クランチ&シットアップで腹筋を割る。違いから効果的な筋トレまで徹底解説
【シットアップのやり方】腹筋を引き締める筋トレメニュー
クランチトレーニングを学んだ後は、シットアップトレーニングについて勉強していきましょう。クランチトレーニングよりも効果的に腹筋を引き締められるトレーニングが多いため、この機会に覚えておいてください。
1. シットアップトレーニングの基本「ノーマルシットアップ」
ノーマルシットアップは、誰もが一度は行ったことのあるトレーニングですが、正しいフォームを教えてもらったことはほとんどないはず。ここでしっかりとおさらいしておきましょう。
ノーマルシットアップの正しいやり方
- 床に横になり、膝を少し曲げます。
- 横向きになり、上にある方の手を肘を曲げて頭に添えます。
- 腹筋を意識して、上半身を丸めるように起こしていく。
- 上まで起こしたら、腹筋を意識してゆっくり同じ軌道で戻す
この動作を繰り返していきましょう。トレーニングの目安は、20回 × 3セット。万が一痛みが出た場合はすぐにトレーニングを中止して。
トレーニングのコツ
- 上半身を起こす時は、背中に力を入れない。
- 1回1回フォームを確認するように、丁寧に行う。
- 首を曲げすぎてしまうと、背中に力が入ってしまうため、丸くなるイメージで行う。
きつくなってくるとどうしても背中に力が入りやすくため、常に腹筋を意識して取り組みましょう。ノーマルシットアップはトレーニングの基礎となるので、ぜひ覚えておいてください。
2. 腹筋下部に効果的なトレーニング「V字シットアップ(V字クランチ)」
腹筋上部、下部を効果的に鍛えられるV字シットアップ。ノーマルシットアップに慣れてきたら、筋トレメニューに取り入れたいトレーニングです。腹筋下部に重心的に負荷をかけるため、下っ腹が気になる方はぜひ取り組みたいトレーニングとなっています。
V字シットアップの正しいやり方
- 床に仰向けになり、上体を少し起こして両手を後ろについて軽く支えます。
- そのまま上体をさらに起こしながら、同時に脚も上げていきV字を作ります。
- V字になったらゆっくりと元に戻していきます。
これを繰り返します。目安は20回3セット以上が効果的です。
トレーニングのコツ
- 勢いを付けずに、腹筋の力でゆっくりと持ち上げていきましょう。
- 使う筋肉を意識しながら取り組みましょう。
- 慣れて来たらV字の幅を狭くしていきましょう。
一回一回ゆっくりと、丁寧に意識してこなしてみてください。20回3セットをこなせば腹筋が付くわけではありません。ただ回数をこなすよりも、一回一回筋肉に負荷をかけることが大切です。
【参考記事】V字クランチのやり方&コツとは▽
3. 体幹全体を鍛えられる「タックシットアップ(タッククランチ)」
タックシットアップ(タッククランチ)は、V字シットアップよりも効果的に腹筋全体を刺激できるトレーニングです。クランチと呼ばれることが多い筋トレですが、シットアップトレーニングの1種になります。
タックシットアップの正しいやり方
- 床に仰向けになり、上体を少し起こし、太ももも45度ほど上げておく
- そのまま上体をさらに起こしながら、同時に脚も上げていく
- 太ももと胸をくっつけて、ゆっくりと元に戻していく
この動作を繰り返していきます。トレーニングの目安は20回 × 3セット。腰を痛めないよう、フォームは同じ状態を維持しましょう。
トレーニングのコツ
- 腹筋を収縮させるイメージで、じっくり体を起こしていきましょう。
- 膝と胸をくっつける。
- 慣れてきたらセット数を少し増やしてみる。
タックシットアップは腰を痛めやすいトレーニングと言われていますが、正しいやり方で行っていれば問題ありません。細かなポイントまで把握して、トレーニングの質を高めて。
【参考記事】タッククランチのやり方&コツとは▽
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