価値観の違いとは具体的に何?違いを感じる例&考え方が異なる人との付き合い方も解説
価値観が違う相手との上手な付き合い方
数十年違う環境で育ってきて、経験や所属するコミュニティも違う者同士ですから、価値観の違いがあるのは自然なことです。
ただし、「違って当然」という姿勢ではなく、お互いに理解し合うよう努めることも大切。
価値観の異なる相手と上手に付き合うための方法をご紹介します。
付き合い方1. お互いの違う部分を理解し、受け入れる
たとえお互いに愛し合っている恋人でも、もともとは他人です。
彼氏や彼女と様々な面で価値観が違うことがあるのは、それぞれが自分の世界でしっかり生きてきたという証しとも言えます。
自分とは違う価値観に触れることで、共感し思いが一致する相手では味わえない世界を教えてもらったと考えましょう。
違いを認められれば、より深く理解し合える関係を築くことができるかもしれません。
付き合い方2. 自分だけの意見を押し通そうとせず、相手の価値観を尊重する
彼氏や彼女が自分とは違う価値観を持っていたり、ほぼ真逆の価値観だったと分かると、その時はショックかもしれません。
しかし、理解できないからといって相手を否定したり、自分の意見を押し通そうとするのは避けたいもの。
それまで生きてきた人生の中で培ってきたものの一つが価値観ですから、違う価値観も相手の一部として尊重するのがおすすめです。
付き合い方3. お互いにすり合わせできそうな部分は、きちんと歩み寄る
彼氏や彼女と大きく価値観が違う面があると、ぎくしゃくしたり喧嘩したりすることがあります。
たとえ好きな人でも、これまで大切にしてきた価値観を理解してもらえないとなると、価値観に加えて性格まで合わないと感じてしまうものです。
しかしもともと、価値観とは違って当たり前のものですから、もし違う面が見つかったらすり合わせができないか考えましょう。
どちらか一方に合わせるというより、お互いの違いを理解して歩み寄る姿勢が大切です。
付き合い方4. どうしても受け入れられないものは「無理」とハッキリ謝る
たとえ大切な恋人であっても、どうしても理解できない価値観を相手が持っていることもあります。
例えば「デート代は男性が出すものだ」「結婚したら女性が家事育児をするべき」など、自分の中で理解できる許容範囲を超えた価値観をぶつけられた場合は、「自分はこう思うから無理」とはっきり伝える方が良いでしょう。
「察してほしい」「それは間違っている」と期待や否定をするのではなく、自分の価値観との違いを示した上で断るのが思いやりです。
付き合い方5. 別の人間なんだから価値観が違くて当たり前と思うようにする
大好きな恋人とは好みや価値観が何もかも一緒でありたい、そう思う人は少なくありません。
しかし、家庭環境や経験などが違う者同士で付き合っているのですから、全く同じ価値観を持つということはほぼないでしょう。
恋人と自分は別々の人間であるということを念頭に置いて、むしろお互いに持っている価値観が違うのが当たり前だと理解することが大切です。
付き合い方6. 性格の不一致なども含めて、本音を言い合える関係を築く
恋愛関係になると、自分と相手の価値観が違っていることに気づいても、我慢して合わせようとするケースは多いです。
恋人に嫌われたくない一心で、相手の価値観に合わせようと苦手なことを無理してやったりします。しかし、どちらかが我慢するような恋愛関係はまず続きません。
むしろ「違うところが多いけどそれも楽しいよね」など、性格や価値観の違いを受け入れて、本音で付き合える恋愛関係を築くのがおすすめです。
付き合い方7. 無理に合わせようとせず、お互いに自分の本当の価値観を開示する
好きな人との価値観が違うと、「二人は合わないのかな」「別れることになったらどうしよう」などと不安になるものです。
しかし、違う価値観を持っているということは、お互いに知らない世界を教え合えるということですから、価値観の違いは前向きにとらえるべき。
「こういうことを大切にしている」と互いに価値観を開示し合って、許容範囲内で受け入れる姿勢を持ちましょう。
価値観の違いがある相手を認めて、上手く関係を構築していきましょう。
好きな人と価値観が違うために、すれ違いが起きたり別れを選択するということは珍しくありません。
しかし、価値観の違いとは、同じ環境で育った兄弟姉妹でも起きることですから、他人である恋人との間に起きるのは普通のことです。
価値観の違いを乗り越えたいと思っているなら、この記事を参考に、価値観の違いを認め合う方法を知って恋人とさらに理解し合える関係を築いてくださいね。
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