努力できない人の特徴&原因とは?努力できる人になる方法を7つ解説

HaRuKa 2019.04.14
仕事や勉強など、なかなか努力ができない時ってありますよね。今回は、努力ができない人の特徴や原因、誤った目標設定の仕方と対策、努力ができるようになる方法を大公開!さらに読むと努力しようと思えるおすすめの漫画と名言も紹介します。夢や目標に向かって頑張りたい人は参考にしてみてくださいね。

努力できない人が、努力できる人になる方法を解説!

努力できない人

本当は仕事や勉強をもっと頑張りたいのに、努力ができないでいるというのは辛いものです。

なぜ努力したくてもできないのか、その理由を知って努力できるようになりたいと思っている人は多いでしょう。

そこで今回は、努力ができない人の特徴と原因を解説した上で、努力しにくい目標設定の仕方と対策や努力ができるようになる方法についてご紹介します。

自分が努力できないと思っている人は、自分を変える参考にしてみてくださいね。


前提として「努力できない」って良くないこと?

仕事や勉強において、叶えたい目標や夢は誰にでもあるものです。

叶えたいと思っている時点でその目標や夢は今のままの自分では達成できないわけですから、達成するためには努力が必要と言えます。

努力ができないと、思うように仕事が進まなかったりスキルが伸ばせなかったりして結果が出にくいもの。

目標や夢を叶えてなりたい自分になるためにも、努力できる状態になる方が良いと言えるでしょう。


どんな人?努力ができない人の9つの特徴

前向きな気持ちはあっても努力ができない、そんな悩みを持つ人は少なくありません。

努力できない特徴をつかんでおくと、努力できるようになるための対策が立てやすくなります。

努力ができない人はどんな特徴があるのか、性格と口癖の側面から見ていきましょう。


努力ができない人の「性格」の特徴

努力がなかなかできない人は、考え方や行動パターンに共通の特徴があります。

努力できる人と比べてどこが違うのかを知りたいという人もいるでしょう。努力ができない人の特徴について、性格の側面からご紹介します。


努力できない人の性格1. 完璧主義で少しでも思い通りにならないとストレスを溜めがち

努力できない人は、最初から最後まで物事の進め方を決めて行動することが多いです。

自分の中の理想が強く、その理想通りの結果が出ないと意味がないと思っています。

考え方はこうした完璧主義なのに、経験や知識が追いついておらず実現できないため、思い通りにならない状況にストレスを感じて努力することを放棄するパターンが多いです

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努力できない人の性格2. 飽き性ですぐ別のことを始めてしまう

努力できない人の特徴として、あちこち興味が移りやすいというものがあります。

努力したいと内心は思っていても、一つの事に集中するのが苦手なため、取り掛かってみてうまくできないと分かるとすぐやる気がなくなるのです。

「できないからまあいいや」と考えがちで、次から次へと違うことを始めてしまうこともよくあります。

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努力できない人の性格3. 自分と他人を比較して、すぐに落ち込んでしまう

努力ができない人は、何事も続かない自分を否定しやすい傾向にあります。

自分なりに努力はしてみるものの、結果が出ないので「私は怠け者だ」などと落ち込んでしまうのです。

さらに、努力して結果を出している人を見るとその人と自分とをつい比べて、自分には才能がないと悩んでしまってやる気を失い、努力が続かない場合があります。


努力できない人の性格4. 努力して間もない状況でも、すぐ結果を求める

努力できないタイプの人は、せっかちな性格の人が多いです。

全く努力していないわけではなく、目標を立てて頑張ってみるものの、すぐに結果が出ない場合達成感が得られないのでつまらないと感じます。

ある程度の時間や工夫を重ねなければ結果につながらないことでも、焦って結果を出したがるため、やる気が続かないというパターンに陥りがちです。


努力できない人の性格5. 現状維持で満足してしまっている

努力ができない人は、そもそも「こうなりたい」という目標や夢がない場合もあります。現在の自分や、仕事などの状況に満足しているため、努力してもっと上のレベルをめざそうという気持ちが起こりません。

