仕事が楽しくない原因とは?つまらないと感じた時の8つの対処法を解説
仕事が楽しくないと悩んでいる方へ。
毎日同じ仕事をくり返していると、仕事が楽しくない、と感じてしまうこともあるでしょう。実は、仕事がつまらないと感じた時に間違った行動をしてしまい、さらに状況を悪化させてしまっている人は多いです。
では、仕事が楽しくない時の良い対処法はあるのでしょうか?
今記事では、仕事が楽しくないと思う原因や理由から、間違った解決法、仕事が楽しくなる正しい対処法まで、詳しく解説していきます。仕事が苦痛になりすぎて辞めてしまう前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事が楽しくない!仕事がつまらないと感じる8つの理由や原因
新卒で入社した当初はやる気で満ちていたはずなのに、仕事に慣れてくると「こんな仕事の何が楽しいのか分からない」と疑問を抱いてしまう人が多くいます。
なぜ、仕事が楽しくないと感じてしまうのでしょうか。
ここからは、仕事がつまらないと感じる8つの理由や原因を詳しくご紹介します。対処法を見つけるためにも、自分が当てはまっているかどうかを確認してみましょう。
理由や原因1. 思うような成果が出ていない
人はどうしても頑張った分の見返りや報酬を求めてしまうものです。
例えば、資格を取ろうと睡眠時間を削ってまで必死に勉強した結果、不合格だった場合、努力や時間が無駄になったと感じてしまい、大抵の人は落胆してしまいます。
これは仕事でも同じことで、どれだけ努力しても、結果が出せないと仕事はつまらない、と感じる原因になってしまうのです。
【参考記事】仕事ができない人の特徴。できるようになる対処法とは?▽
理由や原因2. 同じような業務に飽きている
人によりますが、常に刺激を求める人は、単調な仕事が苦手な傾向があります。
例えば、営業のように結果が数字に出やすい職ではない場合、自分の成長や評価が分かりづらいため、つまらないと感じる原因になりがちです。
単純作業の繰り返しで仕事がマンネリ化してしまうと、仕事に対してやりがいが感じられなくなるでしょう。
もしも仕事内容を上司に相談しても何も変わらないようであれば、飼い殺し状態になっている可能性があるので、注意が必要です。
理由や原因3. 結果を出しても適切な評価がされない
働いている限り、理不尽な目に合うことも多いでしょう。
例えば、頑張って仕事に取り組んで一定の成果を出しても、それ以外の理由をつけられて評価や給料が上がらない状態が続くと、モチベーションが下がり、仕事に対するやる気は失われていくものです。
職場の環境や上司との関係などから、正当な扱いを受けていないと感じるのも仕事が楽しくない原因といえます。
理由や原因4. 自分のやりたい仕事ではなかった
我慢しながら働いているほど、仕事に対するストレスが大きくなります。
例えば、新卒で自分の希望した仕事に就けた人でも、実際に働いてみると想像と大きく違っていたことや、職種は希望どうりでも部署が異なるため、やりたかったことができていない、という人は多いです。
特に、新卒や初めの頃は覚えることも多く、辛抱しながら働いている状態が続くと、仕事がつまらないと感じてしまう原因になりかねません。
理由や原因5. 職場の人間関係が悪くて苦痛
社内の雰囲気が悪い会社が働きやすい、という人は少ないでしょう。
特に、チームで動くことが多い会社の場合、良い人間関係が築けているかどうかが仕事のやる気に大きく影響してきます。
そうでなくても、一人だけで完結する仕事というのは少ないため、気持ち良く誰かに協力したり、気兼ねなく手を貸してもらえるような良好な関係ができていないと、会社にいるだけで息苦しさを感じて、仕事が楽しくない原因となるのです。
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理由や原因6. プライベートが上手くいっていなく、仕事に集中できていない
上手にストレスを発散できていない人ほど、目の前の作業から気持ちが遠ざかってしまいがちです。
例えば、忙しすぎてほとんど休みがなかったり、帰って寝てまた出勤する生活が続いていると、気持ちをリフレッシュできないまま仕事に取り組むことになり、つまらないと感じる原因になりかねません。
また、家族や友人などとトラブルがある人は、仕事中に悩んでしまうことも多く、ミスや物忘れが増えて、仕事を楽しめる状況ではなくなっている場合もあります。
理由や原因7. 仕事量が多すぎてキャパオーバーしている
働き手不足なのもあり、職場によっては、一人で多くの業務をこなさなければならない場合もあります。
特に、仕事を引き受けすぎてしまったり、上手に他人を頼れない人は、仕事が多いと何から手をつけていいのか分からず、混乱してしまいがち。
ある程度は忙しい方が作業に集中できるものですが、限界を超えてしまうと考えるのも嫌になってしまい、楽しくないと感じてしまうことも増えるでしょう。
理由や原因8. 仕事が暇すぎてつまらない
一方で、人はあまりにも暇でやることがないと、物足りなさを感じてしまうものです。
特に、向上心が強い人や、仕事にやりがいを求めてしまう人は、単純作業や簡単な仕事ばかりだと、自分が成長できないため、楽しくないと感じる原因になってしまうことが多いでしょう。
自分は仕事ができる人間だと自覚している人は、暇だったり、業務がつまらないだけで、辞めたくなることもあるほどです。
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仕事が楽しくないと思った時の間違った解決法3つ
仕事がつまらないと感じてしまう原因や理由は、業務の内容や環境が自分に合っていないことが多いのが分かりますね。
では、仕事が楽しくない時にしてはいけないことはあるのでしょうか?
