仕事ができない人の特徴とは?イライラを改善させる対処法を解説!

あやな 2024.06.30
どうしても仕事ができない人っていますよね。教えたりしてもミスを連発したりされるとイライラすることも。今回は、仕事ができない人に共通する特徴を解説!併せて周りのイライラを改善させる対処法もお届けします。仕事ができないと感じた人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

会社でどうしても仕事ができない人っていますよね。

仕事ができない人の特徴

会社で仕事ができない人にイライラしていませんか?頑張っているのは分かっていても、何度も同じミスを繰り返されて迷惑を被ることもありますよね。

そんな仕事ができない人に共通している特徴を知りたいという人もいるのではないでしょうか。

そこで今記事では、仕事ができない人の特徴や心理、改善させる対処法を徹底的に調査しました。周りから仕事ができない人と思われたくない人も必見ですよ。


「仕事ができない人」と「仕事をしない人」は大きく違う

仕事出来ない人とやらない人の違い

「仕事ができない人」とは、仕事をする姿勢はあるものの、やり方に問題があったり、時間の管理が下手だったりして、上手に仕事をこなせない人を指します。

一方で「仕事をしない人」とは、仕事自体をサボったり、簡単に手を抜いたりして、とりあえず給料をもらえればいいという人が多いでしょう。

両者には「やる気はあるけどできない」、「そもそもやる気がない」という大きな違いがあるのです。


仕事ができない人の10個の特徴

仕事が出来ない人の特徴

あなたの周りにも、頑張ってはいるけれど仕事ができない、という人はいませんか?

最初は我慢できていても、何年経っても変わらないと、ついイライラしてしまうこともありますよね。

実は、仕事ができない人には共通している心理や特徴があるんです。ここからは、そんな仕事ができない人の10の特徴を詳しく解説していきます。


特徴1. メールの返信が何日も返って来ない

仕事においてメールの返信が遅いことは、信頼を失うことに繋がります。仕事ができない人は電話と違って、「メールなら遅くても問題ない」という心理状態にあることも。

また、返信が遅いことは取引先からの大事な依頼などを逃してしまうことにも繋がります。メールの返信が早い人はメールチェックを欠かさずしているので、上司からの信頼が厚い人が多く、仕事ができると認定されやすいものです。

メールでの連絡を重要視していないのは、仕事ができない人の特徴といえます。


報連相の漏れが多く、トラブルが発生しやすい

メールが遅いだけではなく、伝えるべき連絡をしない人も仕事ができない人と言えます。報告、連絡、相談の報連相は漏れなくしないと、トラブルに繋がりやすいです。

例えば「これは伝えなくても、みんな知っていることだから」という心理から、誰にも報告しないことで、会社に重大な問題を引き起こしてしまうケースもあります。

思い込みで行動しやすい人や上司に相談したがらない人は報連相の漏れが多く、トラブルを引き起こしやすいといえるでしょう。


特徴2. 人の話を聞いていなく、メモも取らない

仕事が出来ない人はメモをとらない

人間の記憶というのは曖昧で、忘れやすいものです。仕事ではいくつもの案件を1人で抱えていることが多く、メモしないと覚えきれないことがあるので、メモを取らないことはミスに繋がりやすいです。

ミスをなくすという観点からもメモは大事なのですが、仕事ができない人はメモはおろか、上司や同僚の話を適当に聞いてしまうこともあります。

日頃から自分は絶対に忘れないという心理の人ほど危険です。人の話をあまり聞いていないだけではなく、メモまで取らないのは仕事ができない人の特徴と言えるでしょう。


特徴3. 一度できたことが、時間が経つとできなくなる

前も教えたのに、また同じことを聞いてくる人がいたら、仕事ができない人の可能性があります。

本人に学習しようという気がなく、いつまで経っても同じ内容を繰り返していては、効率的に仕事ができません。

このタイプの人は、仕事に身が入っていないケースが多く、以前できたのは偶然だった可能性もあります。仕事ができない人には、一度できていたのに、時間が経つとできなくなる人もいるのです。


