靴のおすすめ宅配クリーニング7選。料金・期間・お手入れ方法まで解説
靴をクリーニングに出す目安や頻度は?
砂ぼこりや泥はねなどで、どうしても汚れやすい靴ですが、どのタイミングでクリーニングに出すのが適しているのでしょうか。
靴の使用状況や頻度によっても異なりますが、シミなどの汚れが目立ってきたときや、カビが生えてしまったときなどは、クリーニングに出す必要があります。特にカビが生えてしまったときは放っておくと靴底が割れて二度と履けなくなってしまいますよ。
何ヶ月に1度という明確なクリーニング頻度の目安がないからこそ、常日頃から自分の大切な靴の状態を把握しておく必要があります。また、冬のブーツなど季節物は、季節が変わって履かなくなるタイミングで一度クリーニングに出してみると良いでしょう。
靴を長持ちさせるためのクリーニングは主に3種類
お気に入りの靴や高価な靴は、できるだけ長く履きたいものです。そのためにも靴のクリーニングを適切な方法で行っていきましょう。
大まかに分けてクリーニング方法には、「宅配クリーニング」「店舗型クリーニング」「自分でケアを行う」の3種類があります。各クリーニング方法について、それぞれのメリットとデメリットを詳しく説明していくので、参考にしてみてくださいね。
靴をクリーニングする方法① 宅配クリーニングに依頼する
仕事が忙しくて営業時間内にクリーニング店に行けない人や、子供が小さくて自由に外出できない人は、宅配タイプのクリーニングを利用する方法がおすすめ。
宅配クリーニングなら、自宅から直接クリーニング業者に靴を送付でき、クリーニング後も自宅まで送り届けてもらえるため、忙しい人でも隙間時間に利用可能。
大手のクリーニング店の宅配サービスや、宅配専門のクリーニング業者まで、さまざまな会社が行っている便利なサービスなので、ぜひ利用してみましょう。
宅配クリーニングのメリット
宅配クリーニングなら、お店まで出向く手間が時間がかからないため、自分の好きなタイミングで手軽に利用できることがメリットです。
また、複数足のパック料金が設定されていることが多いため、たくさんクリーニングに出すほどお得に利用できます。シーズン毎に靴のクリーニングを出すときは絶対に利用したいサービスですね。
クリーニングと長期保管がセットになったコースを選べば、次のシーズンまで預けておくこともできて便利です。
宅配クリーニングのデメリット
一方で、宅配クリーニングは仕上げるスタッフと直接顔を合わせることがないため、汚れている部分や直してもらい部分を伝えられないというデメリットがあります。
ですが、大体の宅配クリーニング業者は宅配クリーニングを出す前に利用者からどんなところを確認してもらいたいかヒアリングシートのようなもので確認してくれます。
ヒアリングシートに記載した通りに靴のクリーニングを行ってくれるので、正直そこまでデメリットにはなりませんよ。プロがクリーニングを行ってくれるので技術も心配しなくて大丈夫です。
靴をクリーニングする方法② 靴の修理店へ持ち込む
まずは、靴の修理店でクリーニングを依頼する方法ですが、靴とバッグを専門に受け付けているお店が多く存在します。
個人経営のお店から、全国に店舗を展開している業者まで多数あるため、自分の要望に応えてもらえるところを探しましょう。買い物や通勤などのルートにあれば、出かけたついでにお店に立ち寄れて便利ですよ。
靴の修理店のメリット
靴の修理店でクリーニングを行うには、直接店舗まで足を運ぶことになるため、出すときに靴のクリーニングについて質問や相談ができます。
そのため、靴をクリーニングに出したことがない人でも安心して利用できる点がメリットです。また、お店に行ったついでに、バッグの修理など靴以外のクリーニングについても相談できるのが嬉しいポイントです。
靴の修理店のデメリット
靴の修理店を利用するには、必ず店舗を訪れて靴を持ち込む必要があります。そのため、家の近所に店舗がない場合は移動時間がかかり、多くの靴を出す場合はその分思い荷物を持って歩かなければなりません。
