「すぐ泣くのをやめたい!」すぐ泣いてしまう人の心理&涙を止める方法を解説
すぐに泣いてしまう自分を改善したい方へ。
望んでいるわけではないのに、感情が高ぶると涙がこぼれてしまうことはないでしょうか。
感情豊かな人だと思ってもらえたらいいのですが、「感情的な人だな」と思われたり「弱いな」などと思われたらストレスの要因にもなりかねません。
そこで今回はすぐ泣いてしまう人の原因や泣き上戸の改善方法などを詳しくお話ししていきます。
感情をうまくコントロールできるようになれば、すぐ泣いてしまう状況を打破していけるはず。
涙が止まらない。すぐ泣いてしまう人の心理とは
まずは、すぐに泣いてしまう人の背景から迫っていきます。涙が出る時に、人はどのような心理が働いているのでしょうか。
涙が出てしまう時にどのような感情が動いているのか、その理由について考えていけば泣き上戸解決への対策が見えてくるはずです。
これからすぐ泣いてしまう人の心理について考えられる心理を具体的に挙げていくので、見ていきましょう。
心理1. 不甲斐ない自分に腹が立っている
すぐに涙が出てきてしまうのは、現状の自分に納得がいっていないからという場合があります。
なりたい自分の姿と比べて、実際の自分の不甲斐なさにストレスを感じて「こんなはずではない!」と腹を立てているからこそ悔しい気持ちがこぼれて涙へと変わってしまうのです。
不甲斐なさを感じる原因は仕事や恋愛、人間関係など様々でしょう。ですが、自分の姿に納得がいかないという悔しさからつい泣けてきてしまうというわけです。
心理2. 怒られて落ち込んでいる
涙は悲しい思いや辛い思いをした時もこぼれてきやすいものです。例えば、誰かから怒られてしまったら落ち込んでしまいますよね。
人から強い感情をぶつけられると、心は強いストレスを感じてしまいますし、気持ちも萎縮してしまいます。
そこで不安定となった心が涙へと変わっていくのです。だから、人から怒られて落ち込んだ時に、泣けてくるという人が多いですよ。
心理3. 自分でもなんで泣いてるのかわからない
涙が出てきてしまう背景には一言では表せない複雑な感情が伴う場合もあります。時には、なんで泣いているのか自分でも分からないのに涙が溢れてきてしまうということもあるのです。
ですが、もちろん自覚がないだけで涙が出てくる原因は心のどこかに潜んでいます。疲れが溜まってストレスを抱えている、何か悩みがあってナーバスになっているなど隠れた問題があるはずです。
このように自分でも理由が分からず泣けてきてしまう時は、疲れているサインと思ってもいいでしょう。
心理4. とことん泣いてスッキリしようと思っている
泣くということは、感情の開放なのでストレス発散にもなります。
「思いっきり泣ける空間があれば、とことん泣いてスッキリしてしまおう!」と心が働いて涙がこぼれてくる場合もあります。
感情のままに思いっきり泣いた後は心が泣く前よりも軽くなっているはずです。
だから、泣ける状況があるのならとことん泣いてしまおうと心が判断して涙へと変わっていくのです。
なぜか涙が止まらない!すぐ泣いてしまう人の5つの特徴
自分の意思とは反して泣けてきてしまう場合、何がそうさせているのか気になりますよね。
実は涙もろい人には共通する特徴があるのです。どのような共通項が涙もろい人にはあるのか5つの例と共にこれから見ていきましょう。
特徴1. 素直な性格で喜怒哀楽がハッキリしている
すぐに泣いてしまう人は、情熱的で真っすぐ感情をぶつけることの出来る人が多いと言われています。
飾らずに自分の感情を相手に伝えることができたり、嬉しい時には喜び、不快な時ははっきりと怒るという喜怒哀楽がハッキリとしている場合が多いのです。
喜怒哀楽がハッキリとしていれば、悲しい時には自然と涙がこぼれてきてしまいます。それでも自分の感情に抗わず、そのままストレートに感情を表現するタイプの人が涙もろい人に多い特徴です。
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特徴2. 打たれ弱く、少し言われただけですぐに落ち込んでしまう
人からの反応に敏感な場合も涙もろい人が多いです。例えば、打たれ弱くて人から言われたことをいつまでも気にしてしまうようなタイプだと感情が表に出やすく泣いてしまうことがあります。
