損得勘定とはどんな意味?人間関係を損得勘定で動く人の心理&性格の特徴

あやな 2022.04.07
人間関係をお金や損得で考える人っていますよね。損得勘定で動く人にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は、損得勘定の意味から、損得勘定で動く人の5つの心理と性格や行動の特徴を8つ大公開!さらに、人間関係を損得勘定で考えるメリットとデメリットまで詳しく解説していきます。

損得勘定で動く人っていますよね。

損得勘定で動く人

損得勘定は多かれ少なかれ誰でも持っているものです。

ただ、損得勘定が異常に強く、損得勘定で動くと言われる人がいるのです。損得勘定とは何か、なぜ、損得勘定で動くようになるのか、損得勘定で動く人の心理や特徴を見ていき、損得勘定で動くことのメリット・デメリットを紹介します。


損得勘定で動く人とは?意味は?

損得勘定の人の意味

損得勘定とは、損か得かを天秤にかけることです。勘定は、「かんじょう」と読み、計算すること、考えに入れることという意味を持ちます。あまり日常的には使わなくなりましたが、食事をした後に会計をお願いするとき「お勘定をお願いします」と言いますよね。

損得勘定で動く人とは、損か得かを考えに入れて、損なら行動に移さない人のことです。目先の損得のみを考える人というような、あまり良い意味では使われません。


損得勘定で動く人の心理とは?

損得勘定の人の心理

誰でも損か得かで動くことは普通ですが、特に損得だけが選択の基準になっている人がいます。

周りから損得勘定で動く人と呼ばれる人たちですが、彼らはどのような気持ちで生きているのでしょうか。ここからは、損得勘定で動く人の心理を追求します。


心理1. 人のことを信用できず、お金しか信用できない

打算的な傾向の強い損得勘定のある人は、何をするにつけても損をするか、得をするかばかり考えています。

自分の利益についてばかり考えるので、他人が純粋な好意で何かを提供してくれるなんて事は、頭から信じていません。

自分の人生を守るものは、お金だけだと思っています。そのため、他人の好意もそれに見合った金額を計算し、対応します。そして、純粋に好意から何かをしてくれた人が、どんな見返りを欲しているのかを疑う傾向があります。

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心理2. 目先の利益ばかりに目が行き、客観的な視点で物事を見ていない

自分が損をしないかどうか、そのことばかり考えて、他のことを考えられない状態です。

たとえ損をしても誰かのためになるのは、必ずしも人のためではないという考え方に疑問を持っています。

人との関係はいつかどこかで繋がって、自分をどこかに導いてくれるかもしれないという考えは甘いと感じているのです。

そのため、すぐ受け取れる利益しか考えないので、視野が狭くなっています。長いスタンスに立つと少し損をしてしまう可能性もあります。


心理3. 人よりも得をしたいという気持ちが強い

損得勘定の人は人よりも得をしていという心理

自分が損をしているのではないかと心配になるのも損得勘定で動く人の心理の特徴です。

損をしているか、得をしているかが全ての物事の判断基準ですから、損をしたくないと思うのです。

そして自分が得をしたいというだけではなく、人の損得も気になる性格の持ち主。自分とほぼ同じシチュエーションで、同じように働いているのであれば結果は同じかそれ以上でないと気が済みません。

そのため、常に人の損得が気になり、人より得をしたいと思うのです。


心理4. 何事にも見返りを求めてしまう

損得勘定で動く人は、全てのことに損か得かを考えてしまうので、自分が他人に何かをしてあげるとそのことに対して代価を要求したくなります。

なぜなら、行動しているときは常に、その後どれだけの見返りがあるかを考えているからです。

そのため、手助けをする場合も見返りのありそうな人だと判断すれば、率先して手伝いますし、全く見返りがなさそうだと判断すると冷たくやり過ごします。

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心理5. 自分の中で損得に対しての独自ルールを設けている

人間にはそれぞれ大事に思っているものがあります。何を最も大事なものとして捉えるかは人それぞれです。

周りでケチだと思われている人でも、自分が好きなことや趣味などにはお金を惜しまないという人もいます。

損得勘定で動くと言っても、一人ひとり独自ルールを設けて、そのルールに従って損得勘定をしながら生きているのです。

自分ではそのルールが正しいルールであると信じています。損得勘定のある人は、少し頑固なところがあるので自分の設けたルール以外は受け入れられません。


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