自分のやりたいことがわからない人へ。やりたいことを見つける方法を紹介
自分のやりたいこととは何?と悩むことってありますよね。
「自分のやりたいことをやって生きていく」とはよく聞く言葉です。これを自分ごとに置き換えてみるとどうでしょう。
「仕事はあるし、充分な給料ももらっている」「でも今やっていることは本当に自分のやりたいことなのだろうか?」とあらためて疑問を持たれる方も多いかもしれません。
選択肢の多い現代、やりたいことがわからずに悩む人が多いです。なぜやりたいことがわからないと感じるのか、その理由や自分なりのやりたいことの見つけ方について解説していきます。
自分のやりたいことがわからないと思う瞬間は
ふとした拍子に「あれ、今やってることって自分のやりたいことだったっけ」「自分にはやりたいことがあったかな」「特に趣味もないし…」と改めて自分に問い掛けてしまうことがあります。
人は何がきっかけで自分のやりたいことがわからないと思うのでしょうか。多くの人がやりたいことがわからないと感じる瞬間についてご紹介します。
タイミング1. 自分のやりたいことを実現している人と会った時
日本は高度にシステム化された社会ですので、特に主体的に行動せずとも何らかの仕事に就いて生きていくことができます。
そんな日々の中で、自分の夢や目標、やりたいことを把握し、実際にやりたいことを実現して輝いてる人と出会った時「はて自分はどうだっただろう、自分のやりたいことは何だっただろう」とあらためて疑問に思ってしまうのです。
やりたいことが具体的な形になって生きている人と出会った時、自分のやりたいことがわからないと感じます。
タイミング2. 友達から「最近やりたいことないの?」と聞かれた時
友達が自分とは違う道を歩くと知った時や、友達に「最近やりたいことないの?」聞かれた時、あらためて自分を見つめ直してみると自分には「やりたいこと」がないと気づく場合があります。
今の世の中は深く考えなくてもなんとなく生きていけるようにできています。しかし「夢」や「目標」や「やりたいこと」は自分を知り、理解した人でないと持てないものです。
タイミング3. 楽しそうに過ごしている友達のSNSを目にした時
友達がSNSに楽しそうな写真や投稿をアップしているのを目にした時、なんだか心がざわざわすることがあります。SNS疲れという言葉もありますが、人と自分を比べて、自分で自分を人より下に見て劣等感を持ってしまうのです。
楽しそうに過ごしている友達のSNSを目にした時、人は人、自分は自分ということを一瞬忘れて、自分のやりたいことがわからなくなることがありますね。
タイミング4. 家と職場の行き来を繰り返し、ふと我に返った時
生きていくためには、やらなければいけないことがあります。会社勤めであれば、毎日出勤しなくてはいけません。特に趣味もなく、気がつくと家と職場の往復しかしていないということもあるでしょう。
惰性で過ごしていると、心からの欲求が湧きにくいものです。惰性で過ごす生活にお金の苦労はないけれども、ふと我に帰った瞬間「これが自分のやりたいことだっただろうか」と疑問が湧いてきても不思議はありません。
自分のやりたいことがわからない人によくある特徴
誰でも最初から自分のやりたいことがわかっているわけではありませんが、やりたいことを見つけて動いています。自分のやりたいことがわからないという人にはいくつか特徴があります。
性格的なものや、行動の癖などです。やりたいことがわからない人の特徴をご紹介します。
特徴1. マイナス思考で「自分には無理だ」と思い込みやすい
「やりたいことがわからない」という人は、実際に何もやってもいないのに、最初から「自分には無理だ」と決めつける傾向があります。無理だと思いこむ、その裏には、失敗を恐れる気持ちがあります。
どうせやっても失敗する、それなら最初からやらない方が良い、そもそも自分にはやりたいことなんか別にない、という思考回路になっているのです。
やりたいことが見つからない理由の一つに、失敗を恐れるマイナス思考と「自分には無理だ」という思い込みがあります。
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特徴2. めんどくさがりやな性格で、すぐに途中で投げ出してしまう
基本を身につける初期段階ははなかなか結果に結びつかないものです。最初は努力しても結果が出ないので、全て投げ出して別の道に進もうと考えても不思議はありません。愚直に努力するのはめんどくさいと感じる人もいるでしょう。
しかし下積みに耐えられず、めんどくさくなって途中で投げ出してしまうようではやりたいことにたどり着いたり、夢を実現したりするのは難しいことです。
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特徴3. 完璧主義者でリスクや失敗を恐れている
完璧主義者はやるからには完璧でなければいけない、と思い込んでいます。何かを新しく始めるということには価値を置いていません。失敗したら負けだと思っています。リスクを心配していますが、そもそも何がリスクなのか分かっていません。
行動していないので、自分が何を怖がっているのかわからず、やりたいこともわかっていません。
完璧主義者はリスクや失敗を恐れるあまり、やりたいことがわからなくなっているのです。
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特徴4. そもそも自分のやりたいことや本音を把握できていない
自分の感情よりも、家族や会社の都合など他人の要求を優先して生きていると、自分が心から欲しているものがわからなくなっています。
いつも自分の心の声に耳を塞いで生きていると、夢も持てないし、目標も立てられません。将来のことも考えられないでしょう。
そもそも自分のやりたいことが何だったのか、本音か把握できていない状態となります。
特徴5. PDCAを回したり、トライ&エラーを繰り返したりした経験がない
やりたいことを見つける時にもPDCAは必要です。やりたいことが見つからないという人は単純に経験が足りないことが多いです。
人生の中には、趣味でも仕事でも何でも新しいことにチャレンジ機会があります。まだ20代、30代であればなおのこと、挑戦して、失敗して、振り返る行為の貯金を増やすことができます。
