自暴自棄な人の心理とは。原因からネガティブ思考を改善する対処法まで解説

HaRuKa 2022.04.29
自信が持てなくて自暴自棄になってしまう人っていますよね。もしかしたら、自分がその状態…という人も多いはず。そこで今回は、自暴自棄になりやすい人の原因や心理、特徴から対処法まで大公開!また、自暴自棄な人の意味も解説していきます。辛い時に沁みる名言も紹介するので、ぜひ参考にしてみて。

自暴自棄になっていませんか?

自暴自棄な人の特徴

仕事も恋愛も何もかもうまくいかない時ってありますよね。不満が溜まると、自暴自棄になっていませんか。

よく聞く自暴自棄とはどういう意味なのか、自暴自棄な人の心理や原因と一緒に解説します。また、自暴自棄になっている時だからこそ心にしみる名言も集めてあります。

もしかしたら、今自暴自棄になっているかもしれない、と気になる人もぜひチェックしてみてくださいね。


自暴自棄な人とは?意味は?類語は?

自暴自棄な人とは?

自暴自棄とは、失敗や失望などが原因で、自分自身がどうでも良くなっている状態を指します。

自暴自棄の「暴」は暴れるという意味の他に、荒らす、という意味もあります。さらに「棄」は捨てる、放り出すという意味があります。

自分を荒らして自分を捨てている状態、つまり自分のことを顧みず、どうでも良くなっている状態です。

自暴自棄の類語には、やけになる、やけを起こす、やけくそになる、捨て鉢になる、などがあります。


自己診断してみましょう!自暴自棄な人の心理や原因を解説。

自暴自棄な人の自己診断

仕事や恋愛で嫌なことがあって、自暴自棄になっていませんか。

次に、自暴自棄な人の心理やなぜ自暴自棄になるかの原因を見てみましょう。

やけくそな状態になっているかもしれない人も、ぜひ自己診断してみてください。


自暴自棄になる原因1. 自分自身の現状に不満を持っていて、受け入れられない

自暴自棄になる人の心理や原因に、自分自身の現状に対して不満を持っていることがあります。

例えば、今まで仕事がうまくいっていたのにライバルが出現してうまくいかなくなった時。長年続いていた彼女とけんかして恋愛がうまくいきそうにない時などですね。

不満を持ってしまいがちな現状が起きても、受け入れることができれば次に進めます。

ところが、現状に不満があり、かつ受け入れられない状態のため、何もかもがどうでも良くなり、自暴自棄になってしまうでしょう。


自暴自棄になる原因2. 極度に疲れていたり、眠かったりして、生理的欲求が満たされていない

人間が必要最低限生きていく中で満たさなければいけない、生理的欲求が満たされていないのも、自暴自棄の原因になります。

疲労が溜まったり、眠かったりすると、判断力もにぶります。

さらに気分も鬱々としネガティブになるため、「もう何をしても意味がない」と感じてしまいます。

ただ普通に眠りたい、疲れを取りたいという欲求を満たせないことも相まって自暴自棄になってしまうでしょう。


自暴自棄になる原因3. 世の中に対して不平不満がある

自暴自棄な人は世の中に不平不満がある

世の中に対して不平不満があるのも、自暴自棄になりやすい人の特徴。

自分が今の現状に不満がある状態だとして、それを社会や世の中のせいにしているため、「自分が何をしても無駄」と思って自暴自棄になってしまうでしょう。

例えば、就職活動が上手くいかない時には「日本が不景気なのが悪い」と思い、仕事の給料が下がってしまった時には「会社のトップが悪い」と思います。

自分が持っている不満の原因が世の中にあると感じて、自暴自棄になってしまうのです。


自分を守るために、言い訳をつけて周りのせいする

世の中に対して不平不満がある人は、自暴自棄になりやすいと分かりました。

けれども、これは本当に世の中や社会に対して恨みがあるというわけではなく、自分を守るために社会や世の中のせいにしているから。

例えば、就職ができないのは世の中が不景気だから、と自暴自棄になったとします。

確かに不景気で求人が少ないなど、就職が上手くいかない原因の一端は世の中のせいかもしれませんが、自分自身の努力不足も原因の一つですよね。

このように、自分を守るために言い訳をつけて周りのせいにしている特徴があります。


自暴自棄になる原因4. 成功体験が少なく、何事もネガティブに考えすぎてしまう

成功体験をすると、経験や知識を得られるだけでなく、自分の自信にもつながります。

ところが、成功体験が少ないと、自分に自信が持てないため、何事もネガティブに考えすぎてしまいます。

成功体験の少なさから、物事にチャレンジする意欲も失せてしまうだけでなく、「どうせ自分なんか、これからも何をやってもだめだから」とネガティブに考えてしまうため、自暴自棄になってしまうのでしょう。


自暴自棄になる原因5. 「仕事が上手く行かない」など将来が見えていなくて、どうでも良くなっている

失敗続きや不満を持っている状態だと、目標や希望を持たなくなるため、未来も将来も悲観するようになるでしょう。

未来や将来が見えないと、希望が持てません。希望が持てないと、仕事や日常生活でも目標や夢を持たなくなります。

現在の仕事がうまくいっていないなどが原因で、将来が見えなくなると、希望も持てなくなります。

失望している状態だからこそ、何もかもどうでも良くなって、自暴自棄になってしまうのです。


自暴自棄になる原因6. 自暴自棄になることで、誰かに構って欲しい。助けて欲しい。

 自暴自棄になることで、誰かに構って欲しい。助けて欲しい。

自暴自棄になっている人は、実は自暴自棄の状態そのものがアピールである可能性も。

例えば、恋愛で失敗してしまい、誰かにかまって欲しい、助けてほしい状態だとしますよね。

それでも、素直に助けを求められないため、自暴自棄という形で周りに助けを求めているアピールをするのです。

これは、自分が構って欲しいからわざと自暴自棄になっている人もいますし、自然と自暴自棄になってしまっている人もいますよ。


自暴自棄になる原因7. 恋愛で大好きだった人に裏切られ、ひどく傷ついている

大きな失望の原因になる可能性が高いのが、恋愛での失敗です。

例えば、長年付き合っていて結婚も考えていた彼氏が、実は既婚者だったとします。大好きだった人に裏切られると、心は傷つき、失望の原因になります。人に裏切られたのと同時に、大切な恋も失います。

大切な人や恋愛は、生きがいである人も多いでしょう。生きがいを失くして自暴自棄になってしまうのです。

【参考記事】はこちら▽


自暴自棄になる原因8. 努力ではどうしようもならない現実を突きつけられた

自分自身に不満があるわけでもなく、将来が見えないわけでも失恋したわけでもないのに、突然自暴自棄になってしまうパターンも。

それは、努力ではどうしようもない現実を突きつけられたときです。

例えば、ずっと頑張ってきた仕事でいきなり新入社員に成果を抜かされた時、学生時代から続けていたスポーツで、始めたての才能ある人の方が上手かった時などです。

自分の今までの頑張りを一瞬で否定されたことになるため、何もかもどうでも良くなり、自暴自棄になってしまうでしょう。


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