また、靴の状態などによっては、クリーニングを受け付けてもらえないこともあるので、せっかくお店まで行っても、断られてしまっては時間も労力も無駄になってしまいますね。
靴をクリーニングする方法③ 自宅でお手入れする
最後は、自分で靴のクリーニングを行う方法です。思い入れのある大切な靴などは、自分の手で洗いたい人もいるかもしれませんね。
また、クリーニングの費用を抑えたいときにも適した方法です。スポンジや靴磨き用のクロスなどの道具を用意して、やさしく靴を手入れしましょう。消臭・防水スプレーもうまく活用してくださいね。
とはいえ難しいので、おすすめはできない
洗濯機で洗えるとうたっている靴も増えていますが、靴を長持ちさせるためには、やはり自宅でのクリーニングはあまりおすすめできません。
一口に靴と言っても、スニーカーからブーツ、革靴までさまざまな形状や素材があり、素人が扱うのは難しいです。大事にしたい靴だからこそ、クリーニングもプロに任せてお手入れしてもらうのがおすすめです。
靴のクリーニングにかかる料金や平均相場とは
靴のクリーニングには3種類の方法があることがわかりました。シーズン毎にたくさんの靴を出す場合、気になるのはクリーニングにかかる料金。なんとなく、「宅配クリーニングは高いのでは?」というイメージしている方もいますよね。
それでは早速、宅配クリーニングと靴の修理店で行うクリーニングでどのくらい料金が変わってくるのか、平均相場も含めて比較してみましょう。
宅配クリーニングの料金・平均相場
宅配クリーニングに靴を出した場合は、1足2,000円~7,000円くらいの費用がかかります。また、ブーツは大きい分、スニーカーやパンプスよりも料金が割高になるため注意しましょう。
各サービス会社によって値段もクリーニング方法も変わってきます。値段で選ぶのも一つの方法ですが、自分の靴の状態に合わせてその汚れに特化している会社を選択すると大切な靴が長く使えるのでおすすめです。
安い値段で手軽に利用するなら『くつリネット』がおすすめ
値段としては、最安値ではないですが、送料無料で保管(一足1,000円)も最大9ヶ月行ってくれるので、総合的に見てコスパが良く安い靴クリーニングの業者と言えます。
特に靴を収集することが趣味の方にとっては、保管クリーニングも行っているのは大きなポイント。温度と湿度が管理された最適な空間で保管してくれるのはくつリネットならではのサービスです。
くつリネットに依頼する靴の修理店でクリーニングする時の料金と平均相場
靴の修理店でクリーニングを依頼する場合は、2,000円~8,000円の料金が平均相場となります。こちらも宅配クリーニング同様、ロングブーツなど、靴の種類によっては通常よりも費用がかさみます。
また、メンズとレディースの違いによっても料金設定が異なるので、詳しくは各店舗に問い合わせをしてみましょう。
靴クリーニングの仕上がりまでの期間や平均日数は?
宅配クリーニングと靴の修理店で料金が変わらないことがわかりました。では、靴のクリーニングの仕上がりまでの期間や平均日数はどのくらいかかるのでしょうか。宅配クリーニングと靴の修理店で比較しながら解説していきます。
宅配クリーニングの平均日数とは?
宅配クリーニングは、クリーニングに出したい靴を箱に詰め、集荷してもらい、クリーニング後再び配送してもらうという流れ。なんとなく、時間がかかるイメージがありますが、どのくらいクリーニング期間がかかるのでしょうか。
靴の宅配クリーニングは、最短で2週間。平均日数は2週間〜1ヶ月と考えると良いでしょう。混雑時は2ヶ月かかるときもあるので、事前にどのくらいの期間で仕上がるか問い合わせをする必要があります。
『くつリネット』なら14日できれいになるので早い!
時間のかかる靴のクリーニングですが、『くつリネット』では、14日でクリーニングして手元に返してくれます。消臭&除菌に加えて靴の補色修正もしてくれるので、新品のような状態で戻ってきますよ。
数週間〜1ヶ月が当たり前の靴のクリーニングばかりの中で、新品のようにリペアまでしてくれて、2週間できれいになって戻ってくるのは素晴らしい早さです。
くつリネットに依頼する靴の修理店でかかるクリーニングの平均日数とは?
