【料理好き必見】出刃包丁のおすすめ15選。プロも使用する人気ブランド大公開
おすすめの出刃包丁を大公開
今回は、出刃包丁を見たこともないという方に向けて出刃包丁の選び方について取り上げます。プロ用の本格的なものから、お手入れが簡単なステンレス製のものまでいろいろですので、好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。キッチンでの仕事が今よりもっと楽しくなり、お料理のレパートリーもグンと広がるおすすめの出刃包丁を15個厳選してご紹介します。包丁を買おうか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
出刃包丁選びで大切なこと
出刃包丁と一言で言っても様々な種類があるのはご存知でしょうか。一本一本で得意な料理などが変わってきます。出刃包丁選びは
- サイズ(刃渡り)
- 柄の素材
- 刀身の素材
の3点を確認しておくことが大切です。ここからは3つのポイントについてさらに詳しく解説していきます。
1. サイズ(刃渡り)
出刃包丁には種類がいろいろありますが、選ぶ上で一つの目安になるのがサイズ(刃渡り)です。 切る食材の大きさによって選ぶのが基本。大きなお魚を切ることが多いようなら刃渡りが長いものを、小さな魚を切ることが多いようなら刃渡りが短いものを選びます。大小2サイズを用意しておいて、必要に応じて使い分けるのもおすすめです。
2. 柄の素材
柄の素材もさまざまで、出刃包丁のランクによって変わるのが一般的です。プロの多くは口輪の黒い部分が水牛の角でできているものを使っています。また、握る部分は丸くなっているものがほとんどです。ご家庭での利用が前提で、初めて出刃包丁を購入するという場合は、やや安価な口輪がプラスチック製のもので問題ありません。
3. 刀身の素材
これは出刃包丁を選ぶ上で“素地”は最も重要な要素となります。切れ味を重視するなら『ハガネ』素材を、錆びにくさやお手入れのしやすさで選ぶなら『ステンレス』素材を選ぶとよいでしょう。『ハガネ』と一口に言っても、切れ味やもちのよさ、研ぎ易さなどによってさまざまです。最も質がよいものは青鋼と呼ばれていて、次に白鋼、日本鋼と続きます。
おすすめの出刃包丁を15本紹介
出刃包丁を選ぶ上での基本的なポイントがわかったところで、ここからおすすめの出刃包丁をご紹介していきます。人気の高いものから順に15個ピックアップするので、サイズ、刃渡りや柄、刀身の素材などのスペックを参考にしながら、ライフスタイルや好み、使うシーンなどをよく考慮しつつ自分にぴったりのものを見つけてくださいね。
1. 下村工業 ネオヴェルダン 出刃包丁 135mm
鋭い切れ味が特徴的の『ステンレスモリブデン鋼』。最終工程まで完全水研刃付のため、切れ味がいいだけでなく切れ味が良い状態が長く持続します。プロでも愛用している人が少なくありません。またハンドルと刃の部位がステンレス一体型のため、丈夫である上に衛生的なのも魅力の一つです。
洗い残しがなく、お手入れがとても簡単なことはもちろん、食器洗い機にも対応しているのは嬉しいですよね。出刃包丁の切れ味を常に鋭く保ちたいという方は、月に2度ほどのペースで砥石を使って砥いであげるといいでしょう。コストパフォーマンスのいい人気の一品です。
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- 刃渡り(cm):全長約13.5
- 本体の重量(g):約150
- 柄の素材:ステンレス鋼
- 刀身の素材:ステンレスモリブデン鋼
2. 関兼常 紫檀柄11層ダマスカス鋼包丁 出刃 210mm
鎌倉時代に九州から関へと移り住んだ刀鍛冶が刀剣作りをはじめたのが『関』の起源と言われています。『関』のなかでもとくに『関兼常』の美しさは特別で、抜群の切れ味。その信念は現代にも受け継がれ、国内はもとより海外で高い人気を誇っています。
11層の『ダマスカス鋼』は、強度や切れ味のグレードが高い証。表面に日本刀のようなダマスカス模様があるのが特徴で、ハンドルは手によく馴染んでくれます。全てにおいてバランスのいい出刃包丁になります。なお、『ダマスカス鋼』とは、積層鍛造法で作ったもののことを言います。食器洗い乾燥機には対応していないので、注意が必要です。
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- 刃渡り(cm): 21
- 本体の重量(g):430
