嫌いな人との接し方とは|人間関係でストレスを溜めない付き合い方を解説

HaRuKa 2022.05.16
職場や学校など、どうしても嫌いな人との接し方を知りたい方へ。今記事では、嫌いな人との上手な接し方を詳しくご紹介します。無理に親しくなろうとすると、人間関係でストレスを抱えやすいもの。そのため、身近に苦手、嫌いと感じてしまう人がいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

嫌いな人との接し方に悩んでいる方へ。

嫌いな人との接し方

職場の上司や同僚、学校の友人や近所の人など、嫌いな人がそばにいるとなんだかイライラしてしまいますよね。

「どうしても無理!」「できれば話したくない!」と思うことも少なくありませんが、嫌いな人と接さなければならないシーンもあるでしょう。

人間関係でなるべくストレスをためず、嫌いな人とうまく接するにはどうすれば良いのでしょうか。

この記事では嫌いは人との接し方や、嫌いな人と話すときに役立つ本について解説。

嫌いな人とどんな付き合い方をすれば良いのか分からない、という方はぜひ参考にしてくださいね。


どう対応すべき?嫌いな人との接し方や付き合い方を大公開!

職場や学校、近所に嫌いな人が一人でもいると、接し方もわからずなんとなくイライラしてしまいますよね。

ここからは、嫌な特徴を持つ人との付き合い方について詳しく解説。「嫌いな人との接し方がどうしても分からない」「苦手な人ともなるべくうまく付き合いたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。


接し方1. 最低限の挨拶だけして、関わらないようにする

人の性格や特徴はそれぞれ違うもの。「苦手な人ともなるべく仲良くしたい」と考え無理に話しかけても、上手くいくとは限りません。なるべく嫌いな人とかかわるストレスを減らしたいという場合、お互い関わらないようにするのが得策です。

無理に仲良くなろうとすれば、むしろ相手と自分との考え方の違いが明らかになり、さらに仲が悪くなってしまうことも少なくありません。


接し方2. 利益やメリットのため、と割り切って接する

嫌いな人が職場の上司や同僚、近所の人などの場合、どれだけ相手のことが嫌いでも関わりは避けられません。

そんな時は「上司と話せば自分の利益になる」「近所の人と仲良くしておけば困った時助けてくれるはず」と、嫌いな人と関わるメリットを意識しましょう。

メリットさえあれば、嫌いな特徴を持つ人とでも割り切って接することができるようになるでしょう。

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ただし、何のメリットもない場合、関わらないのがお互いのため

職場の後輩や遠い親戚の人など、関わりはあるけれど仲良くなるメリットがない場合、無理をしてまで嫌いな人と話す必要はありません。

無理をして距離を縮めようとしても、お互いの特徴や考え方が合わず、かえって仲が険悪になるケースもあります。

なんのメリットもなくストレスがたまるだけなら、なるべく話さない、できる限り会わないようにするなどの対策を行い、嫌いな人に対しては無関心でいるようにしましょう。


接し方3. 二人きりの空間にならないよう意識する

嫌いな人と二人っきりになってしまうと、どうしても「何か話さなきゃ」と思い、余計にストレスが溜まってしまいます。

また、会うたびに喧嘩しているような人と一緒になってしまった場合、言い争いとなりトラブルになる可能性も少なくありません。

職場や学校にいる時は常に誰か気を許せる人と一緒に行動するなどして、嫌いな人とはなるべく話さないようにしましょう。


接し方4. 褒めたり、おだてたりして、相手の機嫌をとる

近所の人や職場の人など、苦手な人と話さないよう気を付けていても、相手から話しかけられれば無視するわけにもいきません。

嫌な特徴を持つ人とどうしても話さなければならない、という場合、敵意をむき出しにしては大きなトラブルにつながってしまいます。

そのため、嫌いな人と話すときはなるべく相手が嫌な思いをしないよう、褒めたり、おだてたりして機嫌を取りましょう。

嫌な人でも上機嫌であれば、言い争いに発展することは少なくなるはずです。


接し方5. 敬語で話して一定の距離を置く

嫌いな人と話す時、無理をして親しみを込めた話し方をすれば「自分はこの人に好かれている」と相手が誤解する可能性があります。

嫌いな人に好かれてしまい、やたらと話しかけられるのは職場で学校でもなるべく避けたいもの。

たとえ同僚であっても敬語で話し、会話をなるべく早く切り上げれば相手も「自分と距離を取りたいんだな」と察してくれるでしょう。


接し方6. 聞き役に徹して自分の情報は出さない

嫌いな人相手に自分の話を積極的にしてしまうと、「個人的な話をしてくれるんだから、自分はこの人から好かれているかも」と誤解され、嫌いな人に好かれてしまうかもしれません。

嫌いな人と話す時間はなるべく少なくしたいもの。苦手な人と話すときは自分から質問だけをすることで完全に聞き役に徹し、自分の話はなるべくしないようにしましょう。


接し方7. 相手の短所ではなく、長所を探してみる

今相手を嫌いだと感じているのは、相手の嫌な特徴ばかりに目を向けているからかもしれません。嫌な人に対する嫌悪感を何とか改善したいと考えている場合、相手の良い特徴を積極的に探すのが効果的。