ここからは、仕事が楽しくないと思った時の間違った解決法を3つ厳選してご紹介します。
間違った解決法1. 部下や同僚に愚痴をこぼす
残念ながら仕事がつまらないことを打ち明けても、状況が良くなることはありません。
飲みの席などでつい話してしまいがちですが、部下や同僚が解決できるわけもなく、愚痴を言われた方もいい気分にはならないでしょう。
最悪の場合、それが上司などに伝わると、やる気がないと思われてしまい、職場での立場や人間関係が悪くなってしまうことも考えられます。
間違った解決法2. 無理に楽しもうとしてストレスを溜める
本当はつまらないと思っているのに、心を抑えこんでしまうと、ストレスとなり逆効果になってしまう場合もあります。
自分に嘘をつき続けて生活するのは多大なストレスとなり、最悪の場合、うつ病のきっかけにもなりかねません。
そのため、無理をして仕事に意義を見出そうとしたり、つまらないものを面白いと思い込むことは、辞めた方が良いでしょう。
間違った解決法3. 問題と向き合わず、すぐに辞める事を考える
仕事が合わないからといって、とりあえず辞めて転職しようと考えてしまう人も多いです。
しかし、もし仕事を辞めても、つまらないと感じる原因が自分にあるなら、転職先で同じことをくり返すことになりかねません。また、ネガティブな気持ちで転職しようとすると、良い志望動機が浮かばず、失敗することも多いです。
その結果、職を転々とすることになり、悪い経歴だけが残って、後悔する可能性も高くなります。
つまらない症候群?仕事が楽しくないと思った時の正しい対処法8つ
仕事がつまらない時に対処法を間違えてしまうと、症候群のように悪い症状が次々と現れてしまうのが分かりますね。
では、つまらない症候群に陥ってしまった時はどうすればいいのでしょうか。
ここからは、仕事が楽しくないと思った時の正しい対処法について、詳しく解説していきます。
対処法1. 成果が出せるように最大限の努力をしてみる
何か大きな結果を出すためには、自分がしたこともないくらいの頑張りが必要です。
特に、成果が出せないために仕事に対するやる気が失われている人は、より考えながら仕事に取り組むだけで、意欲が生まれます。
例えば「もっと効率よく仕事ができるのではないか」、「ここを工夫すれば、改善するのではないか」といったアイデアを常に持って、上司に進言したり、自分で実行してみるのが大切です。
全てが成功するとは限りませんが、少なくともチャレンジできる人間として評価され、成功すれば多くの人に認められる可能性も高くなります。
社内でライバルを作ることでやる気を出すのもあり
人間は一人では成長しにくい生き物。そのため、自分よりできる上司や同僚をライバルにすることで、勝ちたいという意欲を生み出すのも良い方法です。
もし、競争するような業種ではなくても、ライバルより良いサービスを目指したり、効率良く仕事ができるように工夫しようとします。
競争できる状況を作るだけで、自分の成長に繋がり、仕事にやりがいができることで、会社の一員としての評価も自然とあがるでしょう。
対処法2. 何で楽しくないのか原因を分析してみる
漠然と仕事がつまらないと感じているだけでは、一向に解決できません。まずは、何がつまらないのか、具体的に紙に書き出して文章化してみると、客観的に理由が考えられるようになります。
また、楽しくないからといって感情的になると、自暴自棄になって辞めたくなってしまったり、人にあたってしまう可能性も。
ネガティブな気持ちになる前に、一度冷静になって思考を整理してみましょう。
楽しい仕事と、楽しくない仕事の業務を分解してみると良い
自分に嘘をついてストレスを溜めないことも重要です。分析する時に、さらに細分化することで、つまらない部分と楽しい部分を分けて考えられます。
例えば、営業の仕事で「事前準備や会議はつまらないけど、お客様と話すのは楽しい」というように、無理やり楽しい仕事と思い込むのではなく、楽しいと思える要素があると気づくのが大切です。
自分が楽しいと思える部分が何なのかを知って、それを伸ばせれば、将来的に成功する可能性もあがるでしょう。