- 柄の素材:紫檀
- 刀身の素材:コアブレード/白紙鋼
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3. 貝印 【 本格包丁!】 秀宗 抗菌和包丁 出刃包丁 150mm
野菜や肉、魚など、さまざまな食材の加工に使える出刃包丁です。刀身には純度の高い鋼が使われているため、切れ味がシャープで、長持ちするのが特徴。ハンドルには高級感があって見た目にも美しい『積層強化木』を採用しています。また、素材に使われているのはバイ菌やカビがつきにくいと言われる『ヒバ材』。
ハンドルに重心があるので、握った時のバランスがとてもいいのもポイントです。使っていて重さが気になりにくく、イメージ通りに使うことができる一本に。形状もこだわっていて、握った時のフィット感が抜群。錆びやすいのでメンテナンスが必要ですが、本格的な一本が欲しい方におすすめの包丁になります。
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- 刃渡り(cm):15
- 本体の重量(g):200
- 柄の素材:ヒバ材
- 刀身の素材:鋼
4. 貝印 関孫六 和包丁 刺身 210mm
繊細な日本料理のために作られた、切れ味と機能を備えた出刃包丁です。ハガネと軟鉄を組み合わせる、伝統的な鍛造製法で仕上げています。刺身などやわらかい食材も潰してしまうことなく切られるように、幅が狭めな作りになっているのが特徴の一本に。
また刃渡りが長いため、大きな食材でも刀身の根元から先端までを使って一気に切ることができます。柄には『ポリプロピレン』が使われており、耐久性も良く、尚且つ手に優しくフィットしてくれます。ハガネ製なので、お手入れは欠かせませんが、食器洗浄機にも対応していないのでその点は注意しましょう。
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- 刃渡り(cm):21
- 本体の重量(g):110
- 柄の素材:ポリプロピレン
- 刀身の素材:炭素鋼
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5. 貝印 kai 関孫六 150mm
刃がとても厚いのが特徴の『関孫六』の出刃包丁。そのためたたき切りすると骨まで切ることができますので、魚をおろしたり、肉を切ったりと多用途で活躍してくれます。出刃包丁の刀身には、ハガネに肉薄した硬さを誇るステンレス素材である『モリブデンバナジウム鋼』を使用しています。
切れ味が優れているだけでなく、錆びにくく長持ちします。ステンレスなので、お手入れが楽ちんなのもうれしいポイントです。また、柄には強度に優れる『積層強化木』を採用。高級感だけでなく握った時のフィット感にも定評があり、刃とハンドルの間に防水対策がしてあります。
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- 刃渡り(cm):15
- 本体の重量(g):242
- 柄の素材:積層強化木
- 刀身の素材:モリブデンバナジウムステンレス刃物鋼
6. 貝印 kai 関孫六 出刃 150mm 銀寿
ステンレスだから錆びにくく、初めて和包丁を購入するという方でもお手入れが簡単です。刀身に採用されている『モリブデンバナジウムステンレス刃物鋼』はとても硬いため、お魚だけでなく鶏肉やカニなどを切るのにも便利な一本に。硬いものを切るときには、刃元を使えば骨ごとたたき切ることができます。
刺身などやわらかいものを切るときには、先の鋭い部分を使用してください。これ一本で何通りもの使い方ができる使い勝手のいい出刃包丁になります。研ぎ直しすることができるので、長く使うことができます。ハンドルには耐水性の高い天然木を採用しました。
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- 刃渡り(cm):15
- 本体の重量(g):171
- 柄の素材:天然木
- 刀身の素材:モリブデンバナジウムステンレス刃物鋼
7. 下村工業 ヴェルダン 出刃庖丁 180mm
三枚おろしや背びらき、小骨を処理するときなど、魚調理で大活躍してくれる出刃包丁。『ステンレスモリブデン鋼』を使用しているので、シャープな切れ味が長く持続します。ハンドルもステンレス製の『一体型ハンドル』なので、丈夫というだけでなく衛生的です。
