デッドリフトで握力対策するメリット。重量を上げるおすすめの握り方

織田琢也 2024.05.09
デッドリフトをするときに握力が持たなくて悩んでいる人は多いはず。この記事では、デッドリフトをするときに握力対策をするメリットや具体的な握力対策の方法をご紹介します。簡単に真似できる握力対策ばかりが揃っているので、デッドリフトの効果を高めたい人はぜひ参考にしてみてください。

デッドリフトで握力がもたない人は、めちゃくちゃ多い。

デッドリフトで握力がもたない

デッドリフトは背中の筋肉である僧帽筋や広背筋からおしり、太ももまでを鍛えられるトレーニングメニューです。

背中に筋肉があり、バーベルを持ち上げられたとしても、握力がなくて持たないという人は意外と多いです。

高重量のバーベルを扱えても、握力が持たないと鍛えたい筋肉に負荷をかけることができません。デッドリフトの効果を高めるためにも、握力対策を取り入れてみましょう。


デッドリフトで握力対策をするメリット|前腕を鍛える効果とは?

「デッドリフトをするときに握力対策をすると、どんなメリットがあるの?」と気になっている人は多いはず。

まずは、デッドリフトをする上で握力を鍛えるメリットをご紹介します。デッドリフトのトレーニング効果を高められるので、ぜひ参考にしてみてください。


1. 鍛えたい筋肉に集中できる

デッドリフトで握力対策をするメリット1. 鍛えたい筋肉に集中できる

デッドリフトで握力が持たないと、バーベルを握ることに意識が集中してしまいます。「バーベルを落とさないようにしなければならない」「フォームが崩れてしまう」など、関係ないことに意識が取られてしまうことに。

本来、筋トレは負荷をかけたい筋肉を意識することで効果が高まるため、握力に意識が向いていると効果が弱まってしまうのです。

握力対策をすることでハムストリングスや背筋群に意識を向けられるため、同じようにトレーニングをしていてもデッドリフトの効果を高められるでしょう。


2. 高重量のバーベルでも握力の限界を感じづらい

デッドリフトで握力対策をするメリット2. 高重量のバーベルでも握力の限界を感じづらい

デッドリフトをするときに、握力が持たないため、重量を制限せざるを得ないことがあります。負荷が弱まることで筋トレ効果が弱まってしまうのは、もったいないですよね。

握力対策をして少ない握力でもしっかりとバーベルを維持できるようになれば、握力による制限がなくなります。

その結果、高重量のバーベルに挑戦をしても握力が理由で限界を感じることがなくなり、限界に挑みながら効率よくトレーニングが進められるようになるのです。


デッドリフトでおすすめの握力対策|限界を感じなくなる方法とは?

「デッドリフトの握力対策をしたいけれど、どのようなことをしたらいいの?」と悩んでいる人も多いはず。

ここからは、デッドリフトの具体的な握力対策をご紹介します。簡単に真似できるポイントばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。


1. バーベルの握り方を変える

デッドリフトでおすすめの握力対策1. バーベルの握り方を変える

デッドリフトをするときに握力が維持できない場合は、バーベルの握り方を変えることで解消する可能性があります。

ここでは、デッドリフトをするときにおすすめの握り方をいくつかご紹介するので、ぜひチャレンジしてみてください。


オルタネイトグリップ

オルタネイトグリップには交互に握るという意味があり、その名のとおり片手は手のひらが手前を向くように(ノーマルグリップ)、もう片手は手の甲が手前を向くように(リバースグリップ)握ります。

左右異なる握り方をすることで、体が前のめりになってしまうのを防げるようになります。また、バーベルの横方向への回転が抑えられるため、グッと握りやすくなるはずです。

姿勢が安定しない、バーベルに向かって前のめりになってしまう場合は、ぜひ取り入れてみましょう。


フックグリップ

フックグリップは、手の甲が上を向くように親指を内側に巻き込み握る方法です。

親指をバーベルに巻きつけるように握り親指の爪に薬指を被せて、残りの3本の指で親指を抑えます。フックグリップにすることで体の使い方が左右対称となり、バランスが取れるようになるところがメリットです。

また、肩や腕の余分な力を脱力しやすくなるため、バーベルを持ち上げやすくなると言われています。正しいフォームを安定させたい場合は、ぜひチャレンジしてみてください。


2. リストストラップを使う

デッドリフトでおすすめの握力対策2. リストストラップを使う

リストストラップは、手首とバーベルに巻き付けて使う握力補助アイテムです。

リストストラップを手首に巻き付けてバーベルに固定することで、握力がなくてもバーベルを持ち上げられるようになります。握力の消耗も抑えられるため、セット数を増加したい場合にもおすすめです。

また、手首とバーベルを固定することでフォームが安定し、負荷をかけたい場所にかけやすくなります。デッドリフト初心者や握力がなくて困っている場合は、リストストラップを使ってみましょう。

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3. パワーグリップを使う

デッドリフトでおすすめの握力対策3. パワーグリップを使う

パワーグリップとは、リストバンドのように手首に装着し、バーベルを持ち上げるサポートをしてくれるアイテム

手にはめるだけで手首とバーベルが固定できるようになっているため、初心者でも使いやすくなっています。パワーグリップがあることで高重量のバーベルも握力に頼らず持ち上げられるようになるはずです。

デッドリフト初心者や高重量のバーベルを使いデッドリフトにチャレンジしたい人は、一度挑戦してみてください。

【参考記事】デッドリフトにもおすすめのパワーグリップを厳選!▽


握力対策をしてデッドリフトを効果的に行おう

握力対策をしてデッドリフトを効果的に行おう

デッドリフトをするときに握力が持たないという声は、意外と多いものです。

しかし、バーベルの持ち方を変えたり握力をサポートするアイテムを使用したりすることで、少ない握力でもトレーニング効果が高められます

今回ご紹介した握力対策を参考にして、筋トレ効果が実感できるデッドリフトができるようになりましょう。


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