対処法3. 視野を広げ、仕事に目的を持たせる
つまらない症候群に陥ってしまうと、気持ちのコントロールが難しくなりがちです。特に、仕事が楽しくないと思い込んでしまうと、目的を見失ってしまうこともあります。
例えば、物を運ぶ軽作業でも、自分が正確に運搬することで仕事が回ったり、他の誰かが喜んでくれると思えば、自然とやる気や意欲がわいてくるものです。
その仕事の先にあるものを見据えるだけで、つまらないという感覚がなくなる場合もあります。
対処法4. プライベートを充実させ、オンオフの切り替えをする
人生において、心をリフレッシュさせることやワクワクする時間は大切です。
例えば、好きな趣味や気になっていた習い事を始めると、会社とは別の仲間ができたり、一人の時間を満喫できたりします。
短時間でもいいので自分が好きなこと、やりたいことをする時間を作って、仕事のことは忘れるくらい集中すると、次に仕事をする時に気持ちを新たにして取り組むことができますよ。
対処法5. 「楽しい」と「楽」を履き違えていないか自分と向き合う
自発的に意識して何かをしようとするから楽しいのであって、楽を求めるのは人任せで受け身な姿勢といえます。
漢字は同じでも対極の意味をなしていて、楽をしようとすればするほど気持ちが堕落し、努力や考えた末に感じる楽しさから遠ざかっているのです。
例えば、仕事がつまらないのを、環境や業務内容のせいにするのではなく、どうすれば楽しくなるのか模索していると、それを自分の力で見つけた時、自然と楽しいと感じることができますよ。
対処法6. スキルアップをして、業務を選べる人材になる
努力したことは、結果がどうであれ、人生において無駄になることはほぼないといえます。もし、仕事がつまらないと感じる原因が自分の能力にあるなら、希望する仕事がこなせるように学ぶことも大切です。
例えば、特定の資格を取ったり、英会話を勉強するなど、自分の人材価値を上げられれば、希望する部署に異動できる可能性があります。
また、転職を考えるにしても、多くの資格やスキルを持っていることはプラスになるため、仕事がつまらないと感じた時は、自分を磨くチャンスでもあるといえるでしょう。
対処法7. どうしても業務が合わない場合は、上司に異動を相談してみる
基本的に会社は社員に気持ち良く働いてもらうことを優先します。
もし、仕事を辞めてしまいたいくらい苦痛に感じているなら、愚痴を言うのではなく、上司に直接相談や交渉をするのが正しい対処法です。
会社としては、生産性が落ちないように社員が働いてくれるのが一番良いため、真剣に今の想いを伝えれば、良い方向へ変わる可能性があります。
対処法8. どうしようもない問題の場合は転職も視野に入れる
会社の方針とあなたの考え方が合わないこともあります。様々な対処法を試してみても解決しない時は、今の仕事を辞めて転職することを考えましょう。
無理に続けようとしてもストレスが溜まるばかりで、我慢し続けると精神病にもなりかねません。
あくまで最終手段ですが、抱えきれないほど自分を追い込んでしまう前に、新しい職場を探した方が良いでしょう。
【参考記事】はこちら▽
仕事が楽しくないと思ったら、自分に合った解決策を試してみて。
仕事がつまらないと感じるのは、成果がでなかったり、職場の環境が悪いなど、様々な原因が挙げられます。ただし、楽しくないと感じてしまった時、すぐに仕事を辞めてしまったり、無理に楽しもうとしてしまうのは逆効果です。
しかし、仕事が辛くなってしまった時にどうすればいいのか分からない、という人もいるでしょう。そんな時は、正しい対処法を参考にして、自分を見つめ直す時間を作ることが大切。
我慢して仕事をするのではなく、楽しく仕事ができるように、どう改善できるかを考えてみると、自然と仕事に対するモチベーションが上がってくる場合もありますよ。ぜひ今記事を参考にして仕事への楽しみを見出してみてください。
【参考記事】はこちら▽
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