「これくらいでいいや」と現状維持の状態になっていて、向上心がないのです。そのため、無理に努力する必要がないと思っています。

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努力できない人の性格6. 娯楽などの誘惑に弱い

努力できない人は、目先の楽しみに流されてしまう傾向が強いです。

例えば、スマートフォンをいじってメールやニュースを見る、テレビをだらだら見続ける、オンラインゲームをするなど、身近にある娯楽に気を取られてしまいます。

やらなければならない仕事や勉強があっても、「まだ時間があるから」などと言って娯楽を先に楽しむことが多いです。


努力できない人の性格7. 失敗したことに対して、落ち込みがち

努力できない人は、ネガティブな性格であることが多いと言えるでしょう。

仕事や勉強などを始めてみたものの、思った以上に難しくて挫折したり試験に落ちたりすると、失敗した自分が情けなくなって落ち込んでしまいます。

「なぜできなかったんだろう」と自分を責めがちで、些細な失敗なのに過剰にネガティブにとらえてしまう傾向が強いです。


努力ができない人の「口癖」の特徴

努力ができない人は、考え方が受け身で、積極的に問題を解消しようという意識が低いです。そうした考え方が口癖になって表れていることも多いでしょう。

努力ができない人の特徴について、口癖の側面からご紹介します。


努力できない人の口癖1. 「明日やれば良いか」

努力することが苦手だと、目標を達成できていない現状から逃げたいという心理が働きます。

何か言い訳をすることで、努力できないのではなく、しないだけという状態を作り出そうとするのです。

「明日やれば良いか」といった口癖が多いのは、そうした気持ちの表れ。

物事を後回しにする癖があるため、明日も明後日も同じようにこの口癖を言っては引き延ばし、努力しない状態が続きます。


努力できない人の口癖2. 「才能がないから」

努力できない人は、自分を否定的に見る傾向があります。

かつては努力したことがあったけれど結果が出なかったというような経験をしていると、「才能がないから」という口癖を言うことで、努力しても仕方ないと諦めてしまう癖があるのです。

物事の成果は努力の結果なのに、才能がないという言い方で努力しない言い訳をしています。


どうして努力ができないの?努力できない原因とは

本当は叶えたい目標や夢があるけれど、なかなか努力が続かない、そんな悩みを抱えていると苦しいもの。

努力できない原因には様々なものがあります。なぜ努力ができないのか、その原因についてご紹介します。


努力できない原因1. 努力しても報われなかった過去がある

努力できない原因として、過去に挫折した経験があることが挙げられます。

受験に失敗して希望の学校に入れなかった、売上目標が達成できず昇格できなかったなど、努力はしたものの結果につながらなかった経験をしていると「どうせ努力しても報われない」と諦めてしまうのです。

過去の失敗によって、努力は無駄なものだという考えになってしまっていると言えます。


努力できない原因2. 努力が目標になっており、努力の先にある目標を立てていない

努力をしていたけれど、目標を見失って努力できなくなっている場合があります。

例えば、人に勧められてピアノを習い始めたものの、どこまで上達したいかという目標が明確でないため、次第に何のための努力か分からなくなってしまうパターンです。

「これくらいでいいや」と満足して、努力することをやめることになるでしょう。


努力できない原因3. 本当に叶えたいと思える目標を持っていない

努力をしていたけれど、目指していた目標が実はそう興味のあるものではなかったことに気づく場合があります。

例えば、周囲に憧れている人がいて「あんな風になりたい」と努力していたものの、興味が時間と共に変化してその人が憧れではなくなると、努力する意志がどんどん下がってしまうパターンです。

努力するための目標がなくなるため、努力し続けるのが難しくなります。


原因は目標にもある?誤った目標の設定の仕方と対策とは

「目標を立てて努力しているのに、なぜか努力が続かない」と悩んでいる人は少なくありません。

もし努力が続かないことが多いなら、目標設定が自分に合っていない可能性があります。誤った目標設定の仕方と、その対策についてご紹介します。


誤った目標設定1. 現状と目標のギャップに差がありすぎる

努力が続かないような目標設定のパターンとして多いのは、目標が高すぎることです。

例えば野球を始めたばかりなのに「毎試合ホームランを打つ」と決めたり、初めて担当した仕事なのに高すぎる契約件数の設定をしたりすると、現状と設定した目標とのギャップがありすぎて頑張れないでしょう。