グリップのフォルムも握りやすいよう、手になじみやすいよう計算されているので、使っていて重さを感じたり、疲れを感じたりしにくいのが特徴。錆びにくいのでお手入れも簡単ですし、食器洗い機に対応しているのも嬉しいポイントです。初めて出刃包丁を購入するという方でも心配なく使える、おすすめの一本になります。
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- 刃渡り(cm):18
- 本体の重量(g):320
- 柄の素材:18-8ステンレス
- 刀身の素材:ステンレスモリブデン鋼
8. 貝印 kai 関孫六 ステンレス 150mm 碧寿
こちらの商品も刀身の素材として『モリブデンバナジウム刃物鋼』を採用しているため研ぎ直しができ、鋭い切れ味がいつまでも持続します。柄の素材には衛生面や耐水性で優れているプラスチックを採用。またとても軽量なため、長時間使用していても疲れにくいのも大きな特徴です。
鎌倉時代に端を発する『関鍛冶』の流れをくむ27代目兼元、『金子孫六』氏による匠の技によって、名刀『関』を名乗るに恥じない本格的な使い心地を実現しています。ハガネに準ずるシャープな切れ味が楽しめ、しかも錆びにくいため、初めての和包丁という方でも安心してお使いになれます。
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- 刃渡り(cm):15
- 本体の重量(g):144
- 柄の素材:POMハンドル
- 刀身の素材:モリブデンバナジウム刃物鋼
9. 出刃包丁 燕三条製造 160mm
『燕三条製造』の出刃包丁は刀身がとても厚いため、三枚におろしたりお刺身を切ったりといった具合にお魚をさばく時だけでなく、骨ごとぶつ切りするのにも問題なく使えます。他方、出刃包丁らしく刃先がとても鋭いため、飾り切りなど繊細な作業をするのにもとても向いています。
刀身はステンレス製なので、錆びにくくお手入れしやすいのも特徴です。キャベツを千切りしたり、トマトをスライスしたりすることも難なく使えます。また、左利きの方でも、右利きの方でも使用できるのは嬉しいポイントに。ただし、食器乾燥機や食器洗い機は使えないので注意が必要です。
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- 刃渡り(cm):16
- 本体の重量(g):249
- 柄の素材:ホウの木
- 刀身の素材:ステンレス特殊刃物鋼
10. 斯衛帝優良高炭素ドイツステンレ出刃庖丁 22cm
最高級の『高炭素ドイツステンレス鋼7Cr17MoV』を使用し、30日間という長い歳月をかけて作られた一本。シャープな切れ味と、美しいデザインを兼ね備えた良質な出刃包丁です。錆びにくく耐食性に優れているだけでなく、窒素で冷却することで、刃の安定性が強化されています。
刃がきり状になっているため、切断する際の抵抗を少なくする効果があり、切ったものが刃につきにくいのが特徴です。柄は人間工学に基づいてデザインされており手触りに優れ、滑りにくく快適な使い心地を実現しています。永久アフターサービスが付いている一本を選んでみてはいかがでしょうか。
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- 刃渡り(cm):22
- 本体の重量(g):不明
- 柄の素材:朴
- 刀身の素材:ドイツ鋼材X7 Cr MoV 17
11. グライル オールステンレス 出刃包丁 137mm
新潟県三条市の熟練の職人の手による『手研ぎ本刃付け』で仕上げた本格的な出刃包丁です。魚の三枚おろし、背開き、小骨処理などに最適な一本。ハンドル部分にはエンボス加工を施すことで、握りやすいのが特徴でフィット感、グリップ感がよく、使っていて疲れません。
『オールステンレス仕様』なので、錆びにくく耐久性があります。また、研ぎ直しができるので、長く使うことができるのもポイントです。食洗機に入れても大丈夫なので、お手入れはとても簡単。月に1回から2回ほどメンテナンスしてあげると、購入時のような切れ味がさらに長持ちしますのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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- 刃渡り(cm):13.7
- 本体の重量(g):135
- 柄の素材:ステンレス鋼
- 刀身の素材:モリブデンバナジウム鋼
12. 藤次郎 白紙鋼(樹脂桂柄) 出刃 165mm
