【真面目でストイック】完璧主義者の特徴とは？妥協が許せない性格を徹底解説！
完璧主義者の特徴｜妥協を許さない人の共通点とは
「職場のあの人って完璧主義者なのかな？」
「私って完璧主義な性格なのかも…」
完璧主義者という言葉はよく聞くけど、どんな特徴があるのかわからない人も多いはず。
そこでここからは、完璧主義者の特徴を解説。
完璧主義者にはどんな共通点があるのか探っていきましょう。
特徴1. 失敗を恐れて行動できない
完璧主義者は真面目すぎる性格なので、何をするにも意地でも100点を取らなければならないと考えています。
周りから見れば素晴らしいプロジェクトのアイデアを持っているのにも関わらず、「まだ完璧じゃないから話すべきじゃない」などと言います。
自分の中で完成されていなければ思い切った行動ができません。
そんな人には「失敗しても、成功するための糧になってさらなるいい物が作れるよ。」と伝えてあげましょう。
人は誰でも失敗と成功を繰り返しながら成長するもの。まずは行動しやすいように促すといいですよ。
特徴2. プライドが異常に高い
妥協をしない人は仕事でも恋愛でも他人に劣る経験をしてこなかったので、「私が負けるわけがない」と思っています。
プロジェクトなどチームワークが必要な仕事においても、同僚に対抗心を燃やすという状態に陥ることも。
完璧な自分よりも他人が評価されるのはプライドが許さないのです。
そんな人との付き合い方は、どんどん褒めること。
とにかく「あなたの方が上です！」とヨイショすれば、気持ち良く仕事をしてくれるでしょう。
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特徴3. とにかく妥協しない
完璧主義者は、自分がどれだけ辛くても、完璧を求めるためなら意地でも妥協したくないと考えています。
責任感が強く真面目なので、どれだけ仕事を与えられても全て100点で返そうとするでしょう。
自分が納得するものができなかったり、間に合いそうにないと判断すると、徹夜して仕事することもあります。
そんなことを続けているうちに精神的・肉体的に限界が来てしまい、病気になってしまうことも。
完璧主義者が仕事を抱え込んでいるようであれば、まずは「大丈夫？」と声をかけてあげてください。
倒れてしまう前に、作業を分担して負担を減らしてあげましょう。
特徴4. こだわりが強すぎる
完璧主義者は自分の描くゴールを絶対に曲げたくないという心理から、こだわりが強くなり過ぎてしまうことがあります。
周りから見ればクオリティの高いプレゼンができているのに、「どうしたらもっと良くなるだろう？」と考え続け、必要以上に時間をかけてしまう原因にもなるでしょう。
そんな真面目すぎる人には、早めの制限時間を設けるのがおすすめです。
一旦区切るようにして後で細部を調整するようにすれば、「時間内で完璧にするには？」という思考になり、作業効率も良くなるはずです。
特徴5. 頑固なので融通が利かない
完璧主義な人は自分のやり方に信念を持っており、自分が絶対に正しいと思い込んでいます。
そのため、柔軟性がなく、融通がきかないのが短所です。
チームで行う仕事においても、自分の意見を意地でも曲げることはありません。
「これはこうする」と決めたら誰の意見も聞かずに突き進んでしましまいます。
そんな頑固な人に対しては否定せず、意見を尊重した上でお互いにメリットがある妥協点を示してみましょう。
相手にもメリットがあることがわかれば、こちらの意見も聞いてくれるはずですよ。
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特徴6. 他人にも完璧を求めがち
妥協しない人は、自分は完璧になる努力をしているため、テキトーさや大雑把な仕事など他の人のミスが目についてしまいます。
自分なら当たり前にこなせる仕事を誰かができなかった場合に「なんでできないんだ！」とイライラし、ストレスを溜めて疲れる原因になってしまうこともしばしば。
特に仕事であれば、同じ目標に向かって作業することが多いでしょう。
そのため、自分は完璧なのに、他の人がそのレベルまで達していないと自分まで損をするとも思ってしまう傾向にあります。
特徴7. 意外と不器用
60点でも合格をもらえるのに、完璧主義者は100点を取らなければダメだと思い込んでいます。
これはある意味、自ら大変な生き方を選んでいる不器用な性格の人とも言えるでしょう。
仕事も恋愛もプライベートも全て完璧じゃないと気が済みません。重要度の高い仕事はもちろん、手を抜いてもいい仕事にも全力です。
その結果として疲れが溜まって体調を崩すなんてこともよくあります。
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特徴8. 私生活は思ったよりもだらしない
完璧主義者の中でもプライベートに関しては、「完璧にしなくても困るのは自分一人だからいいや」と思っているケースもあります。