特徴4. 以前に犯したミスと同じミスを繰り返す

仕事ができないといわれるのは、失敗したことを意識できていないからです。

同じミスを何度も繰り返してしまう人は、集中力を高めるポイントを間違えている可能性があります。なぜなら、人は大体連続して1時間しか集中が続かないからです。

ミスが多い人を観察していると、休憩する時間を惜しんだり、常に切羽詰まった様子で行動していることが多いと言えます。


仕事に責任感や向上心が見られない

すぐに人に責任をなすりつけるような人は仕事ができない傾向があります。地位が維持されれば良いというスタンスで仕事をしていると、仕事ができない人に見られがちです。

自分のポジションを守りたいという心理から、責任がある仕事は自分からは絶対に引き受けません。もし、部下が失敗しても責任を取ることはなく、必死に責任を擦り付けてくることも。

そんな仕事に責任感や向上心が全く見られない人は、仕事ができない人といえるでしょう。


特徴5. 何かと質問をしてきて、言われたことしかやらない

仕事が出来ない人は言われたことしかやらない

指示待ち人間になると、自分から率先して行動しようとしないものです。「言われたことをやるのが仕事」と勘違いして、率先して動かないと、その分周りが働くことになり、仕事ができない人と思われてしまいます。

本来なら、言われたことにプラスして自分で考えて仕事をするのが当たり前でしょう。ついイライラしてしまいがちですが、本人は言われたことをやっているから自分は悪くないと思い込んでいることも多いのです。

やたらと質問はしてくるけれど、言われたことしかできないという人は仕事ができない人と言えます。


特徴6. タイピングが遅く、純粋に作業が遅い

単純なスキル不足からくる仕事の遅れが原因となる場合もあります。純粋に作業が遅いと、作業効率が悪く、人をイライラさせてしまうことが多いでしょう。

本人に改善の意志があればまだいいのですが、「自分はもう年だから」「こんなの昔は必要なかった」などと開き直って、しまいには怒り出す人もいます。

タイピングが遅いなどの技術的な問題が原因で、仕事ができない人になってしまうケースも多いです。


完璧主義の人は、丁寧に仕事をするあまり作業が遅くなってしまっていることも

タイピング自体は普通のスピードでできていても、仕事自体が遅い人もいますよね。特に、完璧主義の人は慎重に仕事をし過ぎて、スピード感がなくなってしまっている場合があります。

真面目に作業をするのはいいのですが、会社として利益を上げるためにはスピードも大切です。

そのため、丁寧に仕事をし過ぎても仕事ができない人といわれやすいでしょう。

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特徴7. ミスした時に自分の非を認めず、人のせいにする

責任感がないだけには留まらず、他人に責任を擦り付ける人もいます。普段から言い訳をするのが癖になっていたり、指摘されてもつい言い訳してしまう人は、心理的に自分の保身しか考えてないから、仕事が効率良くできません。

このスタンスで働き続けていれば、会社にとって不要な存在として、リストラ候補に挙がってしまうことも少なくないでしょう。

明らかに自分のミスだとしても、人のせいにしようとするのも仕事ができない人の特徴です。


特徴8. トラブルが発生するとパニックになる

仕事が出来ない人はトラブルでパニックになる

これは完璧主義者に多い特徴ですが、同時に仕事ができないことにも繋がります。少しのトラブルでパニックを起こしてしまうのは仕事ができない人の特徴です。

なぜなら、仕事ができる人は事前に危険を予測する「リスクマネジメント」ができているため、簡単なトラブルでは慌てません。

一方で、仕事ができない人は仕事をこなすことで精一杯で、トラブルを予想せず、いざという時に慌てふためいてしまいます。

何が起きても柔軟に対応できるように予測しているかどうかが、仕事ができる人かできない人かの分かれ目となります。


特徴9. コミュニケーションが上手くとれなく、すぐに論点がずれる

会話していて的外れな返答ばかりしている人は仕事ができない人と言えます。なぜなら、話をちゃんと聞いていなかったり、考えがまとまらないまま発言したりすると、その適当さは相手にも伝わるからです。