その結果、「どれだけやっても目標が達成できない」と落ち込んで、やる気を失い努力をやめてしまいます。


対策:少し頑張れば叶うくらいの目標を設定すること

いきなり最終目標を目指すのではなく、最終目標に行くまでに小さな目標を順序立てて設定するのがおすすめです。

努力の成果が感じられるように、まずここまで、次はここまで、と少し頑張れば達成できる目標を立てて実行します。

一段ずつ階段を上るようなイメージで目標を設定してみましょう。


誤った目標設定2. 漠然とした目標を立てている

誤った目標設定として、目標があいまいというパターンもあります。

例えば仕事において「売上成績を伸ばしたい」といった目標の立て方だと、努力したいと思ってもどう努力したらいいのかが分かりにくいでしょう。

目標を達成するには行動しなければいけませんが、これでは行動に移しにくいので努力のしようがないと言えます。


対策:数値化など、具体的な目標を立てること

目標を設定する時は、あいまいさをできるだけ排除しましょう。

「〇件の契約を取る」「売上金額を〇万円まで伸ばす」などと数字を出すなど、具体的な内容にするのが効果的です。日々何をすればいいかが分かるので、努力が続けやすくなりますよ。


誤った目標設定3. 目標までの筋道を具体的に立てていない

努力が続かない目標設定として多いのは、最終目標だけを決めているというパターンです。

スタートから最終のゴールまで、短期間で直接たどりつくような目標ならいいですが、たいていは段階を踏んで努力することで達成できる目標がほとんどでしょう。

ゴールまでの道筋が具体的でないために、何を努力すれば良いか分からず諦めてしまいます。


対策:スケジュールを立てて、日毎にやるべきことを明確にする

どんなに大きな目標でも。そこへ行くまでのステップを細かく分けて目標設定すれば、着実に近づいていけます。

仕事でもダイエットでも、毎日何をどうすればいいのかという明確な目標設定をしておくと、やるべきことに対する迷いがなくなり努力が続きやすくなるでしょう。


どうすればいい?努力ができる人になる方法とは

努力が続かない自分を残念に思う人は多いですが、努力が続けられるような工夫をしていないだけという場合もあります。

ちょっとした工夫や視点の転換で、努力できる人になれる可能性は十分あるのです。努力できる人になるための方法についてご紹介します。


方法1. 自分の得意分野に関する努力をしてみる

誰にでも、人に負けない得意なことがあります。得意なことは、自然と人よりも上手にできてしまうといった場合も多いもの。

そんな得意分野の才能をさらに磨くために、とことん得意なことを追求してみるのはおすすめです。

好きだと思えることを続けるのは割と簡単ですから、努力しなければいけないという気負いを感じることなく努力を続けられるでしょう。


方法2. 努力を毎日の習慣にする

なかなか頑張れないのだとしたら、努力すること自体が特別なことだと思っているためかもしれません。

仕事でも趣味でもダイエットでも、こつこつと同じことを続けられる人もいれば、飽きっぽくて同じことを続けるのが苦手な人もいます。

同じことを続けるのが苦手なら、毎日やることについて実践方法や場所、時間を変えるなどして努力が続けられる工夫をするのがおすすめ。


方法3. 周囲の人に対して目標を宣言する

努力が続かない場合は、努力しなければいけないような状況に身を置くというのも一つの方法です。

周囲に対して「私はこれを達成したい」などと宣言してみましょう。

努力する姿を見てもらうことで助けてもらいやすくなりますし、サボっていたら「今日はしなくていいの?」と注意してもらえると「そうだった!」と奮起しやすくなるはずです。


方法4. 自分と同じ目標を達成した人の話を聞く

努力したくても頑張れないのは、目標を達成した時の姿が想像できないからという場合もあります。

「達成したらこうなれるんだ」というのが具体的に把握できると、やる気も出るもの。同じ目標を達成した人に会って、直接話を聞くのはおすすめです。

苦しくなった時の克服法や目標設定の仕方など、経験者ならではの意見は大いに参考になるでしょう。


方法5. 同じ目標を持った人と努力する

これまで努力が続かなかった人が、いきなりこつこつと努力できるようになるのは難しいものです。

毎日しっかり努力を続けられるよう、一人で頑張るのではなく仲間を作るといいでしょう。

職場や学校、趣味の場などで同じ目標を持っている人と一緒に努力することで、刺激しあえるだけでなく自分の現状を確認しやすいです。


方法6. 小さなことでも、できたことに対して自分を褒める

始める前から完璧主義にこだわりすぎると、プレッシャーが強くて努力するのが苦しくなります。気軽に努力が続けられるよう、小さな目標を一つずつクリアすることを考えましょう。

