タイプライターの使い方は?手動式&電子式のおすすめ製品も紹介。

タイプライターとはどういうアイテムなのか知りたい方へ。今記事では、タイプライター特徴や魅力から、使い方やおすすめの商品まで詳しくご紹介します。パソコンプリントとはまた違う仕上がりを楽しめるので、興味のある方はぜひ活用してみてください!

そもそも「タイプライター」とはどんなアイテム?

タイプライターのおすすめを大公開

タイプライターとは、用紙に直接文字を打ち込んで印字する機械のこと。文字の打ち込みは付属のキーボードを利用するため、パソコンでメールを送っているような感覚で利用できます。

「それなら、パソコンがあれば良いでしょ?」と思われがちですが、パソコンは本体・プリンター・専用用紙など備品を購入しなければならず、とにかくお金がかかります。

ところが、タイプライターは用紙に直接文字を打ち込む機械であるため、タイプライター本体とインクさえ用意すれば利用できるのです。

印字におけるコスパの良さがタイプライターの最大の魅力と言えますよ。


いつから使われてるの?タイプライターの歴史とは

タイプライターの歴史は古く、1829年にロンドンで誕生しました。当時のタイプライターは英語圏のキーボード配列が主流だったこともあり、日本では普及せず、本格的に日本で普及し始めたのは1970年代です

日本語対応版は漢字変換機能が搭載され、ビジネス書の作成や目の不自由な方の文字表現などあらゆるシーンで大活躍し、ワープロが登場する1980年代まで日本国民の間で重宝されていました。


タイプライターは大きく2種類のパターンがある

タイプライターの種類は手動式・電子式の2種類が主流です。用途や使い方によって適切なタイプが異なるため、自分に合ったタイプライターを見つけるためにはそれぞれの違いを把握しておくことが大切ですよ。


種類① 手動式タイプライター

その名の通り、全ての動作を手動で行うタイプが手動式タイプライターです。

用紙への印字中に改行が近づくと音が鳴り知らせてくれるところがポイント。タイプライターのローラーに付属された改行レバーを印字する位置を戻すことで、改行が完了します。

また、手動式タイプライターの最大の魅力は本体価格の安さ。電子式タイプライターの半分以下で購入できるモデルが多く、コストを抑えたい人にもおすすめです。


種類② 電子式タイプライター

電子式タイプライターは、あらゆる動作を電子的に制御してくれるところがポイント。手動式タイプライターでは難しく感じる改行は、パソコンのように改行キーを押すのみ。

更に、文字のセンタリングやアンダーライン機能などが搭載されている商品もあり、文字打ちの利便性が格段に向上したモデルとなっています。

電子式タイプライターの技術はパソコン技術にも応用されているため、パソコンを使い慣れている人は楽に操作することができるところも大きなメリットです。


タイプライターの正しい使い方を紹介!

タイプライターを使う時には、まず用紙をセットします。次に、印刷する範囲を指定し、用紙内に文字が収まるように調整をするところがポイント。ここまでできたら、文字色や文字の大きさを指定し、文字を打ち込みましょう。

手動式の場合は改行をする時には、レバーを使い次の行へと切り替えます。面倒な設定や手間はなく使い方が簡単なので、一度使い始めると癖になるはずですよ。


手動式タイプライターのおすすめ|おしゃれで可愛い製品を紹介!

「昔ながらのおしゃれなタイプライターが欲しい!」

タイプライターといえば、古き良きデザインに憧れてしまうはず。

そこで、手動式タイプライターのおすすめ商品を紹介します。

気になる方はぜひ参考にしてくださいね!


手動式タイプライターのおすすめ1. Lillian Rose GA508 ミニタイプライター

GA508 1945 Mini Typewriter ミニ タイプライター Lillian Rose社【並行輸入】
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おすすめポイント
  • アンティーク調のデザインで、置いておくだけでインテリアとしてもおしゃれ。
  • 用紙が固定できるので、印字がズレにくい。
  • 印字した部分を確認しながら進められるので、仕上がりが綺麗になる。

おしゃれな雑貨を扱っているメーカー「Lillian Rose」の商品。アンティーク調のデザインが魅力的で、インテリアとしても映えるところが特徴。

印字をする用紙をしっかりと固定できるので、ずれることなく指定した範囲に印刷しやすくなっています。また、印字した部分がすぐに確認できるような構造となっており、逐一確認しながら進められるところもポイント。

キーボード部分はある程度広さがあるので、打ち込みやすくなっているから慣れていない人でも安心。

アンティーク調のおしゃれなデザインのタイプライターを探している人にぴったりの商品です。


商品ステータス
  • 本体サイズ:25.4 × 24.9 × 16.5 (cm)
  • 重量:0.9kg

電子式タイプライターのおすすめ|人気メーカーの製品を紹介!

