"御社"と"貴社"の使い方。メール/電話/面接はどっち?|ビジネス敬語ガイド

長谷川大輔 2018.09.18
相手の会社を敬って表す敬語、御社と貴社。ビジネスシーンでも多く使われる表現ですが、メールや電話、打ち合わせ、面接などどのタイミングでどちらを使えば良いか分からない人も多いはず。今回は、御社と貴社の使い分けを徹底解説。正しい使い方をマスターしましょう。

「御社」と「貴社」の英語表現

ご連絡差し上げるの英語表現
  • you、your company(御社/貴社)
  • I am in charge of your company.(私が御社の担当です)
  • May your company prosper. (御社のご発展をお祈りします)
  • About your catalogue(御社のカタログについて)
  • I will go to your company tomorrow.(明日貴社へお伺いします)
  • We are interested in your service. (貴社のサービスに関心があります)

「御社」「貴社」は、上下関係を大切にする日本文化をベースとした日本語独特の表現です

欧米文化にはこうした上下関係の意識がないため敬意表現もなく、相手の会社を呼ぶ際はシンプルに「you」と表現するのが一般的です。

ただし、大切な取引先などに対して念のため丁寧な表現をしたい場合は「your company」と表現するといいでしょう。


「御社」と「貴社」。使い方には注意しておきましょう。

相手の会社への敬意を表現する「御社」や「貴社」は、ビジネスや就職活動など多くの機会で頻繁に使用する言葉です。

二人称の「御社」と「貴社」のそれぞれの意味や使い分ける方法、さらに自分の会社を表現する「弊社」や「当社」の意味や使い方を知っておくことで、ビジネスマナーがしっかり備わった印象を相手に与えられます。

例文も含めてこの記事で紹介した内容を参考に、正しい活用方法をマスターしましょう。

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