職場では誰よりもキビキビと働いているのに、その姿からは想像できないほど生活がだらしないことも。
洗濯物が何日分も溜まっていたり、部屋が整理されておらず異常に散らかっていたりするでしょう。
恋人などパートナーがこのタイプであれば別れる原因になることも多いです。
完璧主義者の心理｜真面目でストイックな人の性格とは？
ここまで読んだあなたなら、完璧主義者の特徴はよく理解できたはず。
しかし、なぜこのような行動をとってしまうのでしょうか。
ここからは、行動の原因である完璧主義者の深層心理について解説していきます。
心理1. 90点は0点と変わらない
一般的な人であれば100点満点で90も点取れば喜ぶものですが、完璧主義者は100点でなければ意味が無いと考えています。
中途半端な出来では納得できず、ストイックに最高の結果を実現しようとするため、完璧主義者という状態に陥るのです。
心理2. 別に褒められたいわけではない
完璧主義者は、「今まで真面目にしっかりやってきた」という自分のプライドを守りたいと思っています。
そのため、周りに褒められるかどうかはどうでもいいのです。自分のために頑張ることを続けた結果、完璧主義者になります。
心理3. 邪魔をしないで欲しい
完璧主義者はとにかくストイックな性格。
友人に「ちょっと息抜きしようよ」と誘われても、完璧を目指すのが最優先なので「邪魔をしないでくれ」と思ってしまうことも。
周りの気持ちを考えるよりも、自分が完璧に仕上げることに集中するのが完璧主義者になる人の理由の1つです。
完璧主義者のメリット｜仕事や人間関係での良い面を解説
ここまでの内容を読んでいると完璧主義者は「頑固そう」「融通がきかない人」というイメージを持った人も多いでしょう。
しかし、完璧主義者であることのメリットもあるんですよ。
ここからは、そんな完璧主義者のメリットを解説していきます。
メリット1. 人から信頼される
完璧主義の人は、面倒くさい仕事や難しい仕事でも一切手を抜かず、真剣かつ丁寧に取り組むため仕事相手から感謝され高評価を得ることが多いです。
どんな仕事でも真面目に取り組むので
「この人に任せておけば安心」
と思ってもらえます。
こういったことを日々積み重ねるので、周りからの信頼感がどんどんアップしていくのです。
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メリット2. どんどん成長していける
完璧主義者は、自分が納得する結果をしっかり出すための努力や勉強を惜しみません。
普通の人ならゆっくり休んでいるであろう休日にも、本を読んだり、技術を磨いたりしています。
そんなことを続けることで細どんどん知識が付くため、他の人と成長スピードに差がつきます。
会社の中で、周りよりも一歩抜きん出た存在になれるのです。
メリット3. 常に安定した成績を残せる
完璧主義な性格の人は、いつも100点を求めて努力します。最高の結果を求め、最初から最後まで一切手を抜きません。
それは周りから見ればストイックすぎるようにも見えるでしょう。
しかし、そうすることでいつも一定以上の品質で結果を残します。
結果的に100点を取り続けられなくても、ある程度の好成績を狙い続けることができるのです。
完璧主義者との付き合い方｜プライドを傷つけず接するには？
「職場の上司がストイックすぎてついていけない…」
「完璧主義な恋人が融通がきかないんだけどどうすればいいの？」
完璧主義者との付き合い方ってかなり難しいですよね。
完璧主義者ですから、対応を間違えるとプライドを傷つけてしまうかもしれません。
そうならないように、ここからは完璧主義者との付き合い方を紹介していきます。
扱い方1. 失敗しても慰めてはダメ！
完璧主義者との付き合い方に悩む原因は、多くの場合プライドが高すぎるから。
軽い言葉で慰められると、自分が惨めな人間だと感じてしまう傾向があります。
何か失敗が目についても、「真面目に頑張ったんだからいいじゃん」「失敗することだってあるよ」などと声をかけず、そっと見守っておくのが良いでしょう。
完璧主義者は真面目な人なので、失敗を糧にしてもっと成長した姿を見せてくれるはず。
下手にプライドを刺激しても良いことはありませんよ。
扱い方2. やりたいようにやらせてあげる
完璧主義の人との付き合い方が難しいのは、恋愛や仕事などどんなことにおいても彼らなりの強いポリシーを持っているのが原因です。
そのポリシーを理解せずに下手に指示を出すと、より効率が悪くなってしまうことも。
そのため割り切って、完全に任せてしまうのがおすすめです。
真摯な完璧主義者は、どれだけ時間はかかってもきっちり仕上げてくるはずですよ。
しかし、やりたいようにやらせるのと放っておくのは別物。進捗状況はしっかり確認してあげてくださいね。
扱い方3. 深く関わらないようにする
完璧主義者といると疲れるのは、あなたが完璧主義者のペースに合わせようとしてしまっていることが原因です。