靴の修理店でクリーニングを行う場合、かかる日数はおよそ2週間です。店舗のクリーニング混雑状況や靴の汚れがひどいときは1ヶ月かかることも。意外にも宅配クリーニングと期間はそこまで変わらなさそうですね。
宅配クリーニングを利用すれば、忙しくても靴がきれいに。
プロのサービスを活用するなら、ぜひ宅配クリーニングをお試しください。さまざまなアイテムのクリーニングを幅広く行っている経験豊富な業者や、靴に特化した専門性の高い業者まで、さまざまなクリーニングサービスがあります。
あなたのニーズに合うところが見つかるはずです。今回は、自信を持っておすすめできる7社をご紹介します。
靴クリーニングにおすすめのサービス1. くつLenet
まずおすすめしたいのが、くつLenetです。もともと衣類や寝具などを対象に幅広く宅配クリーニングサービスを提供しているリネットが行っている靴のクリーニングサービス。
年間3万足以上ものクリーニング実績を誇り、信頼性も高い業者です。カジュアルブランドをはじめとする幅広い靴ブランドや素材に対応しているので、どの業者か迷ったときにはとりあえず利用すれば間違いなく満足できる、靴の宅配クリーニングです。
くつLenetのおすすめポイント
くつLenetは職人による補色やブラッシングなど、丁寧な手作業で靴をよみがえらせてくれます。革素材には革専用の弱酸性洗剤を使用するため、靴の傷みを抑えられるほか、革に栄養分や脂質などを与えられるメリットもあります。
また長期保管サービスを利用すれば、空調管理と紫外線対策が行き届いた保管室で管理してもらえるため、大切な靴もきれいを維持したまま保管できますよ。
靴のクリーニングは、ライトコースからスペシャルコースまで3段階で用意されているので、希望に合ったクリーニングを選んでみて。
公式サイトをみる靴クリーニングにおすすめのサービス2. ベルメゾンネット
次におすすめする宅配クリーニングは、ベルメゾンネットです。通販でよく知られているベルメゾンのサービスなので、安心して利用できます。
靴・ブーツのクリーニングサービスに加え、最長で9ヶ月預かってもらえる保管サービスも実施しています。24時間体制で管理された環境の下、靴を保管してもらえるので、ぜひクリーニングと合わせて利用したいものですね。
ベルメゾンネットのおすすめポイント
ベルメゾンネットの宅配クリーニングでは、1点ずつ丁寧に手洗いしてもらえるのが人気の理由です。靴のすみずみまで入念に洗って汚れを落としたあとは、専用のクリームを使って磨き、革本来のツヤを取り戻します。
また、無料の補色サービスもあるのが、うれしいポイント。除菌・消臭までプロがしっかり行ってくれるから、クリーニング前との違いを実感できます。お急ぎ便も用意されているので、急いでクリーニングしたい人にもおすすめです。
公式サイトをみる靴クリーニングにおすすめのサービス3. クリカフェ
クリカフェも、靴の宅配クリーニングにはおすすめです。衣類や布団のクリーニングも行っている業者で、靴のクリーニングの場合は、靴コースとブーツコースがそれぞれ用意されています。
創業50年を超えるクリーニング業者なので、経験も豊富でおすすめです。ホームページに利用者の口コミも掲載されているので、気になる人はチェックしてみてください。
クリカフェのおすすめポイント
クリカフェでは、靴をやさしく洗い上げた後に専用のトリートメントを使って、革に栄養を与えていくので、汚れを落とすだけでなくツヤもよみがえります。
さらに見た目の美しさにこだわるため、簡易補色や成型までを行っています。お急ぎ便を利用すれば、工場に靴が到着してから最短5営業日以内には、返送してもらえるので便利です。クリーニング後は、履き心地も良くなるので、ぜひクリカフェの靴クリーニングをお試しください。