「使い慣れたタイプライターが欲しい。」

バブル期に会社で使われていたのがこの電子式タイプライター。

あの頃使っていたタイプライターを探しているという方は、ぜひ参考にしてください。


電子式タイプライターのおすすめ1. BROTHER WORDSHOT V

BROTHER 電子オフィスタイプライター本体 WORDSHOT V
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おすすめポイント
  • コンパクトサイズで、手軽に使えるところが特徴。
  • パソコンのキーボードと変わらない使い心地で、使い勝手が良い。
  • 用紙をセットする挿入口が広く、サイズに合わせて簡単にセットできる。

電化製品メーカーである「BROTHER」から発売されている商品です。コンパクトなサイズで、手軽に使えるところが特徴。

パソコンのキーボードとほとんど変わらない使い心地で、パソコンに慣れている人なら難なく使えます。用紙挿入口も広く設けられており、セットしやすくなっているところも魅力的。

英数字にのみ対応しており、タイプライターならではの風合いのある印刷物が手軽に完成。

元々電子式のタイプライターを探している人だけでなく、普段からパソコンを使っていて一度タイプライターを使ってみたいという人におすすめの商品です。


タイプライター用のインクリボン|合わせて買っておくのがおすすめ。

タイプライターは本体のみでは文字を印刷できないため、一緒にインクリボンを購入する必要があります。最後に、タイプライター用のリボンをご紹介しますよ。

タイプライターを購入する時には、一緒にチェックしてみてくださいね。


【ブラザー対応】タイプライター用インクリボン

(業務用セット) ブラザー対応 インクリボン ブラックコレクタブルカーボン 対応純正型番:7020 単位:1個 【×3セット】 ds-1644172
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おすすめポイント
  • ブラザーのタイプライターに対応している商品で、3個セットとお得。
  • ダブルカーボン製で、しっかりと印字できるところが魅力的。
  • タイプライターの使用頻度が多い人でもたっぷりと使える。

こちらは、ブラザーのタイプライターに対応しているインクリボンです。

ダブルカーボン製となっており、字体がしっかりと印字できるところが特徴。かすれたり映らなかったりする心配が少なくなります。

3個セットとなっている商品なのでたっぷりと使うことができ、タイプライターの使用頻度が多い人にもおすすめの商品ですよ。


タイプライターの魅力|愛され続ける理由とは?

タイプライターの種類や仕組みを知ると、タイプライターが今もなお人気な理由が気になる人もいるはず。

実はタイプライターには、6つの魅力があるのです。そこでここからは、タイプライターならではの魅力を解説していきます。


タイプライターの魅力1. 一度購入すれば永続的に使える

タイプライターは用紙に印字する機械であり、プログラミング要素を含んでいません。従って、パソコンのようなソフトウェアの更新が必要なく、一度手にすれば半永久的に利用できるという魅力があります。

また、パソコンに比べシンプルな構造になっているため、万が一故障した場合においても容易に修理ができるところもメリット。使い慣れた製品をずっと使い続けたい人や、修理代、ソフトウェア更新代を掛けたくない人におすすめです。


タイプライターの魅力2. 行間隔を自由に調整できる

一文字ごとに絶妙な行間調整ができるため、オシャレな手紙やこだわりのポップなどを手軽に作ることができます。一語ずつズラして配置することも可能。

また、自由に行間が詰められることで、小さな印字をしたい時や規定サイズに収まるような印刷物を作りたい時にも便利です。

用紙に合わせてバランスが取れるので、行間が空きすぎたり狭すぎたりすることなく、読みやすく必要な情報を入力することができます。


タイプライターの魅力3. アンティーク調の字体やフォントに味がある

パソコンを使って打ち込んで作る印刷物とは異なり、風合いのあるアンティーク調に仕上がるところも大きな魅力。

タイプライターのフォントを使用するだけで、おしゃれな印刷物が作れます。タイプライターならではの味のあるフォントは、パソコンではなかなか表現できないはず。

また、直接用紙に印字するので、フォントの印字が少しかすれてしまう部分なども出てきて、それが逆に何とも言えないレトロな雰囲気に。パソコンでは出せない味が出るところもメリットです。


タイプライターの魅力4. キーボード配列が今のパソコンと変わらない

「タイプライターは昔の機械だから使いにくい」と思っている人は、意外と多いはず。でも、実際にはそんなことはなく、今のパソコンキーボードと同じ配列になっています。普段からパソコンを使っている人なら、難なく使いこなすことが可能。

というのも、今のキーボード配列の基礎を作ったのは、タイプライターだからです。パソコンとタイプライターを併用したい場合にも、難なく取り入れることができますよ。


タイプライターの魅力5. 手動式なら電源いらずで文字が打ち込める

手動式のタイプライターを選べば用紙をセットするだけで、場所を選ばない使い方ができます。

パソコンのように電源の確保や充電など、面倒な手間がかからないところもメリット。また、印刷用プリンターを準備する必要もなく電源確保の必要が全くないので、普段から印字をして使う書類を作る機会が多い人にぴったりです。

寝室やリビングなど気分に合わせて好きな場所で使用できるのは嬉しいですよね。


タイプライターの魅力6. インク代に比べてコスパが優れている

タイプライターは、リボン式のインクを使い用紙に文字を印字します。液体インクに比べてコスパがよく、ランニングコストがかからないところもメリット。

また、リボン式インクは1つ当たりの購入費用もプリンターのインク代と比べて安く、手軽に購入できます。

プリンターの使用頻度が高い人や文字を多く打ちたい場合はタイプライターに変えることで、インク代を気にせずに使えるようになりますよ。


レトロ感たっぷりのタイプライターを使ってみて。

タイプライターは現在のパソコンと元となった機械で、手軽に文字が打てるところが大きな魅力です。レトロなフォントや独特の風合いがおしゃれで、タイプライターを使うだけでも魅力的な印刷物が作れます。

また、手動式なら電源が不要なのでパソコン代わりとしての使い方もおすすめ。ぜひ、タイプライターを取り入れて、より快適に文字を印字してみてくださいね。


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