日本屈指の刃物の産地、『燕三条』にて長年にわたりハガネを鍛練し、鋭い切れ味を追求してきた『藤次郎』による出刃包丁です。『白紙鋼』は純度の高いハガネで、切れ味がよいにもかかわらずコストパフォーマンスが高いのが特徴。
用途によってさまざまな商品がラインナップされているのですが、この出刃包丁は魚をさばくときに真価を発揮する包丁です。厚みがあるため、三枚おろしや背開きはもちろん、骨ごとぶつ切りすることも可能。柄には耐水性の高い『朴』が使われています。握りやすいフォルムに仕立てられているため、しっかり握れて肩も凝らず疲れにくいのが特徴です。
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- 刃渡り(cm):16.5
- 本体の重量(g):270
- 柄の素材:朴
- 刀身の素材:白紙鋼
13. 恵比寿刃 匠 -takumi- / 出刃包丁 165mm
日本が誇る包丁職人の技術を世界中へ伝えることを目的に生まれた『恵比寿刃(YEBISU YAIBA)』による出刃包丁です。600年以上という伝統を受け継いだ職人の手により、日本を代表する刃物の生産地、大阪は堺で生産されています。
最高クラスの鋼材(安来鋼白1号)を使用しているため、ハガネならではの切れ味を楽しむことができますが、和包丁であるため研石を使ったメンテナンスは必須です。料理人がどこにでも持ち歩けるように刃を外的な衝撃から守るサヤに収められているのが特徴です。実際、多くのプロに愛されています。
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- 刃渡り(cm):16.5
- 本体の重量(g):299
- 柄の素材:水牛
- 刀身の素材:安来鋼白紙
14. 濃州正宗作 白木 出刃 155mm
『高炭素刃物鋼』を使った切れ味のいい出刃包丁です。定期的にメンテナンスすることで、何十年も使い続ける一本になります。ハンドルには、やわらかな感触が特徴の白木を採用しています。見た目も美しく、耐水性に優れているのが特徴。
刃の幅が広く作られているため、大根のかつらむきや、魚を三枚におろしたり、刺身を切ったりするのに適しています。ハガネの特徴としては、錆びやすいことが挙げられます。使ったあとは、必ず乾いた布を用いてしっかりふいて、水気を十分に切った上で保管する必要がありますので十分に注意しましょう。
※食洗機には対応していません。
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- 刃渡り(cm):15.5
- 本体の重量(g):125
- 柄の素材:白木
- 刀身の素材:高炭素刃物鋼
15. 片岡製作所 響十 TAMAHAGANE 万能出刃庖丁 170mm
『モリブデン・バナジウム鋼』を何層もの『ステンレススチール』で包み込んだ『63層ダマスカス鋼』を使用した出刃包丁です。鋭い切れ味と、耐久性に優れているのが特徴。ハンドルには、腐食しにくい『積層強化木』を採用しています。形状にもこだわっているので、握った時に手によくなじみ、長時間使っていても疲れません。
世界的にみても高い技術水準と言われる国内有数の刃物の生産地、新潟県燕市で作られた正真正銘の日本品質です。ハンドルと口元とが密封されているので雑菌が繁殖しにくく、とても衛生的です。専用のシャープナーを使ってメンテナスすることで、長くお使いいただけます。
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- 刃渡り(cm):17
- 本体の重量(g):220
- 柄の素材:積層強化木
- 刀身の素材:モリブデン- バナジウム鋼
ずっと使えるような一本を選んでみて
包丁なんてどれも同じだと思ってしまいがちですが、どんな物にもきちんと適材適所があるもの。もちろん、出刃包丁も例外ではありません。魚を切るのに適していると言われる出刃包丁で魚を切ったなら、やはりその使い心地の良さにきっと驚くはずです。
切り身の魚を買うのもいいですが、出刃包丁を使って調理することで料理のレパートリーが広がり、食卓がいっそう豊かになるに違いありません。良い包丁と出会うことができれば、料理の楽しみ方も大きく変わることになるでしょう。ぜひ自分にぴったりの出刃包丁を見つけてみてはいかがでしょうか。
【参考記事】はこちら▽
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