公式サイトをみる靴クリーニングにおすすめのサービス4. 協和クリーニング
共和クリーニングは、バッグや革製品、毛皮などのクリーニングを行う宅配専門の業者です。累計30,000点以上のクリーニング実績があり、経験も豊富。
ホームページでは、高級ブランド靴のクリーニング例などが紹介されていて、参考になります。はっ水加工のオプションサービスも用意されているので、気になる方は問い合わせてみてくださいね。
協和クリーニングのおすすめポイント
協和クリーニングでは、特殊な丸洗い方法を採用することで、生地の縮みや型崩れがないよう配慮しています。靴の洗浄と同時に、除菌・消臭もできるため、染みついた悪臭や、汗・シミなどの汚れも除去できます。
洗浄後は、プレス機で革靴の形を整えてくれるので、変形や型崩れも補正されますよ。また、靴クリーニング利用者の75%が利用している、はっ水加工のオプションもおすすめです。靴とブーツなら無料で行ってもらえるので、ぜひお試しください。
公式サイトをみる靴クリーニングにおすすめのサービス5. ロイヤルクローク
ロイヤルクロークは、1953年に千葉県で創業した宅配クリーニング業者です。衣類や寝具、靴のクリーニングを行っています。
靴の場合は、日常便と保管便の2コースが用意されています。靴とブーツを3足まで出せるパック料金になっていて、送料や決済手数料なども料金に含まれています。そのため、何足かをまとめてお得にクリーニングしたいときにぴったりです。
ロイヤルクロークのおすすめポイント
ロイヤルクロークは、クリーニング料金や送料、シミ抜きまで丸ごとパックになった、わかりやすい料金が魅力です。宅配クリーニングでは、慣れていないと申し込み時に料金を勘違いしてしまうミスも起こりがちですが、ロイヤルクロークならその心配もありません。
また、長期保管サービスは最長9ヶ月のところが多い中、ロイヤルクロークでは10ヶ月まで対応可能です。保管室では、エアコンはもちろん、除湿気や空気清浄機などを設置して温度と湿度を徹底管理しているので、安心して任せられます。
公式サイトを見る靴クリーニングにおすすめのサービス6. 靴クリーニング.net
様な種類の靴を洗ってくれるネットクリーニング店『靴クリーニング.net』。片道の送料を負担しなければいけないですが、その分ビジネスシューツからブーツ、サンダルなど種類は多岐にわたってクリーニングしてくれますよ。
他店で断られた靴でも『靴クリーニング.net』なら受け付けているかもしれないで、一度問い合わせをしてみて。
クリーニングだけなら仕上がりが早い
修理や交換など純粋なクリーニングだけなら1週間〜10日程度で終わらせてくれます。かかと修理や色落ちなどの修理は一切行わないものの、洗ってさえくれればいいという方には早くて安いのでおすすめです。
公式サイトを見る靴クリーニングにおすすめのサービス7. デア
靴専門の修理店『デア』は、単なるクリーニングだけではなく、カラー染め替えやソールの張り替え、ファスナー交換など靴のメンテナンスをまとめて依頼できます。
大切な靴の気になるかかとの磨り減りや型崩れが心配なら『デア』の総合メンテナスサービスに相談しましょう。
抗菌消臭効果の高いオゾン水による丸洗いをしてもらえる
一日中履いた靴には汗が染み付いているので、知らず知らずのうちに黄ばみや匂いが発生しています。
普通に洗っただけでは落ちない汗汚れを『デア』ではオゾン水でクリーニングしてくれるので、匂いの原因になる汗を徹底的に洗ってくれるんです。
靴から臭いがする、履きっぱなしなので汗が心配な方はぜひ『デア』の靴クリーニングを一度試してみて。
公式サイトを見る靴の修理店で行うクリーニングのおすすめは?