相手の良いところを見つければ見つけるだけ、「嫌なところもあるけど、この人はいい人なんだ」と思えるようになり、嫌悪感が薄まるでしょう。


接し方8. メンタルを鍛える修行だと思って接してみる

嫌いな人と話す時、どうしてもストレスばかり溜まってしまうという人は、苦手な人と話すメリットについて考えてみるのがおすすめです。

仕事上メリットがある場合だけでなく、「嫌いな人と頑張って話すことでメンタルが鍛えられているんだ」と思えば、嫌な人と話すのも練習のうちだと思って耐えられるようになるでしょう。


接し方9. 嫌いな人との共通点を探してみる

嫌いな人と話すとき「どうしても無理!」という感情から、うまく受け答えができなくなる人は少なくありません。しかし、会話のたびしどろもどろになっていては、嫌いな人から不審がられてしまいます。

嫌いな人と話すときは、自分との共通点を探しなるべく会話をスムーズにつなげるようにしましょう。

共通点があれば、苦手な人との接し方が分からない場合でも、会話のネタに困ることはありません。


接し方10. どうしても嫌いと感じる場合、相槌を打って話は聞き流す

嫌いな人に対する嫌悪感が強すぎてどうしても無関心でいられないという場合、相手を意識してはストレスがたまる一方です。

嫌いな人と話さなければいけない時は、なるべく相手のことを意識しないようにするのが大切。

嫌いな人のほうから話しかけられた場合でも正面から向き合おうとせず、相槌で済ますなどして早めに会話を切り上げましょう

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いくら嫌いと思っても、やってはいけないNG行動3つ

嫌いな人が目の前にいると、無関心でいられず嫌悪感が態度に出てしまうこともあります。

しかし、嫌いな人の前であからさまに悪い態度をとると、さらに仲が険悪になってしまうかもしれません。

ここからは、嫌な特徴を持つ人相手でもやってはいけないNG行動について解説していきますので、自分がふとした時にやっていないか確認してみて。


NG行動1. 嫌いな人を露骨に無視する

嫌悪感が強すぎるあまり、嫌いな人に対する関わりを全て断とうとする人も少なくないでしょう。

しかし、露骨に無視をするなどの対応をしては周囲の人が気を遣ってしまい、職場や学校全体の雰囲気が悪くなってしまいます。

どれだけ嫌いな人であっても、公の場ではなるべく穏やかに接し周りの人に気を使わせないようにしましょう。


NG行動2. 周囲に嫌いな人の陰口を言いふらす

嫌いな人の評判を下げるため、職場や学校でついつい陰口を言ってしまうという人も少なくないでしょう。

しかし、どれだけ陰口に正当な理由があっても、悪口を言っているというだけで周りからの評判が下がってしまいます。

嫌いな人のせいで自分の評価まで下げてしまわないよう、苦手な人へのストレスは自分の中で解決するようにしましょう。

【参考記事】はこちら▽


NG行動3. イライラして周囲へ八つ当たりをする

「嫌だなあ」と思いながら苦手な人と接すると、ついイライラしてネガティブな気持ちになることも多いでしょう。

しかし、いくらストレスが溜まっているからと言って、周囲の人に八つ当たりしては周りの雰囲気が余計に悪くなってしまいます。

イライラが収まらない場合は、いったん深呼吸をするなどして気持ちをリセットするようにしましょう。


嫌いな人との上手な接し方を知りたい方へおすすめの本

「嫌いな人との付き合い方がどうしても分からない」という場合、人間関係に関する本を読むのも効果的です。

ここからは、嫌いな人との接し方を学べるおすすめの本3冊を紹介していきますので、職場や学校、近所での人付き合いに悩む方はぜひチェックしてくださいね。


おすすめの本1. 『苦手な人が気にならなくなる本』山﨑 洋実著

苦手な人が気にならなくなる本

苦手な人と関わらないようにするといっても、完全に無視するのは難しいですよね。この『苦手な人が気にならなくなる本』には、苦手な人に対する嫌悪感を軽くする方法が書いてあります。

嫌いな人を避けられず、どうしてもストレスが溜まってしまうという人はこの本を読み、苦手な人とのコミュニケーション方法について考えてみてくださいね。

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おすすめの本2. 『苦手な人との付き合い方が変わる 人間関係のトリセツ』トキオ・ナレッジ著

苦手な人との付き合い方が変わる 人間関係のトリセツ

苦手な人との付き合い方に悩む人は多く、無理に仲良くしようとして余計にストレスをためてしまう人も少なくありません。

この本では、苦手な人からの攻撃をかわす方法、都合のいい人から脱却する方法など、すぐに実践できる効果的な人付き合いのやり方を解説。

「苦手な人とどう接していいか分からない」という方はぜひ読んでみて。

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おすすめの本3. 『職場の嫌いな人の取り扱い方法』小林 惠智著

職場の嫌いな人の取り扱い方法

職場に嫌いな人がいると、仕事のモチベーションも下がってしまい困ることも多いはず。この本は、職場に苦手な人がいる場合の対処法に特化しているため、会社という組織の中で苦手な人と穏便に付き合う方法を学ぶことができます。

仕事をする上で、苦手な人との会話は避けられないもの。職場に苦手な人がいるという方は、この本を読み上手な対処法を身に着けてくださいね。

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嫌いな人とは適度な距離感を大切にして。

職場や学校、近所に嫌いな人がいると付き合い方も分からず、なんだか落ち込んでしまいますよね。しかし、無理に仲良くしようとするのではなく、嫌いな人との会話をなるべく避けるようにすればストレスは最低限で済みます。

「嫌悪感を無くして全員と仲良くならなきゃ」と気負うのではなく、嫌いな人とは適度な距離感を保つようにしましょう。


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