そのため、「世の中には色々な人がいるんだな」程度に思っておき、その人とは一定の距離を置いて付き合うようにすると良いでしょう。
- 会うのは仕事だけ
- 会話は報連相のみ
- 何か言われても反応しすぎない
そう言ったことを続けていると相手も必要以上に干渉してこなくなるので、あなたのストレスは大きく軽減しますよ。
完璧主義の治し方｜融通を効かせて楽に生きるコツとは
「自分が完璧主義の傾向があってしんどい…。」
「完璧主義ってどうやったら治るの？」
自分が完璧主義者の特徴に当てはまった場合、治し方がわからず悩んでしまいますよね。
早めに改善しておかないと知らず知らずの内に、周りに気を使わせてしまいます。
そこでここからは、完璧主義の治し方について解説していきます。
直し方1. 作業の一つ一つに時間制限を設ける
完璧主義者は時間があればあるほど、こだわり続けてしまう癖があります。
そのため、時間を区切る習慣をつけることが大切です。
「この仕事は60分以内に終わらせる」
「これは今日中に」
など、タスクごとに時間制限を設けましょう。
最初は「こんな時間で出来るわけないよ」と思うかもしれませんが、意外にも時間の制約を作ると、その中で可能な限りの完璧に収めることができるものですよ。
直し方2. あらかじめ合格点を設定しておく
完璧主義を辞めるためには、100点以外でもOKであるということを心に留めておくことが重要です。
時間設定と同じように、「70点以上であれば成功」といったような、ボーダーラインを設定しておくようにしましょう。
仕事であればまずは70点で提出してみて、フィードバックが返ってきたらそれに基づいて80点、90点にしていけばOK。
始めはなんとなく気持ち悪く感じるかもしれませんが、徐々に気が楽になっていることに気づくはず。ぜひ試してみてください。
直し方3.「 失敗したらどうなる？」と友人に聞いてみる
ストイックに物事に取り組んでいると、周りが見えなくなる状況に陥るもの。
そのため完璧主義を直すには、心に余裕を持ち、視野を広げる必要があります。
視野を広げるために、今やっていることに失敗した場合、どうなってしまうのかを友人に聞いてみましょう。
友人に相談することで、「自分は必要以上に考えすぎていたのか」と気づくはず。
心に余裕が出来ると思い切った決定もできるので、今よりも良い結果を残せるはずですよ。
【実はこんな人も？】完璧主義の芸能人とは
常に妥協を許さず、100点を目指し続ける完璧主義な人。そんな完璧主義な性格の人には、いわゆる成功者も多くいます。
ここからは、そんな成功を収めている完璧主義の有名人を3名ご紹介します。
彼らがなぜ完璧主義者と言われるのかも一緒に解説していきますね。
有名人1. 羽生結弦
羽生結弦さんは、2014年ソチ五輪・2018年平昌五輪と2大会連続オリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケート選手です。
平昌五輪前の2017年に羽生選手がケガをしてしまったのですが、最大の理解者であるコーチが
「ケガをしたことで、少しでも身体を休ませることができると安堵した」
と言うほど、ストイックに練習に励んでいたそう。
金メダルを取っても自分に満足せず練習に励みつづけるのは、完璧主義だからなのかもしれません。
有名人2. GACKT
ミュージシャンや俳優、Youtuber、経営者など多彩な顔を持つGACKTさん。
昔ライブで歌唱中に、エクステが取れてしまうというハプニングがあったそう。
普段であればアンコールやトークをしてライブが終幕するはずが、その日はなぜかアンコールもトークもなくあっさりと終わってしまったのです。
後から聞いた音楽関係者の証言によると、
「GACKTはメークや舞台セットが不完全では、決してパフォーマンスしない完璧主義者」 とのこと。
お客さんに対して、自分の不完全な状態を見せるのは許せなかったのでしょう。
有名人3. YOSHIKI
ロックバンド「X JAPAN」のリーダーとして世界を股にかけて活躍されているYOSHIKIさん。
YOSHIKIさんは、
「完璧な曲を作り上げないと発表したくない」
と言います。
実際にアルバムを20年以上出していないのです。
「10年以上かけてでも曲を完璧にしたい」という言葉から、音楽に対する完璧主義な部分が見えますね。
完璧主義者と上手く付き合えば良い結果をたくさん残してくれますよ！
今回は、完璧主義者の特徴や付き合い方、直し方などについてとことん深堀りして解説してきました。
恋愛や仕事において、完璧主義な人が周りにいると付き合い方がわからず疲れることが多いですよね。
基本的には、深く関わらないのが1番。ある程度距離を置いて、そっと見守ってあげるのがお互いに楽ですよ。
完璧主義者は、長所を上手く扱えば最高の相棒にもなりえます。上手にコントロールして、いい関係を築いてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