靴の修理店へ実際に持っていくなら、全国規模のチェーン店がおすすめ。街のクリーニング店よりも実績もあり、靴のクリーニングのプロと呼べるスタッフが多いため、安心してお任せできます。
それでは、おすすめの靴の修理店を2社ご紹介します。
靴の修理店のクリーニングサービス1. 靴専科
全国展開している名の知れた靴の修理店と言えば『靴専科』。洋服のように靴を洗って一足一足丁寧に手作業でクリーニングを行います。革靴やパンプスやブーツはもちろん、スニーカーやサンダルまで、どんなジャンルの靴も靴専科にかかれば新品同様に。
靴専科の特徴としては、靴の種類によって値段が変わるだけでなく、洗い方やクリーニングレベルによっても値段が変わってきます。自分がどのレベルで綺麗にクリーニングを行いたいのか、希望に合わせて選択してくださいね。
公式サイトをみる靴の修理店のクリーニングサービス2. リアット
こちらも全国規模の靴の修理店『リアット』。リアットでは靴を傷つけないように水でクリーニングを行います。
スエード靴やスノーボードシューズなど、自分ではなかなかお手入れできない靴もクリーニング可能。さらに靴の保管サービスも行っていて、最大9ヶ月まで預けられます。
料金は、ブーツ・靴のクリーニング+保管サービスで4,320円。比較的安価な料金で靴のクリーニングと保管をお願いできますよ。
公式サイトをみるクリーニングから戻ってきた靴にすべきこと
プロにクリーニングをしてもらい、無事に靴が戻ってきたら、いくつか確認すべきポイントがあります。
安心してそのまま収納してしまう人が多いですが、きれいになった靴を良い状態で維持していくためには、クリーニング後のケアも重要です。確認ポイントやケア方法を4つご紹介するので、ぜひ実行してみてくださいね。
その① ビニールやエアキャップなど、クリーニング後のカバーは外す
クリーニングを終えた靴は、まずカバーを外すようにしてください。クリーニング後に付けられるビニールやエアキャップなどのカバーは、靴の保管を目的としたものではなく、配送時の汚れなどを防ぐためのものです。
もしクリーニング会社側で通気性の良い素材のカバーが掛けられていれば、そのまま使ってもOKですが、特に会社側から案内がない限りは、基本的にカバーを外すようにしましょう。
なぜ、カバーは外す方がいいの?
特に、ビニール製などの通気性が悪い素材のカバーは、そのままにしておくと湿気がたまってカビやシミの発生原因となります。
さらに、変色や型崩れが起こってしまう場合もあるので、ビニールカバーは必ず外しましょう。カバーを付けずに保管するのが不安な人は、不織布などの通気性の高い素材のカバーを利用すると良いですよ。
その② 靴のチェックをする
カバーを外したら、靴の状態を全体的にチェックしていきましょう。
クリーニング前に確認していた汚れや傷などが、ちゃんと綺麗に落ちているか、クリーニング前にはなかった破損部分がないかなどを細かく見ていきます。
はっ水加工などのオプションサービスも申し込んだ場合は、依頼した通りの作業がされているかも忘れずにチェックしましょう。
なぜ、隅々までチェックするの?
クリーニング会社は、毎日多くのアイテムを取り扱っています。靴だけでも数が多いため、他の靴と取り違えるなどのトラブルが起こるかもしれません。
また、依頼通りのクリーニングや加工、補修がされていないケースも考えられます。仕上がりに満足できないときはすぐに問い合わせをすれば、無料で再仕上げを行ってもらえる場合もあるので、クリーニング後にすぐ確認することが大切です。
その③ シューキーパーなどを使って型くずれしないようにする
靴の状態を確認して問題がなければ、靴を収納していきます。その際は、シューキーパーを靴に入れてから保管するのがおすすめです。
シューキーパーは、木製のものやプラスチック製、布製のものなど、バリエーションも豊富。布袋の中に、竹炭やウッドチップを詰めたものなどもあり、お好みや目的に合わせて幅広く選べます。
なぜ、シューキーパーを使うといいの?
シューキーパーには、さまざまな役割がありますが、中でも重要なのは除湿機能です。クリーニング工程でしっかり乾燥させているとはいえ、工場から自宅へ送られてくる間に再び湿気がたまってしまうこともあります。
カビなどを防ぐためにも、シューキーパーを装着して除湿する必要がありますよ。また、形が崩れやすいかかと部分を固定できるので、きれいな形を保つためにも役立ちます。
その④ 定期的に風通しの良い場所で陰干しをする
シューキーパーをつけて保管している靴は、棚の中に入れっぱなしにするのではなく、定期的に陰干しを行いましょう。風通しの良い場所を選び、靴の湿気を取り除いてください。
もし忙しくて、陰干しをする時間がなかなか取れないなら、週末などの家にいる時間を利用して、収納棚の扉を開けっぱなしにし、換気させるだけでもOKです。
なぜ、陰干しする方がいいの?
