですよ。1袋20食分で、1万ちょいくらいするんですけど、去年僕8種類くらいのサプリやプロテインを買って3万くらいかけたんで、コスト効率はいいはずなんですよ。8種類飲んでた時代より、手間も減ったので、ほんとおすすめです。
──朝・昼はプロテインスムージーに置き換えるべきだと。では、夜の食事のときに、何かご自身で決めていたルールはありましたか?
夜は炭水化物はとらないことですね。デザートも食べないようにしていました。あとは夕食とは関係ないですが、なるべく水を飲んでいましたね。
──水はどのくらい飲むんですか?
1日につき、体重×40mlの量をちょこちょこ飲んでいます。僕の場合だと2,500mlくらいなので、evianの750mlのペットボトルを3本くらい飲んでいます(笑)
この手の話は、効果のあるなしに個人差があるので、あくまで“僕は”って感じです。今回の話で健康に関心が出たら、ぜひ色んな本を読んでもらえたらと思っています。
運動面や使ってるアプリは?
──運動面はパーソナルトレーニング以外に、何かされていますか?
趣味程度にフットサルをやっていますが、パーソナルトレーニング以外では特にやっていません。パーソナルでは筋肉はついたものの痩せられなかったので、僕はダイエットは食事が8割だと考えている派です。
──食事が8割とはいえ、パーソナルで筋肉がついたこともダイエットに役立ったのでしょうか?
それは間違いなくあると思います。なぜ筋肉量が大事かというとシンプルで、基礎代謝を高めるためです。基礎代謝が高いと、1日の総消費カロリーが高まります。なので、痩せやすくなるんです。
──どれだけ筋肉をつけて基礎代謝を高くしても、食べ過ぎたら太っちゃうので、小柳津流では食事のコントロールが大切ってことなんですね。
まさにそういうことです。
──体重計測はどうやってますか?
僕は、タニタの体組成計を使っています。Bluetooth経由でスマホ連携できて、自分の体重データなどをアプリに記録してくれるんですよ。レコーディングダイエットをするのに便利です。
アプリはタニタのHealth Planetを使ってます。
小柳津さんが実際に使っている体組成計。スタイリッシュでかっこいい。
成功の極意は、停滞期に変化を加えること
──途中で挫折しそうになったことはなかったんですか?
挫折はなかったんですが、苦しい時期はありました。ダイエットって、しばらくやると体重がグーッと減っていくんですが、どこかで踊り場というか停滞するタイミングが来るんですよ。停滞期って訪れて当たり前、普通のことなんですが、やっぱり焦っちゃうんですよね。
──停滞期がきつかったんですね。停滞期ってどうやって抜けられるものなんですか?
変化を加えることですね。カーボ・ローディングをやってみるとか、チートデイを入れてみて、体におかしいぞ?って思わせる。そうするとまたストンと落ちる。
──なるほど。
筋トレと一緒だと思っていて、筋トレもベンチプレスをやってるだけでは停滞期が来ちゃうんですよ。それに対して、ダンベルにしてみるとか、別のマシンにしてみるとか、違った変化を加えてみる。そうしたら、また筋肉が成長するんですよね。
──小柳津流ダイエットの成功の極意は、変化を加えることですかね?
間違いないです。これってきっと、男女関係とも一緒で。ずっと同じデートやずっと同じコミュニケーションをすると、やっぱりマンネリ化しちゃうと思うんです。それに対して、違ったアプローチをしたり、ドキッとさせるようなことをやっていかないと、関係も積み重なっていかないんじゃないかと思います。
小柳津林太郎 プロフィール
1981年京都府生まれ。6歳から14歳までニューヨークで過ごす。慶応大学経済学部卒。2008年からは、サイバーエージェントグループ子会社の代表取締役に就任。現在はGhost Inc.のCEOを務めている。
公式Instagram:rinsta_gram1002
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