同様に落ち込みやすい性格の人もすぐ泣くことが多いのが特徴です。ナイーブな性格の持ち主だからこそ、涙が出やすいのです。
特徴3. 優しい性格で情にもろい
他にもすぐ泣けてくる人の特徴は相手のことを思いやれる性格だからという場合もあります。
どういうことかというと、優しい性格で常に相手の立場になって物事を考えられるから、相手の気持ちを考え過ぎてしまうのです。
「あんな出来事があったなんてかわいそうだな」など相手のことを思うあまりに泣けてきます。
このように優しくて情にももろいようなタイプの性格だと、ついつい相手のことを思って過剰に心配したりして涙を流してしまいがちですよ。
特徴4. 感受性豊かでドラマや映画などに感情移入しやすい
気持ちが入り込みやすい性格の人も涙もろい人の特徴と言えます。例えばドラマなどを観ていたら主人公に感情移入してしまうようなタイプの人です。
ついついドラマや映画を観ていると普通の人以上に登場人物になりきってハラハラしたり悲しくなったりしてしまいます。
そういう人は感情の波が大幅に揺れ動きやすいので、すぐ泣いてしまうことが多いのです。感情が豊かで、気持ちが入り込んでしまうと昂ってしまって思わず泣いてしまうことも珍しくないでしょう。
特徴5. 見栄っ張りな性格で何事も一人で抱え込みやすい
気持ちが安定している人は感情の波を上手に操り適度に発散していることが多いです。一方で、すぐ泣く人は気持ちのコントロールが苦手な人が殆どでしょう。
うまくストレスを発散できず一人で抱えて考え過ぎてしまう特徴があるため、キャパオーバーとなり泣けてきてしまうのです。プライドが高く見栄をはってしまうような性格で、人をうまく頼ることが出来ない人も同じく気持ちがコントロールできず泣いてしまうことがあります。
何が理由なの?泣きたくないのに泣いてしまう原因とは
「なぜあの時泣いてしまったんだろう」と、振り返ってみても自分の涙の原因が分からないことはないでしょうか。
自分でも泣いてしまう理由が分からないのに、すぐに泣いてしまうという人がいます。
人それぞれではありますが、すぐ泣いてしまうのはこんな要因があるからかもといった具体的な例を4つ挙げて紹介していきます。
原因1. 仕事や恋愛など、不満やストレスが慢性的に溜まっているから
人は感情の捌け口がないと行き詰ってしまいます。感情の捌け口がないまま、どんどんとストレスが溜まっていく一方だと、どこかでパンクしてしまうことでしょう。
仕事や恋愛など理由は違えど、何かしらうまくいかず、不満やストレスを抱えているような状態ならば、張りつめている気持ちがふと切れた時に涙へと変わることが挙げられます。
原因2. 幼い頃から泣き虫で泣くのが癖になっているから
感情の処理は習慣化していくことがあります。
例えば小さい頃から悲しい時や辛い時は泣いていたという人ならば、同じような局面に立った場合、泣くことによって張りつめている感情を逃がして自分をコントロールしようと無意識に働くことがあるのです。
だから、泣こうと思っていなくても、ストレスがかかった場合に勝手に涙が溢れてきてしまうという状況が起こるのです。
このような状態は、「泣き癖」とも言え、幼い時からの感情の処理の個性の1つとなっているのです。
原因3. マイナス思考ですぐネガティブな方向に考えてしまうから
すぐに泣いてしまう理由には、もちろんその人の性格そのものによる場合もあります。普段から何事も悪く捉えてしまうようなマイナス思考でネガティブな人は、うじうじと考え込んでしまいがち。
そうなると、悲しい気持ちが張り裂けるように涙が出てきてしまうこともあるでしょう。
自分のことを追い詰めてしまいがちな性格だからこそ、すぐに泣いてしまうのです。
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原因4. 負けず嫌いで、悔しい気持ちをこらえきれないから
他にもすぐ泣いてしまう人は頑張り屋であることも挙げられます。ストイックに自分を追い込んで頑張り過ぎてしまうせいで、うまくいかなかった時に悔しい気持ちが抑えられなくなるんです。