結果、「この人と話していても何も得るものがない」と判断されてしまうことも多いでしょう。

そのため、コミュニケーションが上手にとれなかったり、論点がずれる人は仕事ができないといえるでしょう。

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伝えたいことを相手に上手く伝えることができない

社会人として、何を考えているのか分からない人は能力が低いと判断される場合が多いです。

例えば、重要な会議で、全く的を得ていない発言をしたり、発言中に論点がずれていってしまうと、聞いているほうにも大きな負担がかかります。

頭の中で考えを整理してから、伝えたいことを的確に発言できなければ、仕事ができない人と言われやすいでしょう。


特徴10. スケジュール管理が下手で、期日を守れない

いつまでも学生気分の新入社員だけではなく、年配の上司でも遅刻や遅れが当たり前になっている人もいます。

そもそも、スケジュール帳を使用しておらず、約束も覚えているだけだと、仕事において大事な期日を簡単に忘れてしまうものです。

スケジュール管理が苦手な人ほど信頼関係を失っていく傾向があります。スケジュール管理ができず、期日や約束が守れないのも仕事ができない人の特徴と言えるでしょう。


周りをイライラさせないために、仕事ができない人の10個の対処法をご紹介

仕事が出来ない人の対処法

仕事ができない人の特徴を確認してみると、自分にも当てはまっている項目があるという人もいるでしょう。

では、周囲の人をイライラさせずに仕事をする方法はあるのでしょうか?

ここからは、仕事ができない人の10の対処法を詳しく解説していきます。


対処法1. 自分を客観視して、適切な自己評価をして問題点を改善する

なぜ自分ができない人なのか、原因を全て洗い出すことで、仕事ができるようになるきっかけを作りましょう。最初にやるべきことが、自分を客観視することです。

例えば、不規則な生活を見直したり、夜間の暴飲暴食を止めたり、仕事ができない原因となっている自分の生活態度を把握するのが大切です。

その後に自己評価をし、問題点を浮き彫りにしてから改善していきましょう。

忘れることが多ければメモしたり、遅刻が多ければ早めに寝たり、問題点が分かれば簡単なことから改善していけるのがポイントです。


対処法2. 長期スパンでタスクを細分化して、日々の業務に落とし込むようにする

仕事ができない人ほど、大量の仕事を抱え込んだり、完了までの計画が立てられなかったりします。

そこで、予めタスクを細かく分けて、小さな目標から達成していくことで、達成感を励みに仕事をこなしていく方法がおすすめです。

毎日の業務に少しずつ取り入れていけば、大きな仕事も期限内に終わらせることができます。何でも慌てて作業するのではなく、長期的なスケジュールを立ててから取り掛かるのが仕事ができる人のやり方です。


対処法3. ミスを犯した場合は「なぜそうなってしまったのか?」と振り返る習慣をつける

仕事の出来ない人は振り返る習慣をつける

同じミスを繰り返すのは、ミスしたことを重要視していないからです。

ミスを繰り返してしまう人は、どうしてミスをしたのか、原因を毎回振り返る習慣をつけるのが大切です。

もし、覚えておくのが苦手なら、ミスするたびにスケジュール帳に書いてみましょう。記録として残っていれば、同じミスを減らそうと意識しやすいのがポイントです。


対処法4. 1つのタスクの時間を計測して、業務を短縮する意識を持つ

常に自分ができる仕事量を把握しておくと改善点が見つかりやすくなります。仕事1つ当たりにかかる時間を計測し、短縮しようと意識できるかどうかが大切です。

特に、だらだらと仕事しがちな人は、時間を気にせずに手当たり次第、仕事をしています。

1つのタスクを終えるのにどれくらい時間がかかるかを把握しているだけでも、スピードは大きく変わるものです。


対処法5. 打ち合わせをする際は事前に準備をして、要点をまとめておく

自分が良いたいことがなかなか伝えられない人に対して、特におすすめの方法です。

事前に話すことの要点をまとめておくと、会議や打ち合わせでも緊張せず、スムーズに発言ができます。慣れないうちは誰でもうまく話せなかったりするものなので、恐れずに自分の意思をちゃんと伝えるように心掛けてみましょう。