しかし、やりたいことが見つからない人は、がむしゃらにトライ&エラーを繰り返し、取捨選択していく経験が足りないことが多いです。
自分のやりたいことを見つけるための4つの方法
ここからは自分のやりたいことを見つけるための方法について解説します。
今、自分のやりたいことが見つからないと嘆いている方も安心してください。これからお伝えする方法を全部試してみれば、自分のやりたいことの探し方がわかるので、やりたいことが見つかるはずです。
見つけ方1. 少しでも興味のあることや体験したいことを紙に書き出してみる
自分の手を動かして、紙に書いて、目で見るという事には大きな効果があります。自分のやりたいことを見つける第一歩として、少しでも興味のあることや体験したいことを書き出してみましょう。
例えば時間を決めて強制的に100個、死ぬまでに実現したいことを書き出して見ると良いです。自分の本音と向き合う経験がなかった人には100個書き出すのはなかなか難しい作業かもしれません。
しかし、ほんの少しでも自分が心惹かれることの中から、自分のやりたいことが見えてくる可能性があります。
見つけ方2. 周囲の友達や職場の人に、自分の長所や短所をヒアリングしてみる
自分で自分のことは意外とよくわかっていないものです。周囲から見えている自分と、自分が思っている自分が全く同じでないことはよくあります。
自分のことを理解するためには、自分の長所や短所を周囲の友達や、職場の人に聞いてみると良いでしょう。
自分自身が意識していなかった自分の強みや、潜在的に自分が望んでいる方向性などが、ヒアリングにより見えてくることがあります。
見つけ方3. 自分の歩みたい人生を先に実行してる憧れの人を見つけてみる
お手本になる人を見つけることにより一気に問題が解決するかもしれません。「あの人みたいになりたい」という自分が憧れられる人に出会えれば、ゴールや目標が定まり、自分のやりたいことも見えてきます。
自分の歩みたい人生を先に実現して、自分の前を歩いている憧れの先輩を見つけさえすれば、自分のやりたいことも自ずと見えてきます。
見つけ方4. 日頃から自分の人生をより豊かにする方法を考える癖をつける
誰しも「やりたいことはこれだ」「これだけだ」と最初から決まっているわけではないのです。
年齢を重ねたり、家族構成が変わったり、住む場所が変わったり、仕事が変わったり、と人生においては様々な変化が起きます。変化の度にやりたいことも変わってきます。やりたいことはいつも一定ではないのです。
ですからいつも自分の本音と向き合い、その時の自分がどうしたら幸せでいられるのか、どうしたら自分の人生をより豊かにできるのか、いつも考えておくようにしましょう。
やりたいことを見つける前に覚えておきたいポイント
やりたいことを見つける方法についてご説明しましたが、方法を知っていてもうまく見つけられない人がいます。やりたいことを見つけるためには実は大事なコツがあるのです。
次の章ではやりたいことを見つける前に覚えておきたいポイントについて詳しく説明します。
ポイント1. いいと思ったら、その日のうちに行動に移してみること
良い情報を仕入れたらその日のうちに行動してみましょう。明日からやろうではだめです。いいと思ったことがあったらその瞬間に実行しないと、結局やらないことが多いです。自分を変えるためにはすぐ行動に移すことです。
自分はまだ若い、20代でまだまだ時間があるなどと思ってはいけません。時間は有限です。気がつくとあっという間に残り時間は少なくなっています。いいと思ったことがあったらすぐに実行するようにしましょう。
即行動を繰り返すことで自分のやりたいことが見えてきます。
ポイント2. 自分には出来ないと思わず、どうやったら出来るんだろうと前向きに考える癖をつけること
やりたいことを最初から諦めないことです。自分にできる方法を考える前に即座に却下してしまうのは、思考停止した人のやり方です。どうやったらできるんだろうと前向きに考える癖をつけましょう。
実現の方法を考え実際に行動に移すと、行動したことで反応が得られます。その反応をもとにまた次の行動を考える、この繰り返しで最初の思いつきがどんどん形になっていくのです。夢や目標を実現するために、前向きに考える癖をつけましょう。
ポイント3. 本当にやりたい事をやらないと後悔することを肝に命じること
時間は有限です。やりたいことがあるなら今やらないと後で後悔することになります。「将来時間やお金ができたらやろう」そう考えてやりたいことをやらない人、結構います。ですが後ではできないことがあるのです。
例えば親孝行。例えば氷河へのトレッキング。例えば辺境ヘの旅行。身体的な理由、経済的な理由、国際情勢、その他の理由により、後ではもうできなくなることがあるのです。
やれる時に本当にやりたいことをやっておかないと、後で悔やむことがあると肝に命じておきましょう。
ポイント4. めんどくさがらず、自分のやりたいことをやるためにフットワークを軽くすること
「めんどくさい」ということが行動のブレーキになることはよくあります。しかしやりたいことやるためにはめんどくさがってはいけません。軽やかに行動す習慣をつけましょう。止まっているものを動かすためには大きな力が必要です。
動き続けていれば次の場所に移動するための力は小さくて済みます。とにかく動き続けましょう。自分のやりたいことをやるためにはフットワークを軽くすることが大事です。
自分のやりたいことを探して、幸せな人生を歩んでいきましょう。
やりたいことの探し方や、やりたいことを見つける前に覚えておきたいポイントについて解説しました。画一的なロールモデルがなく選択肢が多い時代には「これさえやっておけばいい」という規範はありません。幸せや成功の形も人によって違います。
自分のやりたいことをやれている人こそが成功者であり幸せな人であるとも言われます。
この記事を読んだ方が自分のやりたいことを見つけ出し、自分だけの幸せを実現して人生の成功者になりますよう、心から応援しています。
【参考記事】はこちら▽
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