自分の不甲斐なさに泣けてしまうのは、求めている理想が高いのが理由とも言えるでしょう。
そんな負けず嫌いの性格だからこそ、結果が伴わなかった時に感情が爆発して涙が出てきてしまうのです。
すぐ泣くのをやめたい!涙をこらえる3つの方法
出来るなら人前では泣きたくない!そう感じた時に、すぐ泣いてしまう生活から抜け出す方法を3つこれから紹介していきます。
日頃から生活の中でこれから紹介する解決案を意識して取り入れてみるだけで、涙もろい性格を改善していけるはずです。
紹介する解決案はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
改善法1. 感動するドラマや映画を鑑賞するなど、涙活をしてみる
すぐに泣いてしまう人は、知らない間に感情を心の中に溜め込んでいる場合が多いです。溜め込んだ感情が涙として爆発してしまう前に、少しずつガス抜きのように涙を流す「涙活」をしておくのも1つの方法になります。
感動するドラマや映画を観て思わず涙を流しているうちに、気づけばどこか心がスッとしているのを感じるはずです。
こうやって少しずつ涙を流して、気持ちの解放をしていくことによって、すぐに泣いてしまうのを改善していけるでしょう。
改善法2. 日頃からストレス発散をしてためないようにする
心の中に溜め込んでしまうのは泣きたくなるような悲しい気持ちだけではありません。怒りのような強いストレスも禁物です。
イライラした気持ちを抱えていると、心が不安定になって些細なことでも涙が出てきやすくなります。
すぐに泣いてしまうのを防ぐためには、適度にストレス発散をして心のモヤモヤを晴らしていくことが解決策となるでしょう。
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改善法3. 日頃から笑顔でいることを心がけ、プラス思考な人を目指してみる
モヤモヤとした気持ちを抱えているとネガティブな感情も呼び込みやすいです。後ろ向きにうじうじと考えていると、あれもこれもと不安が重なって負のループに陥ってしまうのです。
そんな負の連鎖を断ち切るためにも、なるべく笑顔で過ごすように心掛けましょう。
考え方次第で、同じ出来事でも変わってくるので、何事も前向きにプラス思考を心掛けていけば負の感情を呼び込むこともなく涙を流す機会も減ってくるでしょう。
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人前で泣いてしまった時、素早く涙を止める方法とは
感情のコントロールを心掛けてはいても、それでも涙がこぼれてきてしまった。そんな時に一刻も早く涙を止める方法について考えていきましょう。
余りに長く人前で泣いてしまうと、仕事中など感情を露わにするのが好まれない場だといい印象を持たれないかもしれません。
泣けてきてしまった時に、ピタッと涙を止める方法を2つお伝えしていきます。
方法1. 顔を上に向ける
まずは物理的に涙がこぼれるのを止める方法です。ぐっと顔を上に向けてみましょう。
顔を上げたところで涙がすぐに止まるわけではありませんが、重力に逆らって上を向くことによって涙がこぼれ落ちるのを少しの間でも食い止めることができます。
また、そうしているうちに、心が落ち着いて涙が止まってくるはずですよ。
方法2. 深呼吸をして気持ちを落ち着かせる
他にもすぐに出来る涙を止めるための動作があります。それは深呼吸をすることです。
深呼吸をすることによって、心と体がリラックスしていく効果があるため、涙を素早く止めることも期待が持てます。
また、深呼吸をすると、意識が呼吸に集中するので、悲しい気持ちも薄れて涙が止まっていきます。
すぐ泣いちゃう人は自分に合う対処法を試してみて。
「すぐに泣いてしまう自分を変えたい」と感じた時に実践して欲しい方法を解説していきました。すぐに泣いてしまわないためには、感情をうまくコントロールすることが大切です。
うまく感情をコントロールするためには、ストレスを溜め過ぎるなどいっぱいいっぱいな状況を作らないように、適度に息抜きするなどして心に余裕を作っておくことがポイントですよ。
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