例えばダイエットの場合、5㎏痩せるという目標を達成するには、日々少しずつ体重を落としていくことが必要です。

「今日も運動できた」「お菓子を我慢できた」など小さな達成感を味わうことで、努力する喜びを感じ努力が続きやすくなります。


方法7. 努力の過程で、楽しいと思えることを見つける

目標を達成するために、日々頑張ることはもちろん必要です。しかし、やる気がどうしても出なくて頑張れないという日ももちろんあります。

常に最大限の努力をするのはまず無理ですから、時にはリラックスしてみましょう。

友人と会ったりダイエットがてら運動をしたり、適度に力を抜くことが努力を続けるモチベーションに繋がります。


自分も努力を頑張ろう!と思えるようになるおすすめの漫画4冊

目標を達成するために努力できるようになりたい、けれど頑張れない、そんな悩みを持つ人もいるでしょう。

そんな時は、読みやすい漫画からヒントを得るのもおすすめです。努力していこうと思えるようになる、おすすめの漫画を4冊ご紹介します。


おすすめの漫画1. 『はじめの一歩』

単行本で100巻を超えるという超ロング連載漫画『はじめの一歩』は、ボクサーである主人公の成長を描いている作品。

才能のある人を見て自分の才能のなさを嘆くのではなく、努力して才能の差を埋めていくことが大切だと痛感するストーリーです。

世界タイトルマッチを控えた主人公に、ジムの会長がかけた「努力した者が全て報われるとは限らないが成功した者は皆努力している」という言葉は心に響きます。


おすすめの漫画2. 『ちはやふる』

競技かるたがテーマの漫画『ちはやふる』は、アニメ化や映画化もされた名作。

多くの名シーンが展開される中でも特に印象的なのは、チーム戦を控えた主人公がメンバーに伝える気持ちの深さです。

勝負に勝つために必要なのは、突出した才能を持つ天才ではなく、情熱を持って努力し続けられる姿勢だということを教えてくれる作品。


おすすめの漫画3. 『SLAM DUNK』

年代を問わず多くの人から愛されている高校バスケをテーマとした漫画『SLAM DUNK』。

バスケットボールの才能にあふれる登場人物も多い中で、血がにじむような努力で練習を積み重ね、試合に出られる地位まで上り詰めた登場人物もいて、努力することの素晴らしさを感じさせます。

諦めずに続けた努力は自分を裏切らないということを示唆した名作です。


おすすめの漫画4. 『NARUTO』

落ちこぼれの少年忍者である主人公が、友人や師匠に支えられながら強敵と戦い成長していく漫画『NARUTO』。

才能がなくても、決めた目標を達成するために頑張れば、努力は裏切らないしいい結果につながるということを感じさせてくれる作品です。


努力できない人に読んでほしい【名言集】

目標はあるけれど頑張るのが苦手という人はいます。

そんな苦手意識を取り除くには、努力に関する名言に触れると努力することの大切さを理解することで、頑張れないという気持ちがなくなるはず。努力できない人におすすめの名言を3つご紹介します。


おすすめの名言1. 『天才は1%のひらめきと99%の努力である』トーマス・エジソン

世界的に有名な発明家であるトーマス・エジソンは、数々の名言を残していますが、中でも特に知られているのがこの名言。

諦めずに努力しているからこそ奇跡的なひらめきを手にできる、つまり続けた努力が裏切らないということを示唆していると言えるでしょう。


おすすめの名言2. 『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。』松下幸之助

世界的な日本企業・パナソニックの前進、松下電器産業の創業者である松下幸之助は、貧しい生い立ちをものともせず努力で成功した人物として知られています。

努力をやめなければいつか夢は達成できるということを教えてくれる一言です。


おすすめの名言3. 『目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない。』マイケル・ジョーダン

NBAで輝かしい実績を残した元バスケットボール選手、マイケル・ジョーダン。

才能にあふれた天才でありバスケットボールの神様と評されますが、実は努力の人だったと言われています。

結果を出すには努力が裏切らないことを示唆した名言です。


努力を怠らず、目標達成を目指していきましょう。

叶えたい夢のために努力したい、けれど頑張れないし努力するのが苦手と感じていると辛いものです。

本当は努力できるようになりたいと思っているだけに、努力が続く方法を知りたいと思っているでしょう。

努力するのはハードルが高いと感じているなら、この記事を参考に努力できない理由をつかんで、自分に合った努力できる方法を見つけてみてくださいね!


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