靴をしばらく履いていなくても、環境によって劣化してしまう可能性があります。日本は、多湿でカビも発生しやすい気候のため、革靴など注意してケアしたいところです。
特に、暑い時期はカビが発生する条件が整いやすいため、靴が湿気を持っていないか、こまめにチェックしましょう。きちんと陰干しすることで、靴がさらに長持ちしますよ。
クリーニングと合わせて実践!簡単にできる靴のお手入れ&保管方法とは
クリーニング以外にも、日頃から家庭でできる靴のお手入れ方法があります。ちょっとしたケアをしたり、靴の使い方を工夫することで、靴がきれいな状態で維持されるから、クリーニングと合わせて実践していきましょう。
今回は、4つのお手入れ&保管方法をご紹介します。少しを手間をかけるだけで、お気に入りの靴が長持ちしますよ。
簡単なお手入れ法① ブラッシングでホコリや花粉を落とす
最初におすすめしたいお手入れ方法が、靴のブラッシングです。毛ブラシやナイロンブラシを用意したら、前から後ろへ向かって動かし、靴に付着したホコリや汚れを落としていきましょう。
シワや縫い目などの、細かいところに汚れがたまりやすいので、特に入念に行ってくださいね。
また、ヒールやソール部分の汚れも目立ちやすいため、忘れずにブラッシングします。ブラッシングで落ちない汚れがあれば、固形のクリーナーなどを使って除去してください。
簡単なお手入れ法② 連続で履かずに時間を開ける
靴を長持ちさせるためには、靴をローテーションさせて履くことが、重要なポイントです。
ついつい決まった靴を毎日連続して履いてしまいがちですが、そうすると汗が乾ききらないまま、また次の日も履くことになるため、靴に負担がかかりすぎてしまいます。
そのため、3足~5足程度の靴を用意し、毎日ローテーションさせて履くようにしてください。そうすることで、それぞれの靴の寿命が伸びて、お気に入りの靴も長く愛用できますよ。
簡単なお手入れ法③ すぐに下駄箱に入れず、風通しの良い所で陰干しする
自宅に帰ってきたら、靴を脱いですぐに下駄箱に入れるのではなく、先に陰干しをしましょう。汗がしみ込んだままの靴を、通気性の悪い場所へ放置しておくと、カビの原因にもなってしまいます。
風通しの良い場所で、しっかり陰干ししてから下駄箱へ入れることで、靴を良い状態で保管できますよ。
3足をローテーションさせる場合なら、1日履いた靴を2日間陰干ししておき、3日目にまた履くという流れがおすすめ。雨の日などは湿気が多くなるため、干す場所は配慮しましょう。
簡単なお手入れ法④ 濡れた時は水滴を拭き取り入念に乾燥を
雨の日に履いた靴は、中まで雨が入り込むこともあり、中敷きがビショビショになってしまいます。濡れた靴をきちんとお手入れしておかないと、型崩れやカビなどにつながってしまうため、普段よりも丁寧にお手入れしましょう。
まずは、靴の表面についた水滴や泥汚れを、やわらかい布で拭き取ります。そのあと、新聞紙などを丸めて靴の中に入れ、取り替えながら3~4日ほどしっかり陰干ししてください。乾燥が十分でなければ5~6日干して様子をみましょう。
靴をクリーニングに出すときの注意点まとめ
靴をクリーニングに出すこと自体に馴染みがないので、いろいろ最初は手間取ると思います。
そこでこの記事の最後として、靴をクリーニングに出すときの注意点をまとめました。一緒に読み進めながら、申込みをしてみて下さいね。
【忘れずチェック】靴をクリーニングに出す前に確認すべきこと
最後に、実際に靴をクリーニングへ出す前にいくつかのポイントを確認しておきましょう。店舗によって取り扱える靴の種類やブランドが違っているため、時間を浪費してしまわないためにも、不明な点があればきちんと問い合わせておくことをおすすめします。
それでは、靴のクリーニング前に確認すべき4つのポイントをご紹介していきましょう。
確認すること① 対応してる素材の靴か
