引け目を感じる心理とは?劣等感を感じた時に落ち込まない対処法を解説
「引け目を感じる原因は?」
「引け目を感じるときの対処法は?」
優秀な人と自分を比べてしまい、引け目を感じる時ってありますよね。
今回は、引け目を感じてしまう原因や心理、感じた時の対処法を紹介します!
引け目を感じることは悪いことではない。
引け目を感じやすい人は、優秀な人と自分を比べて劣等感を抱きがちです。
「どうせ私なんて…。」とふさぎ込んでしまうこともありますよね。
しかし、引け目を感じてしまう理由としっかり向き合うことで、他の人にはない自分の良さを発見できることもあるのです。
引け目を感じてしまう人は、さらに上を目指そうと努力できる人でもあるんですよ。
引け目を感じる時の心理4つ|どうして負い目を感じてしまうの?
友人や職場の人と自分を比較して、自信を失ってしまう引け目を感じる人。
努力していても上には上がいて、できない自分に負い目を感じることもあるでしょう。
しかし、なぜそこまで今の自分を認めてあげられないのでしょうか。
今回は、引け目を感じる時の4つの心理について理由を交えながらご紹介します。
原因を把握して、引け目を感じてしまう自分と向き合うきっかけにしてみましょう。
引け目を感じる心理1. 自分に自信が持てないから
引け目を感じてしまう人は常に自分より上の人を目標にしているため、恋愛や仕事で努力を重ねても満足できません。
既に高いレベルにあっても「自分はまだまだ未熟だ。」と感じてしまうのです。
いつも自分に足りないものばかりを探すクセが付いているから、周りが凄いと思っていても、本人は他の人と比較ばかりして不安な状態が続いてしまいます。
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引け目を感じる心理2. 周囲との差が明らかだから
自分の中に大きなコンプレックスを持っている人は、努力しても無駄だという半ば諦めの気持ちを持っている人もいます。
例えば、成人になっても身長が低いままの男性は、「努力が無意味なことだってあるよな。」と思い、諦めてしまうでしょう。すぐに相手に追いつけるような内容ではなく、悩んでも解決しないからです。
そのため、どんなに自分が頑張っても周囲に追いつけないと感じると引け目を感じて落ち込んでしまう人が多いです。
引け目を感じる心理3. 相手に嫉妬している
努力しても解決しない悩みを抱えている人は、周囲と自分の違いを嫌というほど認識しているもの。心のどこかで憧れが妬みに変化することもあります。
職場内に高学歴の男性ばかりがいると「俺が認められる場所はないな。」と感じ、友人に痩せている人や美人の女性が多いと、恋愛でも「素材が違い過ぎて勝ち目なんかない。」と卑屈に思うのです。
相手より優位に立ってみたいという感情の芽生えが、嫉妬心へと変化していきます。
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引け目を感じる心理4. 理想と現実にギャップがあるから
引け目を感じる人は、あまり自分自身に目を向けておらず、他人のできることばかりに注目して高い理想像を作り上げている傾向があります。
個々に得意なことは違うし、全て自分の思い通りにはいかないのも現実なのですが、どうにかして自己設定した理想像にたどり着こうとするのです。
焦るあまり大切なステップを飛ばしてしまうことも多く、結果できたと思っても中身の空っぽさに気づいて肩を落とすことに。
引け目を感じやすい人の特徴|どんな人が引け目を感じやすいの?
引け目を感じる人の心理だけを見ると、とても繊細な印象があります。
目に見えない感情だから、側にいても気がつかないことがほとんどです。
でも、親しい人がいつも元気のない状態なのは悲しいですし、原因が分かれば助けてあげたいという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、引け目を感じやすい人の5つの特徴をご紹介します。
特徴から徐々に解決方法が見えることもありますので、把握しておきましょう。
引け目を感じる人の特徴1. 過去に成功体験が少ない
引け目を感じる人は、大人になるまでの過程で失敗体験を数多く経験しています。
運動会のかけっこで本気で走っても目指していた順位になれなかったり、受験に失敗していたりする経験があるのです。自分や親がハードルを高く設定してしまい、「できた!」と喜べる体験が極端に少ないことも。
そのため、常に自信がなく、何もできない自分を責めてしまうのです。
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引け目を感じる人の特徴2. 両親に否定されることが多かった
幼少期から厳しい親に育てられ他の子と比較されながら育った人は、今の自分を肯定してもらってこなかったため、引け目を感じやすくなる傾向があります。
テストで100点を取ったとしても褒めてもらえず、「総合で1位じゃないと意味がない。」などとプレッシャーばかりを掛けられ育ったのです。
親もまた否定されながら育っていることが多く、負の連鎖が続いている場合もあります。
引け目を感じる人の特徴3. 周囲の目を気にしてしまう
引け目を感じてしまう人は、他の人に自分がどう見られているか、どう思われているかばかり考えてしまいます。
できないことが多すぎて「馬鹿にされていないかな。」「きっとこう思われているだろう。」など、不安になり、時には被害妄想のように自分を追い込んでしまうのです。
そのため、自虐話を繰り返してみたり人前にでることを拒んだりすることも。周囲の目を気にせずにいようと思えば思うほど周りにバリアを張ってしまうでしょう。
引け目を感じる人の特徴4. 真面目で何事も完璧にこなそうとする
自分に厳しいルールを課す完璧主義者にも、引け目を感じる人は多い傾向があります。
仕事では数多くのタスクを準備し、落ち度のない自分を作ろうとします。恋愛では、絶対相手の負担になるまいといい子を演じたりすることもあるでしょう。
達成できないと自分を許せずに責めてしまい、計画が崩れた瞬間から急に自暴自棄になったりするのです。
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引け目を感じる人の特徴5. 物事をネガティブに捉えてしまう
引け目を感じる人の周囲には、モラハラ要素をもつ人が必ず存在します。
行動や言動をいちいち否定し、「だからダメなんだよ。」「それ意味ないから。」などとことごとく口を挟まれるため、何をするにも「私はダメだ。」とネガティブに考えてしまうのです。
物理的に距離を取ろうと思っても、避けて通れない場所にいる身内や職場の人だと我慢が増え、ますますネガティブに陥っていきます。
引け目に感じてしまう時の対処法5つ|劣等感を感じたらどうすればいい?