普段はなかなか話せなくても、会議の場でいいたいことをビシッと伝えられれば、上司や同僚から「筋の通った意見があるやつだな」と見直してもらえる可能性がありますよ。


言語化しておくことで、頭の整理ができます

また、言いたいことを事前に準備しておくことは、言葉にして上手く伝えるためにも良い方法です。

頭の中にモヤっと浮かんだ漠然な考えを言語化させると、いざという時に自然と言葉になって伝えやすくなります。

普段から、日記をつけたり、自分の考えをSNSへ投稿していると、よりスムーズに言語化できるようになるでしょう。アウトプットする力は、円滑なコミュニケーションをとるためにも必要な要素といえます。


対処法6. 同僚や上司に相談をして、客観的な視点で自分の評価を聞く

仕事の出来ない人は上司 同僚に相談する

少し勇気が必要ですが、本音を聞くことで何が足りていないかが明確になります。手っ取り早く自分の改善点を知りたいなら、客観的に見た自分の評価を知ることが大切です。

できれば、あなたの欠点を包み隠さず教えてくれそうな人に聞きましょう。

多少傷つくかもしれませんが、その分成長するチャンスだと思って、上司や同僚に正直な意見を聞いてみるのも良いですね。


対処法7. 読書をする習慣をつけ、読解力や理解性を養う

普段から読書をしている人は、物事を筋道立てて説明できたり、他人よりも理解が速いことがあります。

なぜなら、本を読むことで想像力や、インプットする力、理解力など、様々な能力をつけることができるからです。同時に知らなかった情報や知識を得たり、感受性が豊かになったり、と良いこと尽くしと言えます。

日頃から読書をすることで、知識や語彙が増え、自然と会話するのが得意になる人も多いです。


対処法8. こまめに報連相をして、トラブルを未然に防ぐ

組織においては情報共有が正しくできるかどうかが重要な課題と言えます。こまめに報連相をすることで、トラブルを防ぎ、プロジェクトを円滑に進めることが可能です。

また、上司や同僚とも逐一報連相ができる人は、それだけで信頼のおける人物として扱われる場合もあります。

当たり前のことですが、意外にもできていない人がいるため、気になったらすぐに報連相するようにしてみましょう。


対処法9. コミュニケーションエラーを減らし、無駄な時間をなくす

仕事の出来ない人はコミュニケーションエラーを減らす

言い間違いや聞き間違いがあるだけで、正確な情報が相手に伝わらなくなってしまいます。

コミュニケーションエラーをできるだけ減らすことが、会社全体にとっても重要なことです。一度コミュニケーションエラーが起こると、間違った情報のまま伝播します。

簡単な内容だとしても、訂正するために時間を割くことになり、それだけで生産性が落ちてしまうことも。

ただ「伝えたから大丈夫」ではなくて「伝わったから大丈夫」と自信が持てるように、話し方や聞き方を意識するだけでも違ってきます。

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対処法10. 会社にどんな利益をもたらしているのかを考えながら仕事をする

どうしても、仕事に対する意識やモチベーションが上がらない人もいるでしょう。そんな人は、まず自分の仕事を肯定してみてください

あなたが会社で働くことで、どんな商品やサービスが売れて、利益として還元されるのか。さらには、あなたの仕事が誰かを笑顔にしたり、誰かの命を助けることになるかもしれません。

些細なことだとしても、仕事をすれば何らかの利益が生まれると考えれば、自然と意識やモチベーションが上がってくるはずですよ。


対処法を試して、会社で貢献できる人間になろう。

仕事の出来ない人は対処法で会社に貢献しよう

仕事ができない人はミスを繰り返したり、簡単に約束を破ったりして、信頼を失いがちということが分かりました。

どれも自分を客観的に見られていないのが原因だと言えそうです。もし自覚があるならば、イライラさせない対処法を参考に、仕事ができない人を抜け出す努力をしてみてくださいね。

迷ったら、上司や同僚などに客観的な評価を訊ねて、自ら改善するようにしていきましょう。


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