まず大切なチェックポイントが、クリーニングに出したい靴に使われている素材です。利用しようと思っているクリーニング業者では、取り扱えない素材の場合もあるため、必ず確認が必要です。
また、宅配クリーニングを利用する場合は、対応していない素材の靴を送ってしまうと、返品の際の送料もかかってしまいます。素材についてホームページなどで案内がなければ、別途問い合わせてみてください。
確認すること② ひどい変色やカビがないか
シミなどの汚れなら、たいていの場合はクリーニングできれいになりますが、生地自体に変色や変質が起こっている場合は、クリーニングを行っても元通りにすることは困難です。
また、カビが発生したまま時間が経過した靴の場合は、カビの匂いが落ちにくいため、クリーニング後も匂いが残ってしまう可能性があります。そのため、ひどい変色やカビの発生がないかもチェックしておいてください。
確認すること③ ほつれや穴がないか
靴にほつれや穴、破れなどがないかどうかも、細かく確認してみましょう。破れている靴や、明らかに破損している靴、靴底がはがれてしまっているものなどは、丸洗いに耐えられないことがあるため、業者から返却されるケースもあります。
また、表面生地が剥げているなど、劣化した合成皮革の靴もクリーニングで破損する可能性があるため注意しましょう。
確認すること④ 出す予定のブランドを受け付けているか
クリーニングに出す靴のブランドにも注意が必要です。クリーニング業者によって取り扱うブランドを制限していることがあるため、自分の靴のブランドを確認した上で、業者で対応可能かどうか問い合わせてみてください。
大手のクリーニング業者であれば、幅広いブランドに対応していることもありますよ。欠かせないチェックポイントなので、お忘れなく。
【必ず確認】クリーニングから返ってきた靴の注意点
靴がきれいになって返ってきて、嬉しい気持ちはすごく良く分かりますが、一旦冷静になって確認をしましょう。
宅配クリーニング特有の問題が起こっている可能性があるので、届いたらなるべく早く確認をしてみて。
確認点① 依頼した靴が全て返って来ているか
靴ひもや付属品含めて全て元通りに返ってきているか、は一番最初に確認をしましょう。
紛失している場合、早急に連絡をして探してもらうか、補償の申請をしなければなりません。こちらから送るときに付属品のような取れやすいものは、あらかじめ外しておくと良いかもしれませんね。
確認点② シミや汚れなど細部まできれいになっているか
靴をきれいにするのには、内部の汗ジミや臭いをきれいにすることと、外側のドロ汚れやシミを落とすことの2種類があります。
出す前に気になった点がしっかりと改善されているか細部まで確認をして、型崩れや色落ちなど無く元の状態を保っているかチェックを忘れずに。一部落とし忘れなどがあれば、再仕上げ制度(一部のサービスのみ)を利用して、洗い直してもらうのも一つの手です。
確認点③ 再仕上げ対応はいつまでか、期日を確認
やり残しや不満点があれば、再仕上げ制度を利用してもう一度きれいにしてもらいましょう。サービスによって期限が決められていますが、だいたい1週間〜2週間以内に連絡して下さい。
靴の場合は再仕上げをしているところは少ないものの、業者を選ぶときの基準として、再仕上げをしてくれると頃を選ぶのも一案です。
手軽な宅配クリーニングで大切な靴を長持ちさせましょう。
宅配クリーニングサービスを利用すれば、高価な靴でも安心してクリーニングに出すことができます。
店舗に足を運ぶ手間も省けるほか、インターネット上で24時間いつでも申し込みや問い合わせなどのやりとりが可能。忙しい人でもちょっとした隙間時間を活用して利用できる画期的なサービスですよ。
クリーニングに頼るだけでなく、靴をローテーションで履いたり、陰干したりするなど、日ごろの靴のお手入れも忘れずに行って、あなたの大切な靴を長持ちさせてくださいね。
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