誰にでも大なり小なり引け目に感じることはありますよね。
完璧な人はいないと分かっているけれど、気持ちが落ちてしまうと劣等感を抱かずにはいられません。
しかし、対策方法があれば試してみたと思う人もいるのではないでしょうか。
ここでは、引け目を感じる時の5つの対処法をご紹介します。
男性でも女性でも使える対処法とは、どのようなものなのでしょうか。
引け目を感じた時の対処法1. 頑張ってきた自分を褒めてあげる
いつも引け目を感じる人は、極端に褒められる経験が少ないために自分に自信がもてません。本当は褒めて欲しい人がいても、「褒めて欲しい。」とは言いにくいはず。
そんな時は自分でご褒美のアイテムを買ったり、お出掛けに行ったりするのもGOOD。「○○までできた!よくやったよね。」「ここまでできれば大したものだ!」と口に出してみましょう。
今現在の自分を認められることで、次につながる行動にも前向きになれますよ。
引け目を感じた時の対処法2. 周囲と比較することをやめる
引け目を感じる人ほど、自分を見ずに周囲にばかり目を向けてしまう癖があります。他人と比較ばかりしていても、会社の人間関係や友人関係に溝ができてしまうばかりです。
まずは周囲と比較するのをやめ、今の自分を棚卸して、何ができて何ができないのかを把握しましょう。
自分の成長に必要なものは、過去の自分と比較して今の自分はどう変わったかだけ。自分に目を向けると成長もはっきり見えてくるはずですよ。
引け目を感じた時の対処法3. 自分自身の目的や目標を見直す
自分で高すぎる壁を設定してしまうのが、引け目を感じる人の悪いクセ。大きすぎる目標を設定してしまうと、ゴールまでの道のりが長すぎてモチベーションの維持ができません。
今までの目的や目標を一旦細分化して、小さな一歩を見えるようにしましょう。
先のことばかり考えずに、短期間で低いハードルを何個も設定すれば、乗り越える喜びを感じやすく、自分に自信を持ちやすくなります。
引け目を感じた時の対処法4. 身体を休め、気持ちをリフレッシュする
引け目を感じる人は、常に他の目を意識したり、夢中で努力し続けたりする傾向があります。精神的にもストレスが溜まってしまうから疲れやすい状態に。
心地いいと感じることを、1日1回は実践してみましょう。温泉や岩盤浴を楽しむのもいいですし、目覚ましをかけずにトコトン寝るのもいいですよね。ハイキングに行く、ジムで身体を動かすなどもおすすめです。
気分がスカッと晴れれば、ネガティブな感情も吹っ飛んでいきますよ。
引け目を感じた時の対処法5. 人にはない自分の長所を磨く
自分にないものを他人が持っていると、引け目を感じやすくなりますが、相手の長所とあなたの短所はイコールではないのです。
仕事にスピード感がないのは、じっくり正確さを重視するのが得意からです。ノリが悪いのではなく、冷静で精神的に大人なだけ。見た目に引け目を感じる女性なら、料理や趣味を楽しみ家庭的な面も魅力度は高いはず。
自分の長所を広い範囲で見つけられれば、人と比較する意味がないことに気が付けるでしょう。
引け目を感じている人は、まずは自分を愛して認めてあげて。
引け目を感じることは、劣等感を抱く原因にもなります。
自分に自信を持てなくて、ため息ばかりついてしまう人もいますよね。
「私なんか…。」と考え続けても、答えが見つからない人も多いのではないでしょうか。
考え方次第では、もっと自分に優しくなれるし、自分を認めてあげられるはずです。
今後をより飛躍させるためにも、もっと堂々と胸を張って生きていきましょう。
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